里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

リンドウ(リンドウ科、リンドウ属)

2006年10月19日 | 山野草
先日娘夫婦と私達夫婦で一緒に吾妻山(標高 1240 m)へ行って来た。
薄情にも身重の娘だけ麓に残して3人で登ったが、空は抜けるように青く気持ちの良
い1日を過ごした(娘よゴメン!)。

期待した花達はもう盛りが過ぎているようだったが、未だリンドウが沢山咲いており、
ヤマトリカブト、ビッチュウフウロ、センブリ、マツムシソウ、ウメバチソウも見る事
が出来た。
吾妻山のリンドウ(10/12)(我が家のササリンドウ)

リンドウ(リンドウ科、リンドウ属)
本州以南で日の当たる山道や丘陵などに自生する多年草。
根は、漢名で竜胆(リュウタン)と言い生薬として用いられ、苦味健胃作用があると
言う。
和名の由来は、このリュウタンが訛ったものらしいが、
漢名の由来は、竜の胆の様に苦い草と言う意味で名付けられたと言う説や、
葉が竜葵(イヌホウズキ)に似て、根が胆の様に苦い事から“竜胆”と名付けられた
と言う説もあるらしい。

所で、我が家には園芸店で買ったササリンドウがあるが、調べて見ると
 ・リンドウの葉が笹に似ているので、別名を“ササリンドウ”とも呼ぶ。
 ・葉がやや細いリンドウを“ササリンドウ”と呼ぶ。
 ・リンドウの白花や白に近い青の品種を“ササリンドウ”と呼ぶ。 
と書いてあった。
色々説があって分かり難いが、我が家の“ササリンドウ”は、茎は緑色で葉はやや
細め、花もやや白味がかった青色に見える事から、やはり“ササリンドウ”か…?