一僧侶の日常の思いを語る
沙門の法話
そぎ落とす
今日は仕事を途中であがり、家族で花火を観に行きます。ようやくそんな時間を持てるようになりました。
サクラの葉が落ちてきました。甘ーい香りがするのがわかります。私はお寺でずーと桜の葉を掃除してきたのでこの匂いと秋の高い空がくるとようやく夏が終わったと思うのです。
今回、感じたのやはり人間生きていてこそということです。それはどんな失敗をしようが壁にあたろうが、人に罵られようがお金がなくなろうが会社が倒産しようが生きていればいい、そう思いました。
人の人生は時の経過とともに価値観や環境が変わります。過去に縛られていてももう未来は見えないのです。どんな不格好でもいいから明日を生きなくては。
今回、二歳児を救った凄腕ボランティアの方は貯金がゼロだそうです。そして自分の年金で無償でボランティアを続けています。金品をけっして受け取りません。
考えさせられます。いったい何が必要か。あの方の生き方をみれば余分をそぎ落としてすべきことに徹底している人間力をまざまざと感じるのです。
サクラの葉が落ちてきました。甘ーい香りがするのがわかります。私はお寺でずーと桜の葉を掃除してきたのでこの匂いと秋の高い空がくるとようやく夏が終わったと思うのです。
今回、感じたのやはり人間生きていてこそということです。それはどんな失敗をしようが壁にあたろうが、人に罵られようがお金がなくなろうが会社が倒産しようが生きていればいい、そう思いました。
人の人生は時の経過とともに価値観や環境が変わります。過去に縛られていてももう未来は見えないのです。どんな不格好でもいいから明日を生きなくては。
今回、二歳児を救った凄腕ボランティアの方は貯金がゼロだそうです。そして自分の年金で無償でボランティアを続けています。金品をけっして受け取りません。
考えさせられます。いったい何が必要か。あの方の生き方をみれば余分をそぎ落としてすべきことに徹底している人間力をまざまざと感じるのです。
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