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娘の持論

昨日、娘にしばらく諭されました。

うちの洗濯機の排水、お風呂の排水が詰まり気味になり、妻と少し語気を荒げた会話になりました。
妻:「靴を洗って、細かい砂利がでたからテッシュペーパーで取った方がいいよね」
自分:「洗う前に丁寧にゴミ箱に落としたのだから、そこまで神経質になる必要なんかないよ。とにかく業者に来てもらうしかないだろう」

娘を寝かしつけるためにベットに横になると
「パパ、ママに何か言うときに怒ったような口調になるのはダメだよ。ママが悲しくなってしまうから。パパはお坊さんでしょ。お坊さんはもっと優しい言葉で話すんだよ」

それから、10分以上自分の持論を私に語りだしました。5歳の子のつたない言葉ですが、言いたいことははっきりと伝わってきます。どんな理由があれ誰かに悲しい思いをさせてはダメだということだそうです。大人は言い訳がうまく、物事をうまくベールで隠して自分の非を認めたがらないですが、子供の方が純粋なのでストレートに核心をついてきます。

先日も小学生がシーソーで遊んでいた時のこと。
シーソーを受けるタイヤゴムが移動してしまい、乗っていた子供が思いっきり着地し、お尻をいためました。痛がる少年を周りの子供らが大笑いしている時に娘は小学生に向かって
「そこは笑うところじゃないだろー」

なんだか最近、急に道徳的なことにこだわるようになりました。親からみても相手を気遣いすぎるところがあって、これから成長する過程で挫折しないか心配です。はじめからそこらへんがいい加減の方が、かえって人付き合いもうまくいくものですから。
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