「The Bear Inn」からThe Covered Market Oxford

ルイス警部やエリザベステイラーの映画でも使われていたという「The Bear Inn」

続いて一行はウィーシーフ・ヤードというところを通ってオックスフォードの市場「The Covered Market Oxford」足を踏み入れるとすぐに分かった。ここは、「ルイス警部」の中でHathawayが注射を首に打たれたが、首を負傷していたために首に巻いていたことから命拾いをしたというエピソードが展開されたところだ。後、「エンデバー」で出てきた架空のバス停もここである事がわかった。
　
ツアーは午後1時半から始まり、午後3時半過ぎに終了。モースツアーメインというよりはカレッジなどの歴史説明が多かったよう。ダーが特番のツアーでは行っていた、一番行きたかったパブはちょっと遠いということで説明もなく終わっていたし・・・そして、Tourist Information Centreは日曜日は午後3時半には閉店

その他～University College
ツアー後に訪れたカレッジ。University Collegeはオックスフォード最古のカレッジの一つ。13世紀に創立。かなり著名な人物を輩出しているらしく、ホーキンス博士、Bill Clinton元米大統領、ナルニア国物語を書いたC.S. Lewisなど枚挙にいとまがない。
ここのチャペルが、モース「The Infernal Serpent」の舞台となったところで、夫が少女に性的虐待をしていたことを知った奥さんが、夫を殺害した後、自殺しようとした撮影場所。そう言われてみると、ドラマの中で少女の父親がシャベルで花壇をつぶそうとするときに通ったのがこの辺りだったかもしれない。

ショーウィンドウにぬいぐるみ。受付で買いたいと伝えると、オフィシャルショップでも買うことができるけど、こちらのほうが5ポンドくらい安いという。２つ買うと言ったら喜んでいた。オフィシャルショップにも閉店間際寄ってみたけど、このベアはなかった。モース撮影関連の本があったので、ダーはそれを購入していた。

パブ「Turf Tavern」「Bridge of Sighs」からMerton ,OrielCollege

　
Holywell Street (ホリウェル・ストリート) を歩く、奥に見える壁は昔の城壁。Bath Place Hotelというホテルが見えます。

この隣の小さな通りを入っていく。小さい通りに入ると「Turf Tavern」というモースで登場する有名なパブの一つ。
めちゃめちゃ混んでました。帰りにここでと思ってたんですが、その気なくなりました。

道なりに狭い道を通り、少し大きな通りに出て右を向くと……Hertford Bridge
またの名を「Bridge of Sighs」（ためいき橋）という。モースの中で何度も登場する橋。ツアー前に２人で歩いて探したのはこの橋、そのときには見つからなかった。狭い小路を入らないといけないとは！
　
Catte Streetを歩く
　
Bodleian Library（ボードリアン図書館）
Old Schools Quadrangle

そして探していた「Radcliffe Camera」も。建物は「Radcliffe Camera」といい、この広場は「Radcliffe Square」。ドラマで何度も登場する。1737年から1749年に建設されたらしい。現在は、Bodleian Libraryの読書

Brasenose Lane
この通りを進んで、右側がExeter Collegeで、右側がLincoln College。Exeter Collegeはモースファンにとっては悲しみのカレッジ。モースが発作で倒れる場所。Brasenose Collegeのすぐとなり

Radcliffe Squareを出発して、左にUniversity Church of St Mary the Virginを見ながら進む。途中で大きなHigh Streetを渡り、左に少しずれ（地図では右）Magpie Laneに入る。突き当りがMerton Streetだ。突き当りを右に曲がると
　
Grove Walk
「ルイス警部」のエピソードで、かつて子供を失った女性が、注射器で別の人を攻撃するときに通ったルート。
画面左側はMerton Collegeで、右側はCorpus Christi College。
Merton Collegeは1260年頃創設されたとされている。著名な卒業者はJ.R.R. Tolkienつまり「指輪物語」の作者。他にも、SONYのCEOをつとめたHoward Stringer、さらには日本の皇太子（徳仁親王）も卒業者。
　
その先にOriel College。
このカレッジは、王室とのゆかりが深く、英国国王はofficial Visitorと認識されている。写真右～この入口を通ってエリザベス女王がカレッジを訪れたのだそう。

ベリオール・カレッジ (Balliol College)とトリニティ・カレッジ (Trinity College)

Tourist Information Centreにツアー参加のことを伝えると、ガイドが通りに来るから、このあたりで待てという。お土産を物色しながら待つと、時間ちょうどになっておば様が現れた。10人ほどの参加者、日本人は私達だけ
　
Tourist Informationを出て最初に向かったのは通り（Broad Street）を渡ったベリオール・カレッジ (Balliol College)とトリニティ・カレッジ (Trinity College)。

ビジターを受け入れているカレッジとそうでないカレッジがある。
　
左手に見えるのがBalliol Collegeの建物だ。1263年設立の由緒正しいカレッジだ。卒業者の中でもっとも有名なのは国富論を書いたアダム・スミスらしい。日本からは雅子さまが外務省時代に留学している。

次にTrinity College
芝生の周りを歩く。緑が美しい。Trinity CollegeにはCollege chapelがある。

Dining Hall（Morseの日本人留学生エピソードに登場する）。

Trinity Collegeを出てWeston Libraryに向かう。オックスフォード大学の図書館だが、カフェなんかは一般の人も使えるようだった。新しいなと思ったら、2015年3月にリニューアルオープン。トイレなど散策に困った際はここを利用しよう

Sheldonian Theatre
通りをはさんでWeston Library真向かいにあるのがこの建物。モースやルイスで登場する建物だ。卒業式など式典などを執り行う建物らしい。実はコンサートなども行っている。モースのエピソード（Dead on Time）で、モースがかつての恋人と再会を果すというのがある。病気の夫をなくした彼女をモースはシューベルトの作品のコンサートへと誘うのだが、コンサートはSheldonian Theatreで開催される。

Inspectar Morse主任警部モース ツアー

●「Oxford Visitor Information Centre」15-16 Broad St　Oxford　OX1 3AS
こちらで、予約していたツアーの受付をしました。で、色々ドラマの撮影場所などの本とか興味深い本などあったので、後で購入しようと思ったところ、なんとツアーから帰ってきた１５時には閉店しておりました。大体この辺りの雑貨屋は１６時位には閉まりますので要注意

●「Inspector Morse 主任警部モース」( 1987–2000)TV Series
　CWA（英国推理作家協会）ゴールドダガー賞受賞作家コリン・デクスター原作の本格ミステリー。 CWA会員による投票で“英国で最も好きな探偵”第１位に選ばれたことがあり、モースの人気はホームズやポワロを凌ぐとまで言われている。原作者コリン・デクスターは、著名なクロスワードパズル作家でもあり、ドラマでも複雑なクロスワードのように、“かぎ”がいくつも仕掛けられているのと、作家本人のカメオ出演も見物です。オックスフォード大学を舞台にしているだけあって、カレッジ内などが毎回出てきます
　　　
①主任警部モース（Inspector Morse）
John Thaw ジョン・ソウがモース警部、Kevin Whatelyケビン・ウェイトリーがルイス部長刑事を演じ、1986年から2000年まで全33話完結
②ルイス警部（Lewis）モース亡き後のルイス警部の活躍を描いたスピンオフ。Kevin Whatelyウェイトリーが引き続きルイスを、Laurence Foxローレンス・フォックスが部下のハサウェイ刑事を演じ2006-モースと同じ全33話と聞いておりましたが ・・・
③新米刑事モース～オックスフォード事件簿（Endeavour）
Shaun Evansショーン・エヴァンス演じる、若き日の新米刑事時代のモース
シリーズ4は今年春より撮影、来年放映

ＵＫの古くはＡクリスティーズものだったり、「フロスト」のようなミステリードラマが好きで、この他にも例えば女王も観ていたという「Midsomer　murders 」シリーズ、「ＶＥＲＡ」「シェットランド」｢Inspector George Gently ｣「Foyle's War」も好きです。撮影ツアーで言えば、「ダウントンアビー」（これは人気でダーは殆どメロ系なんで観てないですが一応調べたら満席だったらしい。未だ最終回を観ていないのでみたい）「ミッドサマー・マーダー」のツアーもあるようです

Magdalen College，Sheldonian Theatre，カフェ「The Buttery」

High Streetを歩いてMagdalen Bridgeまで
　
Magdalen chapel
Magdalen College（モードリン・カレッジ）「にあるチャペル。この大学も歴史は古く、かのウルジー卿が勉強をしたことでも有名。

そばにはRiver Chawellが流れている。確か、Magdalen Collegeのそばから大学生によるリバーツアーがある

Sheldonian Theatre　　石の彫像
　
「The Buttery」～Oxford Visitor Information Centre側のカフェ
Tourist Information Centreと目と鼻の先にあるこのカフェ・レストラン。
トイレだけの利用の為に入ったカフェですが、こちらのカフェテラスも「モース」スピンオフの「ルイス警部」にも、出てる場所。ツアーの説明にもあった