疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

超時空二人会

2004年11月08日 00時37分17秒 | 社会
今日NHKで柳屋小さんと、柳屋花緑が行った超時空二人会という面白い番組を見ました。
これはつまり祖父である人間国宝 故小さんの高座のビデオを見ながら花緑が
同じ演目を競演するという不思議な企画でしたが、見ると面白かったですネェ。
もともと花緑のことをあんまり面白い落語家だと思ったことは無かったんですが、
この志自体や、企画力は非常に面白いと思いました。

小さんの「粗忽長屋」は確かに面白かったですね。
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2046

2004年11月08日 00時15分35秒 | 映画・ドラマ
今日ウォン・カーウェイ監督の「2046」を見ました。
内容は、トニーレオン扮する作家が1960年代後半の香港で、
さまざまな女と絡み合った情事の末に、都会で愛情の不在を
確かめるというストーリーで、キムタクはその作家が書く物語の中の
人物を演じています。

まあ、それはともかく今回はウォン・カーウェイの作品としてはちょっと
面白く無かったですね。特に彼の作品を語る上で非常に重要で特徴的な
クリストファー・ドイルのカメラの、くねくねと動くカメラワークが非常に
静かで、フィックスの画が多くて、そこが何だか逆にすわりが悪い気がしました。

中身的にはまあ、トニー・レオン コンリー チャン・ツイイー フェイ・ウォンなどが
出てくるだけでまあスターシステムの映画としてはお腹いっぱいなのですが、
ストーリー的には何だか、昔のアントニオーニの「愛の不在シリーズ」の
マストロヤンニ とモニカ・ヴィッティの映画みたいな、ざらざらとした都会の孤独を
感じました。

悪くは無いですが、やはり「恋する惑星」の方が好きですね。
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