今日、帝劇でエリザベートを見ました。
実は私はこのミュージカルは初めてだったのですが、演出は宝塚歌劇が
誇る実力派 小池修一郎氏だったので、非常に楽しみにしていました。
見てみると、なるほどよく出来ています。
特に照明設計が抜群で、宝塚でもお馴染みの勝芝次郎氏は非常にいい
仕事をしているのが良く分かりました。
黄泉の国の帝王 トートがらみのところは青と紫の光で、そこへ
まばゆいばかりの光をはなつ 王妃エリザベートを真っ白の明かりで表現する
のは、たとえばレ・ミゼで、人が死ぬと真っ白な光があたるのと同じで、
舞台においては非常に大きな効果を発揮しますね。
文学座のエース 内野聖陽氏のバージョンを見たのですが、悪くないですよ。
まあ確かに山口祐一郎と比べるとそりゃ酷と言うもので、普通に歌も上手かったし
いいんじゃないですか?
ただはなしは暗いです。本当に全く何の救いもない話です。
しかしそれでも後味が悪くないのは、ひとえに、一路真樹という、
40代半ばを過ぎても処女のような清楚さをたたえた、この人が男役で
レッド・バトラーだったとは考えられないような、女優の魅力に支えられている
ところが大きいと思います。
小池氏の公演はデビュー作「バレンチノ」と、真夏の世の夢の翻案「PUCK」を
見ていたのですが、本質的にいきなり今の実力で世に出たことが良く分かります。
すでにバウホールで86年に見たときには、今の実力がありましたよ。
実は私はこのミュージカルは初めてだったのですが、演出は宝塚歌劇が
誇る実力派 小池修一郎氏だったので、非常に楽しみにしていました。
見てみると、なるほどよく出来ています。
特に照明設計が抜群で、宝塚でもお馴染みの勝芝次郎氏は非常にいい
仕事をしているのが良く分かりました。
黄泉の国の帝王 トートがらみのところは青と紫の光で、そこへ
まばゆいばかりの光をはなつ 王妃エリザベートを真っ白の明かりで表現する
のは、たとえばレ・ミゼで、人が死ぬと真っ白な光があたるのと同じで、
舞台においては非常に大きな効果を発揮しますね。
文学座のエース 内野聖陽氏のバージョンを見たのですが、悪くないですよ。
まあ確かに山口祐一郎と比べるとそりゃ酷と言うもので、普通に歌も上手かったし
いいんじゃないですか?
ただはなしは暗いです。本当に全く何の救いもない話です。
しかしそれでも後味が悪くないのは、ひとえに、一路真樹という、
40代半ばを過ぎても処女のような清楚さをたたえた、この人が男役で
レッド・バトラーだったとは考えられないような、女優の魅力に支えられている
ところが大きいと思います。
小池氏の公演はデビュー作「バレンチノ」と、真夏の世の夢の翻案「PUCK」を
見ていたのですが、本質的にいきなり今の実力で世に出たことが良く分かります。
すでにバウホールで86年に見たときには、今の実力がありましたよ。