疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

リック・フレアー引退

2008年04月02日 00時03分48秒 | プロレス
3月30日にオーランドのシトラスボウルで行われたWWEの『レッスルマニア24』で、リック・フレアーがHBK・・ショーン・マイケルズに敗れて引退したそうです。

ここ半年「負けたら即引退」と言われながら、勝ちを重ねてきたフレアー。

この、最後のNWA王者に対する最大のリスペクトをWWEは見せました。

レッスルマニアの翌日行われた、RAW3時間特番 これはレッスルマニアのようにPPVではなく、一般放送なので普通に誰でも見られる番組が、この日は
リックフレアー引退スペシャルになりました。

番組の合間に、
「1981年 ハリーレイスから初めてNWA王座を取ったとき」
「NWA スターゲイトでのリッキースティムボードとの抗争」
「WWF転戦後、ホーガンとの奇跡の対戦」

などなどの名場面が流され、番組の最後に フレアーがスーツ姿で
リングに上がりました。
「私は昨日負けたことで、リングを降りるが、なにも後悔はしていない。
最高の男に最高の形で負けたのだ」とスピーチをしていると、
HHHが登場。ひざまずいて最大のリスペクトを捧げます。
さらに、なんとあの4ホースメン(バリーウィンダム・タリープランチャード
アーンアンダーソンなど)がやって来て、さらにリッキースティムボード
ハリーレイス、ダスティンローデスなどのレジェンド、
その後、シナやHBK、バティスタなどのWWEのベビーフェイス勢が
やって来て、「Thank you Ric Woooooo!」と叫びながら、引退式は終わったそうです。

放送はここまでらしいのですが、放送が終わった後、
ゴ~ンと鐘の音がなり、アンダーテイカーが出現!!

なんとひざまずいて握手を求め、最大限の敬意を払います。
さらに、最後にあの、ビンス・マクマホンが満面の笑顔でやって来て、ビッグハグ!
業界でもっとも尊敬された男の引退を祝いました。

ビンスは、オートンやJBLといった、キャラクター的にニコニコできない
ヒール勢も呼び込み、3ブランドのレスラー全員でフレアーに敬意を表し、
彼の引退をお祝いしたそうです。


やっぱり、レジェンドにリスペクトを払うWWEはとっても素晴らしいですね。
日本のプロレス界も是非真似してほしいものです。

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アントニオ猪木最強説

2008年01月30日 16時18分55秒 | プロレス
やはり、80年代に少年時代を迎えた、今の30代男性にとって
アントニオ猪木は、団塊の世代における長嶋茂雄のような、
「嫌いになろうとしても嫌いになれない スーパースター」であるのでしょう。

本当に私は25年前 アントニオ猪木は世界最強だと思っていました。

今、総合格闘技の出現によって、上には上がいることを知らされましたが、
you tube でこんな映像が上がっています。

http://jp.youtube.com/watch?v=gyA69UJt8kE


これは、数年前 新日LA道場で、猪木とイズマイウ・アランゴエスが
取材の一環として、スパーリングをしたときの物です。

イズマイウが上のポジションになりながら、毎回毎回腕やら足関節を決められて、
ヒ~ヒ~言っています。
その様子をみて、自分もやりたくなったのか、アランゴエスも参戦しますが、
今度は新日道場で行われた、新弟子いじめ「ラッパを吹かせる」状態に
させられて、本気でやられてしまうという図です。

もちろん、イズマイウもゴエスも相手が60歳の老人で、しかもレジェンドであり、猪木の取材ということで接待スパーだったのでしょう。
しかし、そうとわかっていながらも、そもそもこの動きだけで、なんだか
少なくとも柴田やら、カシンよりも強そうな感じがしませんか?

大体、少なくともこのビデオの尺 8分半は動き回ってもぜんぜん息が切れない
なんて、化け物みたいなスタミナです。

結論として、私たちはこういってもいいのではないでしょうか?

猪木はやっぱり最強だった!

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大晦日「ハッスル」はなぜつまらなかったのか?

2008年01月03日 16時01分09秒 | プロレス
大晦日の紅白の裏で行われたテレビ東京
「ハッスル」は、どうしてつまらなかったのでしょうか?

それを、演出家として、プロレスファンとして再考してみたいと
思います。

ハッスルは、従来の鍛えに鍛えたプロレスラーがやる
『リングの中の格闘』の副産物として発達してきた
『遺恨』『ストーリーライン』『ブック』などを肥大化させて、
リングを客席が4面ある舞台に見立てた演劇、に昇華しようという
試みです。

もともとは、アメリカのWWEがやっている『バックステージの
人間関係がリング上に色濃く反映したプロレス』だったわけですが、
最近は、光線が飛び交ったり、リングが割れたりと完全に
プロレスの形式だけを借りた演劇として独立しています。

で、彼らは今回構成として

和泉元弥対KENZO
池谷幸雄・ザグレートサスケ対安生・Gバボ
ケロロ軍曹対コブラ男爵
川田対G白田 (プロレス対決)
黒田・金村対 アジャコングたち (ミルコが出てくるサプライズ)
天龍・タジリ・RG対 ボノ・インリン・Gムタ
坂田・HG対ノートン・シルバ

の7試合を持って来ました。
でも見てください。
はじめの2試合では、『旬を過ぎた芸能人が
受身も取れずにのた打ち回る姿』
次の試合は、『出来の悪い、子供だましの着ぐるみショー』
その次は『なぜか一方的に川田が大食いファイターを蹴りまくる』

と、はじめの4試合ですっかりしょっぱい試合ばっかりが並んで
しまっているのです。

これは作戦ミスですよ。まず一応 鍛えたプロレスラー同士に、
RGぐらい受身が取れる芸人を絡ませるぐらいの試合からスタートして
『ハッスルとは何ぞや』と売ってから、
『その中に、池谷が入って大丈夫か・・・?』と思わせるから
意外な感動が出てくるのではないでしょうか?

たとえばですが、池谷が出てくる試合の前に、
土井吉対CIMA・ドラゴンキッドぐらいの、本当にプロレスの
超進化系を見せた上で、おんなじ様なアクロバティックな
動きを池谷が出来ますよ!というほうがどんなに良かったでしょう。

また、リングの中の動きについては『リング内サイコロジー』
というものが存在し、観客の心を動かす演技法については
プロレスラーたちの間でしっかり伝承されているものです。
これは非常に特殊で、『痛み・絶望・怒り・反撃・喜び』を
体と目線で表現するもので、これに長けているか長けていないかでは
ずいぶん違います。

同じアクロバティックな動きでも、私は31日に後楽園ホールで
「プロレスサミット」を見てましたが、あの時ウルティモ・ドラゴンが
リング外へ宙返りして飛んだとき、ホールの2000人を包んだ
高揚感は素晴らしいものがありました。
芸能人もやれば出来るはずですが、リングの中に関してはレスラーのほうが名優が多いのです。彼らにまずは先導させるべきでは
なかったでしょうか?

逆にもうすっかりレギュラーになっているインリンや、高田総統
さらにはプロレス界でも超一流のパフォーマーである
Gムタやタジリは、テレビクオリティにある素晴らしさでした。
ムタのかっこよさと、タジリの負けっぷり(バンプのうまさ)には
まさに敬服しました。

しかし今回の構成だと、もともとハッスルを見たことがある人でないと
この茶番には乗れません。やはり肉体と肉体がバチーンと本当に
ぶつかり合っているところに、芸能人が恐る恐るハイって、ガチンコで
恐怖の表情を浮かべ、死に物狂いで何とかするというところに、
このイベントの真の面白みがあるのです。

その意義を分かっている芸能人が、実はプロレスが好きで好きで
プロレス同好会出身のRGとHG、さらにインリンしかいないところに
ハッスルの先行きの不安さが残ります。

私は今日は、もうひとつの『プロレスの演劇化』の試み
マッスル・ハウスに行って来ます。こちらは双数姉妹の今林氏と、
早大シネ研出身レスラー マッスル坂井が、毎回、ハプニング演劇のようなワクワクしたものを見せてくれるので、かなりマイナーではありますが、楽しみです。

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WWEにおける ベビーフェイス考

2007年12月17日 01時47分39秒 | プロレス
よく、アメリカは実力社会で、「自分の力を誇示したり、きちんと自己主張
出来る人がいい」といいますが、プロレスのWWEを見ていると、気がついたことが
あります。

悪役ヒールは、必ず自分の力を誇示、吹聴する尊大な男
善玉ベビーフェイスは 必ず謙虚で友情を守り、先輩に敬意を表する男
として登場するのです。

アメリカにおいてプロレスの位置は、あきらかに下級社会の娯楽です。
そこでそういう流れになるということは、意外とアメリカという国が
保守的で、人間の上下関係を重んじる、日本と変わらない国だという
ことが良く分かりますね。 
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プロレス文化遺産

2007年11月06日 02時51分43秒 | プロレス
先ほど仕事で番組の構成案を書きながら、ちょっとテレビをつけました。
すると、なんとG+で「プロレスクラシック」という
昔の全日本プロレス中継がやっていて、そのなかですごい試合を
やっていました。

ここから先は分かる人だけ感動してください。

1983年の最強タッグリーグ戦 公式試合
G馬場・ドリーファンクjr 対 ジャンボ鶴田・天龍 戦でした。

この1983年と言う年は、前年にテリーファンクが涙の引退をした
年で、さらにタイガージェットシンが新日から全日に引き抜かれた
年でもありました。
そこで ファンクスが解体して馬場・ドリー組になったわけです。
馬場は47~8歳・ドリーは44歳ぐらい、鶴田・天龍は多分 30代前半
だったと思います。

そして、なんとこの試合 45分フルタイムドローになったのです。
しかもだらだらやっていたわけでなく、ドリーはスピニングトーホールド、鶴田はフロントスープレックスや人間風車といった大技を出し、
天龍はなんとドリーに卍固めを敢行。
馬場にも一回試みるという掟破りと言うか、
猪木の代名詞ともいえる技を馬場に仕掛けようとする破天荒ぶり!
思わず実況の倉持さんと、解説の山田さんが
「馬場選手には絶対卍固めなどかかりません!」とエキサイト!

さらに、鶴田と天龍が、同じく猪木の代名詞とも言える延髄切りを
ツープラトンで馬場に仕掛けるという、ま~盛りだくさんの内容!
だって、当時猪木の2大必殺技と言えば卍と延髄切りで、そんなこと
見ている誰もが知っているわけですから。

ついでにドリーがコブラツイストを天龍にかけて 1971年の
伝説の猪木対ドリー 60分フルタイムドロー戦をセルフカバー!

さらに終盤 馬場は生涯 ラストから2回目と言われる 32文ロケット砲を天龍にぶっ放しました!

すげぇ!凄すぎる!
まさにプロレスの教科書・・いや文化遺産のような試合で、
仕事なんかしている場合じゃないっす!

ついでになんとその前の試合では
ハンセン・ブロディ組 対 鶴見五郎・ザモンゴリアン組という
最高にわけのわからない試合も放送されていて、
今は無き北の聖地 札幌中島体育館はヒートアップ!

日テレはこういう試合をDVD化するべきです!!


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100時間 新日本プロレスざんまい

2007年10月19日 16時21分45秒 | プロレス
今週いっぱい、J-Sports で「100時間新日本プロレスざんまい」と
称して、ESPNの持つ 2001年から2004年の新日の試合をいろいろと
やっています。

この2001年から2004年は、永田がミルコに負けたり橋本・武藤が脱退して、「新日 冬の時代」とされています。

しかし後から見るとかなり面白いです。
さすが新日。

2002年のトップオブザスーパージュニアの中の藤沢大会では
●ノアの杉浦貴vs金本
●ヒートvs鈴木みのる
●健介vs真壁
●永田vs村上 

なんかが普通に行なわれていました。

今やってるのは 2004年のG1ですが、
●永田vs中邑
●中西vs健介

などメチャクチャ面白い試合してます。

冬の時代といわれながら、さすが新日。少し見直しました。
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10月8日 新日本プロレス 両国大会

2007年10月08日 23時10分30秒 | プロレス
今日両国国技館で行なわれた 新日の試合結果です

■ 第1試合 時間無制限 ■
IWGP Jr.ヘビー級王座・次期挑戦者決定戦(1分時間差バトルロイヤル)
ジュニア・ニュージャパンランボー

内藤哲也、金本浩二、邪道、石狩太一、外道、裕次郎、タイガーマスク、

○金本浩二 12分28秒アンクルホールド 内藤哲也×

■ 第2試合 30分1本勝負 ■ レジェンドvs新日正規軍
○蝶野正洋&AKIRA&獣神サンダー・ライガー&S・S・マシン&長州力
VS ×飯塚高史&平澤光秀&宇和野貴史&山本尚史&中西学
7分56秒 シャイニングケンカキック→体固め

■ 第3試合 30分1本勝負 ■ ブラックvsG・B・H
○ジャイアント・バーナード&プリンス・デヴィット&トラヴィス・トムコ
VS ×本間朋晃&石井智宏&矢野通 11分02秒 マジックキラー→片エビ固め

■ 第4試合 30分1本勝負 ■ G1ドリーム・イリュージョン
○曙 VS ミラノコレクションA.T.× 6分16秒 ボノロック

■ 第5試合 30分1本勝負 ■ G・B・H遺恨凄惨マッチ
○真壁刀義 VS 越中詩郎× 10分22秒 トップロープからのキングコングニードロップ→片エビ固め

■ 第6試合 30分1本勝負 ■ スペシャル・シングルマッチ
○後藤洋央紀 VS 天山広吉× 18分05秒 昇天→片エビ固め

■ 第7試合 60分1本勝負 ■ IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
(王者)○田口隆祐 VS (挑戦者)稔× 17分37秒 どどん→エビ固め

■ 第8試合 60分1本勝負 ■ IWGPヘビー級選手権試合
(G1 CLIMAX 2007 優勝者)○棚橋弘至 VS (第46代IWGPヘビー級王者)永田裕志×
31分05秒 ハイフライフロー→片エビ固め



感想を2つ言います

1)後藤が天山を倒すのは早すぎる!!
  後藤がいい選手になって帰ってきたのは認めますが、しかし、天山は
  いくらなんでもジョバーに徹しすぎでしょう?
  後藤はもう少し高い壁があって、それでぶち破るみたいなストーリーがないと
  昔の馳みたいに、いまいち人気の無いエリートレスラーになってしまいます。

  馳もその後、いろいろと苦労したり高田にけられ倒したりしたから、人気が
  出たわけで、会社のプッシュが露骨に見えるような結果は良くないです。

2)棚橋をあくまで押すなら、今こそ棚橋を大ヒールに!

  棚橋を押す気持ちがそもそも分かりません。
  しかしまあWWEでもジョン=シナがプッシュされていたように、
  こういうハンサムマッチョを押したい人もいるんでしょう。

  だったら、超女たらしヒールにしてしまいましょう!
  まずマッチョボディをテッカテカにオイルで光らせて、白いフェイクファー
  のコートをかけたネイチャーボーイスタイルで入場。
  傍らには3人の白ビキニの巨乳金髪美女!
  リングインと同時にディープキス!

  リングの上で腰クネダンスを披露。
  
  試合はとにかく丸め込みばっかり。
  相手が攻勢になったら、白ビキニ美女が試合に乱入。
  その隙に、伝家の宝刀スモールパッケージホールド!!

  さらに投げ技を喰らいそうになったら、コスチュームが脱げて半ケツ!
  女性客の目を釘付けです!!

  決め言葉は「あいしてま~す、ベイベー!」

  どう?こういうキャラはアメリカでもメキシコでも人気のキャラです。
  棚橋はこの路線で、ダーティーチャンプ路線で行きましょう!

  
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ブラボー!アメトーク「昭和プロレス芸人」

2007年10月05日 00時10分49秒 | プロレス
いやぁ、面白かった。

何がって?そりゃぁ、アメトークの「昭和プロレス芸人」ですよ。

やっぱり昭和の新日本プロレス最高!

有田・ケンコバ・ますだおかだ・ハチミツ次郎といった、名うての
プロレス好きたちが、プロレスを語りつくす。

本当面白かった!

グッドジョブ!



初代タイガーマスク ~猛虎伝説~ Vol.1

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テリーファンクについて

2007年09月11日 20時13分26秒 | プロレス
涙が止まりません。

何がって?そりゃぁ、テリーファンクの引退試合を25年ぶりに
見たからですよ!

先ほどCSのG+で「プロレスクラシック」と題して
昭和51年から58年ごろまでの全日本プロレス特集をしていました。
そしてその集大成が、昭和58年8月31日に蔵前国技館で行なわれたテリーファンク引退試合だったのです

テリーファンクは、当時世界最高峰だったNWAの世界タイトルを取った兄弟 ザ・ファンクスの弟でアメリカ人ながら正統派、馬場の盟友として日本でも絶大な人気がありました。
とにかく、ブッチャーやらシークに、フォークで右腕をめったざしにされながら、パンチを繰り出していった昭和51年の
世界最強タッグリーグ戦決勝は、非常に有名です。

で、とにかく彼の魅力は、そのやられっぷりと、ボロボロになった後の暴れっぷりが最高だったのです。確実に一番日本人に愛された外国人レスラーと言ってもいいでしょう。

で、その放送を見るとなんと12000人入る蔵前国技館がまさに札止めの超満員で、しかもテリーのファンの女の子がチアガールの格好でポンポンを振って応援しているという、とんでもない雰囲気でした。

試合はその、1970年代初頭に世界最高タッグと言われたザ・ファンクスに対し、当時 世界最強とも言われた御存知 不沈艦スタン・ハンセンと、のちに「パワーボム」の開祖として知られるテリー・ゴディーの超豪華コンビが激突しました。

もう、試合前からテリーのご家族は紹介されて、既に号泣しているわ、耳を劈くような「テリー」コールが鳴り響くわ、もう
大変!
日本テレビの倉持アナも「テリーが今日で引退してしまいます!彼のひざは既に4度の手術でボロボロです。テリーは大好きな日本であえて引退をするのです。」とあおるあおる!そこへ、ハンセンがブルロープを振り回して、登場!
七色の紙テープで下が見えないぐらいになっているリングで、
いきなりテリーに襲い掛かります。

試合はハンセンが、実力通り、テリーのひざを破壊して滅多打ちにし、額から大流血させます。ふらふらになったテリー
しかしそこで、彼は最後の力を振り絞ってパンチを繰り出し、
逆転!最後はふらふらの足取りでトップロープへ上り、テリーゴディーに回転エビ固め!劇的な勝利を挙げます。

その後、テリーは泣きながら、マイクを握りスポットライトの中で「I love you! Japan No1. Japan No1. Forever! Forever! Forever! アリガトウ!」と誰の耳にも分かる簡単な英語で叫ぶのです。

そりゃ泣くって!
当時12歳だった私は、リアルタイムで見て号泣でしたよ。
蔵前国技館も異常な熱気。泣き叫ぶ女の子ファンと、「やめないで!」と叫ぶ不良少年たち。凄い熱気でした。


・・・・・しかし今となっては、このことも書かなくてはいけません。

そんな超感動的な引退セレモニーをした、そのわずか2年後に何食わぬ顔で引退を撤回したテリーは、その後日本であのような熱狂的な人気を得ることはありませんでした。
というか、アメリカでは引退したことになっておらず、なんと
あの試合に出ていたハンセンも、ゴディーも引退してしまったいまでも60を過ぎていまだ現役なんです・・・。

でもエンターテイメントとして、確実にこの蔵前国技館への
話の流れは、本当に我々を楽しませてくれました。
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プロレスの神様 カール・ゴッチ死去

2007年07月30日 10時58分40秒 | プロレス
今日、プロレスの神様 カール・ゴッチが亡くなったそうです。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20070729-00000039-spnavi-fight.html

カール・ゴッチは1950年代 力道山やルー・テーズらと同時期に現役時代
をむかえていましたが、ショーマンシッププロレスではなく、あまりに
シュートスタイル(ガチンコ勝負)が強くて、時のチャンピオン バディ・ロジャースに避けられ続けたと言う伝説から「無冠の帝王」と呼ばれました。

その後、日本プロレスにコーチとして来日したときに、若きアントニオ猪木と出会い、彼や彼の後輩たちを必死に育てました。
その後、その一派がめきめきとガチンコが強くなり、やがて独立したのが
新日本プロレスだったのです。

しかし1972年に猪木が新日本プロレスを立ち上げたとき、外国人のブッキングルートがなく、無名のレスラーしか集まらず、
旗揚げシリーズの集客に苦労していたときに
当時49歳のカールが「猪木よ。カール・ゴッチがメインイベントの相手では不満かな?」と自ら提案したエピソードは有名です。
さらに29歳の猪木と49歳のカールの試合は、カールが伝説的なジャーマン・スープレックスホールドで勝利したのです。

カールゴッチが世に広めた技は「ジャーマン・スープレックス・ホールド」「ジャパニーズ・レッグ・ロール・クラッチ」「ドラゴン・スクリュー」など多数で
まさにジャパニーズスタイルプロレスの創始者と言えます。

彼の冥福をお祈りします

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週刊ゴングの終焉

2007年03月14日 11時23分00秒 | プロレス
ついに・・、
今週号で週刊ゴングは 39年の歴史に幕を閉じてしまいました。
竹内宏介氏ほか、「プロレス界の良心」として冷静な目で
プロレスを捉えてきた ゴング誌は、これで読めなくなってしまいます。

テレビ中継もないマイナースポーツであるプロレスは、1990年代に
「週刊プロレス」ターザン山本編集長が提案した、
「雑誌で想像力を高めるプロレス=雑誌プロレス」の概念を受け、
ニーズによって細分化して、よりマニア向けになりました。

しかしこのプロレス雑誌の終焉によって、今後インディーはたいへんなことになるでしょうね・・。
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ついに、週刊ゴングが・・

2007年03月01日 22時10分05秒 | プロレス
ついに、40年の歴史を誇るプロレス雑誌 「週刊ゴング」が休刊の危機に
瀕しているとの報道が出てしまいました。

ついに来る日が来たのです・・。
思えば15年前、「週刊プロレス」はターザン山本編集長の下、40万部を売り上げた
事もあった、プロレス雑誌という媒体は、今消えつつあります。

「週刊ゴング」は、その昔月刊誌「ゴング」として昭和40年代初頭に創刊されました。当時はボクシング・キックボクシングとプロレスを扱う総合雑誌で、
そのころのバックナンバーを読むと、「セントルイス ジン・キニスキーを追う」
「ロス フレッド・ブラッシーの陰謀」「ダラス ファンクス絶好調」など
まだ、アメリカが今よりも遠かった時代に、アメリカに思いをはせることが
出来る素敵な雑誌でした。

その後、竹内宏介編集長のもと、ファンクス・ミルマスカラスブームを演出、
「良心派のプロレス雑誌」を貫いてきました。

それだけに、プロレス人気の低下があったにせよ、直接的には乗っ取り屋の
社長に資金を使われて、巨額の負債を出したという終焉が悔やまれます。
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夢の2ショット

2006年11月30日 03時02分05秒 | プロレス
俺的 夢の2ショット

DDT高木三四郎と掟ポルシェです。

この二人のトークショー聞きたいですネェ。って言うか、なんか企画しようかな?
プロレスとサブカル 夢のボンクラナイトって感じですね。
「夢のBon! clap! night!」いいじゃないですか・・。それっぽい。

出典
掟ポルシェの 赤黒い日記帳
http://porsche.exblog.jp/
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プロレス団体のお金の流れとは?

2006年11月23日 23時21分51秒 | プロレス
今、日本には30を超えるプロレス団体がありますが、ぶっちゃけ今のインディーのプロレスラーは食えているんでしょうか?

そこでちょっと考えてみることにします。

中堅団体 DDTが先日 興業買取価格を公表しました。
それによると 16名出場 4~5試合 のいわゆる普通の興業で
交通費などべつで、90万円だそうです。

それをベースに考えると、団体の利益として2割 18万円
会場使用料が10万円  リングをリング屋さんに頼むと15万円
諸経費 10万円と計算すると 支出が53万円

残りの37万を16人で分けるとすると・・・一人2万円強ですね。
この37万円という値段は 総収入の約40%ですから、かなりリアリティーが
ある数字だと思いますよ。

ウ~ン厳しいですね。

さらに準メジャー団体 zero-one maxの中村代表が「カーと・アングルにこちらとしては破格の値段をオファーしたら、その100倍だった・・3000万円」というコメントを残してますので、1試合30万というのが超最高ランクなんでしょう。
つまり高山・健介・みのるといった、フリーの大物が多分1試合20万~25万ぐらいと考えられます。

すると 例えばDDTの男色ディーノは 一試合2万で年間100試合として200万。高山は 一試合20万として、年間50試合で1000万というのが試合での純利益ですね。

そのほか、例えばTシャツを1枚売ると多分800円ぐらいが本人に入るとして、
100枚売れると8万円・・う~ん。つらい。

新日本プロレスのエース格 天山の年収が800万前後と聞いたことがあります。

1マッチ1000万のミルコ・クロコップとはずいぶん違いますね・・。 

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8月20日 亀田大毅の試合はすでに八百長アングルが仕掛けられている。

2006年08月13日 21時08分54秒 | プロレス
すでにきっこのぶろぐなどで話題になっているブログがあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/maou2006/009000

このブログによると、次に亀田大毅が戦う予定の「インドネシアチャンピオン」は
実は正式にはセミリタイア状態で、しかも今まで3回しか試合で戦ったことがなく、うち2回は、先日亀田大毅が倒した、これまたかませ犬系の人物だったという
ことだそうです。

なんだろう?普通に日本人とやれば?亀田君。もしくは外国人がそんなにいいなら
ボクシング人気が高くて、ランキングとかもしっかりしている韓国人とやれよね。



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