りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

1.5km。

2016-03-07 | Weblog
先日、息子の自転車を買った。

ここ数年、息子は自転車を持っていなかった。
いや、正確には持ってはいたのだが、ここ1~2年ほどあまりにも成長が著しくて、小学3~4年生の頃に乗っていた自転車はとっくに小さくなってしまい、最近は専ら妻の自転車に乗っていた。
(おそらく、今年中にはワタシの身長を抜くと思う

すぐに買ってやってもよかったのだけど、理由があって今日まで買わなかった。

理由・・・それは、中学入学。

この4月から息子は、中学生になる。
しかも、自転車通学の予定なのだ。

ワタシたちが暮らす地区は、数年前まで自転車通学は認められていなかった。
それがどういう理由と経緯かは知らないが、娘が中2の時に、自宅が学校から1.5km以上離れている生徒は、一律で自転車通学がOKになった。
該当する家庭は、学校に申請書を提出すれば許可が出るという事だったので、試しにクルマで学校から自宅までの距離を測ってみた。

そしたら、ジャスト1.5kmだった(笑)

というわけで、娘は中学の途中から自転車通学になり、息子に至ってはお姉ちゃんの前例があるので、入学時から堂々と自転車での通学ということになった。

息子は遊び盛りの12歳。
しょっちゅう自転車で遊びに出掛けている。
どこでどう乗って走っているのか、以前に乗っていた小さな自転車も、身体がデカくなってから借りている妻の自転車も、息子が乗って帰ってくると必ず車体に傷が増えている。
こんな乗り方をしていたら、仮に早めに新しい自転車を買ってやっても、中学の入学式の頃には、もうボロボロになってしまっている可能性が高い。
新しい学生服、新しい鞄、新しい靴で迎える新生活なのだから、自転車も新しい方がいいだろう・・・という優しい優しい親心から、ギリギリまで息子に我慢させたのだった(笑)

しかし、新しい自転車を購入したというのに、息子は特に喜ぶ様子はなかった。

当初は、親のそんな気持ちが伝わったからかと思ってたが、どうやらそうではなく。
おそらく、息子の意識の中で、自転車というモノが、それまでの実用的な「おもちゃ」から、単に日常の「道具」に変わってしまっただけなのかも。

絶対にぶつけたり傷つけたりするなとは言わないが、まぁ、とりあえず気をつけて乗るように。

話は変わるけど、ワタシたちが中学時代に乗っていた自転車といえば、こんな自転車だった↓



今思えば、“贅沢”という価値観のベクトルが、今とはちょっと違う時代だったのかも(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする