りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

絵に描いたような人生。

2013-07-11 | Weblog
島耕作が社長を退任するらしい。
・・・という以前に、島耕作が社長になっていたことすら知らなかった。

ワタシが島耕作を愛読していたのは、今から20年以上前。
「課長・島耕作」時代だ。

大学生という立場にあぐらをかいて、完全に社会をナメきっていた当時のワタシは、
喫茶店やコンビニや友達の家に置いてあった「課長・島耕作」の単行本を読みながら、
“いやぁ~、サラリーマンは大変だねぇ”と軽口を叩く大バカモノだった。

それから間もなく「課長・島耕作」の連載は終了し、そしてそれを合図にしたかの
ように、ちょうど同じ頃、ワタシも大学を卒業して就職した。

それ以降も、島耕作は断続的に連載をしていたようで、マンガの冠も課長から
部長→取締役→常務→専務と変わっていったことは、おぼろげに知ってはいたが、
大学生の頃ように夢中になって読むことはなくなっていた。

マンガ自体に接することが激減してしまったこともあるが、それよりも、社会に出て以降、
自身の経験を通してその実体が徐々に分かってゆくに連れて、この手の・・・いわゆる
サラリーマンを主人公にしたマンガを読むと、業種や立場は違えど、まるで自分の事の
ように身に詰まされてしまうことがイヤだったのかもしれない。

でも、40代になった今なら、20代の時とはまた違った視点で読めるかもしれない。
マンガにしろ、小説にしろ、映画にしろ、それなりに時間を経てから再会すると、
初めて触れた時とはまた違った表情を見せてくれる。
それが面白く奥深いところなのだと思う。

それにしても、島耕作は順調に出世していったんだなぁ。
まるで絵に描いたような人生じゃないか。
・・・あ、そうか。これはマンガか(笑)

<島耕作>社長退任で「会長編」へ 連載30年節目に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130710-00000021-mantan-ent
コメント (2)
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