昨日、東日本大震災から1ヶ月が経った。
昨夜のテレビ番組でも、ニュースを中心に
長い時間を割いて特集が組まれていた。
被災地から遠く離れた場所で暮らす僕にとっては
“もう1ヶ月か”という思いが強いが、
被災地の方々にとっては、途方もなく長く辛い
1ヶ月だったことだろうと思う。
数週間前、僕のイラストを委託販売してくださっている
仙台のクリエーター・awesome!の庄司さんとメールで
やりとりしたのだが、その中で、「きっと2011年3月11日を
境に、日本は大きく変わるだろう」という認識をお互いに
持っていることが分かった。
メールにはそれ以上詳しく書かなかったが、
もっと突き詰めると、おそらく2011年3月11日をもって、
日本の歴史や時間軸の基準であった「戦後」という概念は
終わったのではないか?とまで、僕は思っている。
明治維新から日露戦争まで38年。
近代日本は、上述の戦争を契機に世界の強国の仲間入りをした。
しかしそれ以降、皮肉にも下り坂を転がり落ちるように流転と激動の
時代を経て、そして明治維新から77年後、敗戦を迎えた。
昭和20年からはじまった、新たな日本。
復興の名のもとに豊かさだけを追い求め、一直線に邁進し続けた結果、
40年後、あのバブル景気が到来した。
そして熱病のように踊りに踊らされ、その祭りの後は、まるで指標と
拠り所を無くした迷子のように漂流し続け、そして敗戦から66年を経た
2011年3月11日、東日本大震災に襲われた。
もう一度、書く。
2011年3月11日をもって、「戦後」の日本は終わったのだ。
今から66年前、明治維新以降、築きあげてきたすべてが灰燼となり、
日本は何もかもを失った。
しかしそこからもう一度立ち上がり、今日の世界の中心たる
経済大国にまでのし上がった。
そしてその頂点が、80年代後半のバブル景気だった。
そのバブルが弾けて、20年。
自信と拠り所を見失って漂流し続けたこの国にトドメを刺したのが、
今回の大震災のような気がしている。
しかし、日本はもう一度立ち上がらなければいけない。
そして、きっと、立ち上げれるはずだと信じている。
時間軸だけで見れば、この国は、何度も同じような周期で、
同じような国難に遭遇し、そしてその度に立ちあがってきたのだ。
同胞の先達にできたことが我々にできないはずがない。
きっと、できる。
このブログをお読みの方々に、僕は伝えたい。
新しいこの国を、美しいこの国を、もう一度、私たちの手で
創りあげようではないか。
昨夜のテレビ番組でも、ニュースを中心に
長い時間を割いて特集が組まれていた。
被災地から遠く離れた場所で暮らす僕にとっては
“もう1ヶ月か”という思いが強いが、
被災地の方々にとっては、途方もなく長く辛い
1ヶ月だったことだろうと思う。
数週間前、僕のイラストを委託販売してくださっている
仙台のクリエーター・awesome!の庄司さんとメールで
やりとりしたのだが、その中で、「きっと2011年3月11日を
境に、日本は大きく変わるだろう」という認識をお互いに
持っていることが分かった。
メールにはそれ以上詳しく書かなかったが、
もっと突き詰めると、おそらく2011年3月11日をもって、
日本の歴史や時間軸の基準であった「戦後」という概念は
終わったのではないか?とまで、僕は思っている。
明治維新から日露戦争まで38年。
近代日本は、上述の戦争を契機に世界の強国の仲間入りをした。
しかしそれ以降、皮肉にも下り坂を転がり落ちるように流転と激動の
時代を経て、そして明治維新から77年後、敗戦を迎えた。
昭和20年からはじまった、新たな日本。
復興の名のもとに豊かさだけを追い求め、一直線に邁進し続けた結果、
40年後、あのバブル景気が到来した。
そして熱病のように踊りに踊らされ、その祭りの後は、まるで指標と
拠り所を無くした迷子のように漂流し続け、そして敗戦から66年を経た
2011年3月11日、東日本大震災に襲われた。
もう一度、書く。
2011年3月11日をもって、「戦後」の日本は終わったのだ。
今から66年前、明治維新以降、築きあげてきたすべてが灰燼となり、
日本は何もかもを失った。
しかしそこからもう一度立ち上がり、今日の世界の中心たる
経済大国にまでのし上がった。
そしてその頂点が、80年代後半のバブル景気だった。
そのバブルが弾けて、20年。
自信と拠り所を見失って漂流し続けたこの国にトドメを刺したのが、
今回の大震災のような気がしている。
しかし、日本はもう一度立ち上がらなければいけない。
そして、きっと、立ち上げれるはずだと信じている。
時間軸だけで見れば、この国は、何度も同じような周期で、
同じような国難に遭遇し、そしてその度に立ちあがってきたのだ。
同胞の先達にできたことが我々にできないはずがない。
きっと、できる。
このブログをお読みの方々に、僕は伝えたい。
新しいこの国を、美しいこの国を、もう一度、私たちの手で
創りあげようではないか。