今、地元の新聞の文化面で、“村上春樹の物語世界・風の歌”と
いう記事が毎週木曜日に連載されている。
タイトルの“風の歌”は、もちろんデビュー作の“風の歌を聴け”にちなんだモノだ。
今朝も連載されていた。もう26回になる。毎週、読んでいる。
ここ数週間は、初期3部作についての論評で、
今日は、3部作目の「羊をめぐる冒険」に登場する“羊”についての考察だった。
要するに“羊”とは、この国の近代の歴史を動かして来た精神の象徴である、
ということが結論として書いてあった。
へぇ~~。
僕にとって、村上春樹とは、突き詰めれば、初期の3部作と
その続編の「ダンスダンスダンス」だけだ。
特に、芥川賞候補になったけど、選考の場で選考者たちから
ケチョンケチョンにけなされた(この時の選考者はバカばっかりだ)
デビュー作と、なぜいまだに映画化されないのか不思議でならない、
この「羊をめぐる冒険」だけ読めば十分だと思う。
90年代に入ってからの村上春樹は読んでいない。
「ノルウェイの森」なんて、ハナから絶対に読みたくなかったし、
特に「アンダーグラウンド」を発表して以降は、村上春樹の創る作品への
興味は、ほぼ完全に失せてしまった。
村上春樹が変わったのか。僕が変わったのか。。。
先日の日記にも書いたが、村上春樹がエルサレム賞を受賞した。
芥川賞も直木賞も獲っていないが、世界的に最も著名で人気があって
影響力がある日本人作家であることは間違いない。
おそらく、近いうちにノーベル文学賞も獲るだろう。
そうしたら、きっと書店という書店の店頭には、取って付けたように
“村上春樹コーナー”が出来上がるはずだ。
でも、僕はきっと読まない。
上手く説明できないが、おそらく、もう僕の人生が村上春樹を
希求していないんだと思う。
もしどうしても読むんだったら、本棚の奥から初期の3部作を
引っ張り出して、夜、寝る間際にゆっくりと読みふけるだろう。
それだけで十分だ。
いう記事が毎週木曜日に連載されている。
タイトルの“風の歌”は、もちろんデビュー作の“風の歌を聴け”にちなんだモノだ。
今朝も連載されていた。もう26回になる。毎週、読んでいる。
ここ数週間は、初期3部作についての論評で、
今日は、3部作目の「羊をめぐる冒険」に登場する“羊”についての考察だった。
要するに“羊”とは、この国の近代の歴史を動かして来た精神の象徴である、
ということが結論として書いてあった。
へぇ~~。
僕にとって、村上春樹とは、突き詰めれば、初期の3部作と
その続編の「ダンスダンスダンス」だけだ。
特に、芥川賞候補になったけど、選考の場で選考者たちから
ケチョンケチョンにけなされた(この時の選考者はバカばっかりだ)
デビュー作と、なぜいまだに映画化されないのか不思議でならない、
この「羊をめぐる冒険」だけ読めば十分だと思う。
90年代に入ってからの村上春樹は読んでいない。
「ノルウェイの森」なんて、ハナから絶対に読みたくなかったし、
特に「アンダーグラウンド」を発表して以降は、村上春樹の創る作品への
興味は、ほぼ完全に失せてしまった。
村上春樹が変わったのか。僕が変わったのか。。。
先日の日記にも書いたが、村上春樹がエルサレム賞を受賞した。
芥川賞も直木賞も獲っていないが、世界的に最も著名で人気があって
影響力がある日本人作家であることは間違いない。
おそらく、近いうちにノーベル文学賞も獲るだろう。
そうしたら、きっと書店という書店の店頭には、取って付けたように
“村上春樹コーナー”が出来上がるはずだ。
でも、僕はきっと読まない。
上手く説明できないが、おそらく、もう僕の人生が村上春樹を
希求していないんだと思う。
もしどうしても読むんだったら、本棚の奥から初期の3部作を
引っ張り出して、夜、寝る間際にゆっくりと読みふけるだろう。
それだけで十分だ。