アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

やさしくなってる?

2009-03-21 19:03:21 | アスペルガー
今日も、ぽっかぽか
ニュースでは東京で桜の開花宣言もしていました

昨日ブログに綴ったように、同級生君が遊びにきました
「電話、かかってくるかな~。」と気にしている息子。
(自分から電話はする気がなかったようです)

無事に電話が来て

本日はふたりで遊んでいました。
作ったカードで遊んだり。DSをしたり。Wiiをしたり。カードバトルしたり。

ふたりのことをそっと見ていたら・・・。
息子がやさしい
言葉も優しい感じでしゃべっていました。

母はこの息子の話方を聞いていて、これが普段の息子の話方なんだと思いました。
こういう話方だと、同級生君の方が大きい声だし元気な感じでいることができます。
息子が冷たいきつい話方だと、同級生君は委縮してしまって声も小さくなってオドオドしてしまう話方になってしまう状態です。

母も途中でWiiの仲間に入ってと言われて入って
母がいると、母が負けるので安心して遊べるようです。(母だけ敵チームにされて

1日楽しく穏やかに遊んでいました。

息子がこのごろ自分の気持ちを母に教えてくれます。
友達に対しての気持ちや、こういうことがあってイライラしたんだとか、本当はこうしたかったという気持ちを。

母は「やはり、言葉で思ったことをその場で伝えないとみんなはひろの気持ちを理解できないよ。こんど、伝えてごらん。」と伝えました。
「その時話すのって緊張する。うまく話すことが出来ない。」と言っています。
「うまく話せなくても、伝わるように話すといいんだよ。何でイライラしているかを話すとか。」と。

「母さんには、こうやって話してくれるでしょ。ひろの話は理解できるよ。同じように話してくると相手に伝わるよ。」とも付け足して話ました。

こうやって母に教えてくれて、間接的に母も息子に「こうしたらよいかも。」と話すことが出来て、少しずつですが息子も周りの子たちとトラブルなくなってきたかな~と感じています。

親子で、話が出来ることがとっても良いことだと思います。
普段、息子が話しかけてくるときに母はとりあえずあいづちだけはします。「ふ~ん。」「そうなんだ。」「すごいね。」・・・etc。
話の内容が???で、母が忙しく家事をしている時でもあいづち。

息子は母は僕の話を聞いてくれてると思っています。
適当な感じですが、こんな感じで付き合っていないと母、ひとりでは対応できません

息子からは高印象な母(話をよく聞いてくれると)。

こういう風に、ずっと過ごしてきたので現在も学校のことや、友達のことを母に話が出来るのだと思います。

ゲームの話やこだわっている話は「聞き流し」、聞いておくことは聞いておいてという感じで良いと思っています。

とにかく「話を聞いてくれる親」という印象を植え付けると良いと思います。
時間はかかるかもですが、ちょっと試してみてくださいね~

息子・・・やさしくなってるようです