アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

うれしかったこと

2009-02-19 19:42:48 | アスペルガー
本日は5年生最後の授業参観がありました。

母は職場に半日有休をいただいて行ってきました
昨年までは平日学校のために仕事を休むことがなかったので、ちょっと仕事の調整が難しいこの頃ですが

少し早めに学校に着いて、お昼休みの校庭を眺めていました。
息子はいつもは、だいたい「ドッチボール」をしているので探してみましたが見当たりませんでした。

教室かな~と思っていたら「母さん。」って、息子が走ってきました。
普段、学校で母を見かけても冷めた顔で「何しにきたの。」と言う息子なのに。

「見て!見て!」と、突然母の前で周りに目もくれず「二重飛び」を始めて・・・。
息子、このごろ学童に行く時も縄跳びを持って行って、学校の休み時間も縄跳びの練習をずっとしていたそうです。

で、母の前で連続15回飛べました

息子もとっても嬉しそうな顔
「僕さ、学校に1年以上来てなかったから、縄とびもみんなよりも出来なかったし、走るのも遅くなったし。でも、毎日・毎日練習したら、出来るようになった。それから、自信を持ってやることが大事なんだって思ったよ。自信が出たら跳べたんだ。」と話してくれました。
「うん。うん。そうだね。ひろの言うとおりだと母さんも思うよ。縄跳び、跳ぶところ見せてもらえて、母さん、とっても嬉しかった。いっぱい跳べてすごいね。」って伝えました。

息子は満足そうな顔をして、5時間目の授業に向かいました

この息子のコツコツと自分のペースで真面目に目標に向かっていく姿・・・。
息子のとっても良いところだと思います。
自分だけが、出来ないって思わないし、逆にとっても出来る同級生のことは素直に褒めるし、凄いって相手にも伝えるし、母にもその子たちの話をしてくれます。

こういうところ、とっても素敵な長所だと思うのでこれからもこの気持ちを大切にして行ってほしいと思います。

息子の縄とびを跳んでいる姿を見ることが出来て、ほんとにうれしかった母です。(この後、学童に迎えに行ったときも、またまた披露してくれました