アスペルガー症候群・ひろとの不思議な毎日・2

アスペルガー症候群と診断を受け1年6か月間不登校も経験した息子(15歳・高校1年生)との楽しい&不思議な毎日を綴ります。

スピーチ

2009-02-18 19:15:12 | 学習
学校では、朝の短い時間に「スピーチ」をする学習があるらしいです。

息子は3学期からその学習に参加し始めました。
前にブログで紹介したスピーチ(冬休みの楽しかったこと)は3週間かかって完成。
それで終了かと思ってましたが、またまた息子は「スピーチ」用紙とにらめっこ

今回は「最近のニュースについて」とのことです。(難しい題ですね)
最初のうちは「ニュース見るの忘れた。」と毎日言っていました。
なので、母は新聞を渡しました。

息子、何を選ぶのかな?と思っていたら・・・。
めちゃめちゃ今時の「G7での中川財務相」のことを書き始めました
最後に自分の感想を入れていたのですが「あんな状態で記者会見に出ることはないと思いました。そうしたら、こんな結果にならなくて済んだと思います。近くにいた人たちは、止めなかったのか不思議です。」と・・・

子供の方が、率直な意見や考えが出来ているのでは・・・と母は関心しました。
ほんとうに、息子の感想通りだな~って。


話は変わって・・・。

今度は息子の不思議
息子、なぜか今まで合格している「漢字テスト」を数種類またやってきたらしい。
???なので、「なぜ?」と聞いたら「100点の漢字テストがたくさん欲しいから。100点取って、母さんにおこずかいもらいたいし。」と。

低学年のころ、相談機関の方が、何か出来たらシールを貼ってあげて目で見てわかる成功感を息子さんに・・・という話をしてくれました。
で、お手伝いをしてくれたらシールを貼って・テストで100点取ったらシールを貼って。
ノートがシールでいっぱいになったらご褒美に50円。というルールが我が家にはありました。

息子はそれを思い出したみたい
それで、今までの「漢字テスト」なら100点になりそうだ!と思ったらしいです
先生も合格しているのに「なぜ?」と思ったに違いないと思います。
で、息子は先生にこの話を説明したのではと思います。

先生はこういう???な息子の行動に困ると言っていました。
どこまで尊重してあげたらよいのか・・・どこで区切りを付けてあげるといいのか。
周りの子たちと、どこまで同じように息子に要求してよいのか・・・。

日々、考えてしまうと言っていました。

母は、息子しか知らないので自然と息子と折り合いをつけて過ごしていますが、学校の先生方は何百人の児童と接しているので考えてしまったり、困ってしまったりしてしまうのだと思います。

そう思うと、先生は毎日大変だと感じます。

それにしても息子のこの発想・・・。
母もOKを出すかNGにするか悩みます
苦手な漢字をこうやって覚えていくと思えばOKだし・・・。

難しいな・・・