ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

すわっ!!!変質者か?! (その1)

2008-11-24 23:36:39 | Weblog
約1ヶ月前の10月31日金曜日はハローウイーンで、我が家にも300人近い子供たちがtrick or treatにやって来た。金曜日の夜ということもあり、中学生くらいの大きい子供たちが多かった。
毎年適当にキャンディーをあげていたが、大人数になって来たので費用が馬鹿にならなくなってきた。何人来ているのか把握するため、今年はキャンディー一人一個と決めてあげた。

この地域に引っ越して来た15、6年前は私たちに子供もいなくて、ものめずらしかったハローウイーン。
そして時が経つにつれ、わんさか来る子供たちがうっとうしくなった。
電気を消してそーっと家の中にいたり、映画を見にいったり、逃避しておった。

出産後は、こちらも近所を回るし、コミュニティーに貢献せねばという妙な義務感が生まれて、必ず子供たちにキャンディーを配るようになった。
やっぱり参加すると楽しい。
うちの近所は、小学校の近くということもあり、ハローウイーンがとても盛んだ。盛んな地域にはもっと子供が集まるので、もっともっと盛んになる。

何時の頃か、盛んでない区域に住む2家族がうちに集合して、一緒に回るようになった。今年は3家族合同だ。
ここ数年は、私は家に残りキャンディーを配る係だ。
夫と娘と友達家族は外に出てキャンディーをもらう。

娘は4年連続シンデレラ。

「今年は何を着る?」

との問いに、

「いいよ。もったいないから、前と同じシンデレラでいいよ」

と、言った。あんまりしゃれっけがないな。

サイズもちょうど今年が最後なので、着納めだ。
着始めた3歳のときはぶかぶかで、30cmくらい裾上げして着せていたけれど、今年はもう脱ぎ気がキツキツで大変になった。気がつかないけど成長していたんだ。

お友達の子供たちもプリンセスになっていたので3人の女の子がプリンセスだとかわいい。
8時過ぎると外周りの組も家に戻って来た。
まだまだtrick or treaterはやってくるので、少々疲れた大人は、4―6歳の子供たちに任せてしゃべっていた。子供たちはtrick or treatにやってくる子供たちにキャンディーを配るのが楽しくてしょうがないようだ。
あんまり大きくドアを開けると家の中が丸見えなので、注意していた。
そもそも今年は大挙してやってくる子供たち対策のため、玄関のドア間近に2つの椅子を起き、すぐ立ち上がれるように用意をしておいた。雑誌でも読みながらやれば一々台所や部屋に戻る必要もない。
配る側の子供たちもその椅子に座って外からやってくる子供たちを待ち構えていた。
そろそろ9時近くになっていたので「もうやめようか」と言ったころ、
老人のような男性がいつのまにか我が家の玄関にやってきて、うちの子供たちに話しかけていた。

部屋の中にいた友人が、

「ぞなさん! あの人気をつけて!!!!」

と緊張した声で警告した。

はっと外を見ると、ウエットスーツを着て、麦わら帽子をかぶったおじいさんが娘と友達の3人の子供たちに話しかけていた。
こんなじいさんが一人でキャンディーもらいにくるんかいっっ・・・・
友達は、学校区を調べる際、child molesterや犯罪者の居住区を探していたとき、自分のアパートに犯罪者が住んでいてショックを受けた」と話してくれたばかりだ。だからこの手の変質者には神経を尖らせている。
そしてちょうど外回りをしていた時に、このおじさんを見かけたそうなのだ。

子供たちに、

「おじさんと話しちゃだめ! 家の中に入って!!」

と、促した。
気持ち悪い・・・・・・

門灯を消そうとしたら、外を歩いていた中学生らしき子供たちも

「ウエットスーツを着た変な奴が・・・・」

と、話しながら歩いていたことを耳にした。

一体どこの人だろう。

気持ち悪い。

子供が多いからその手の人が来たのかしら。

ちょっと不気味に思った夜であった。