もうお読みなった方も多いかもしれないけどこの記事。↓↓↓
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60代独身女性、第三者の受精卵で妊娠
2007年10月03日21時13分
諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘(やひろ)院長は4日、独身の60歳代女性が米国で第三者の受精卵の提供を受け、妊娠していることを明らかにした。精子、卵子とも他人という血縁関係のない子を、高齢な女性が産むのは極めて珍しい。生殖年齢を超えた妊娠、出産には母胎へのリスクも高く、議論を呼びそうだ。
根津氏の説明では、女性は現在妊娠15週で、経過は順調という。帰国後、受け入れてくれる医療機関を探したが、5、6カ所の施設に診察を断られた末、根津氏のクリニックを訪れたという。根津氏は「責任を持って、出産まで担当する」と話している。
根津氏のクリニックは、96年から160組の夫婦に精子、卵子の提供による「非配偶者間体外受精」を行い、124人の子どもが生まれたことを明らかにしている。ただ根津氏は、院内のガイドラインで、精子、卵子の提供を原則、兄弟姉妹に限っている。対象は女性が45歳までの夫婦で、未婚も認めていない。
根津氏は「受精卵提供を受ける前であれば、私なら止めたケースだった」としたうえで、「妊娠してしまっている以上、女性と子どもはどこかが受け入れなければいけない」と話した。
これまで、米国で卵子提供を受けて妊娠した60歳代の日本人女性が01年7月、日本国内の大学病院で出産したケースがある。ただ、夫の精子が使われており、血縁関係は保たれていた。
卵子の提供は、第三者に採卵のリスクを負わせることや、親子関係が複雑になるなどの倫理面の問題を指摘する声があり、日本産科婦人科学会の指針でも認められていない。だが、高齢などで妊娠が難しくなった女性が、米国まで渡るケースが表面化してきている。
一方、閉経後に海外で精子や卵子提供を受けて妊娠したハイリスクな高齢出産は、国内の医療機関で問題視されている。6月にあった、学識者でつくる日本学術会議の生殖補助医療のあり方に関する会議でも、ハイリスク出産を、日本の周産期医療で引き受ける「矛盾」が指摘された。
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もう、法律と学識者の見識が一般市民の感覚に追いついていない典型ではないか。
たまたま私の周りでも代理出産の話があったので、この話は決して遠い話ではなかった。
数ヶ月前に知り合った日本人女性Rさんとの出会いは、代理出産をぐっと身近なものにさせた。
かといって、私が代理出産をしたいという訳じゃなくて、こういうテレビや新聞でしか語られない出来事が、自分の身近なところで行われている事実を知ったということだ。
彼女は私と同じ年で代理出産で今年めでたくお子さんを授かったのだ。
彼女は過去に2度妊娠しているが、どちらも流産した。
二度目の妊娠に至っては、薄すぎる子宮膜のせいで、赤ちゃんを宿ったにも関わらず数ヶ月で子宮が破裂してしまった。
幸い、彼女は一命を取り留めたが、もはや自分の子宮で妊娠することが不可能になってしまった。
そこで不妊治療をしていた担当の医師が,彼女に代理出産を勧めた。
もちろんドクターが代理母も紹介してくれる。
Rさんにとっても代理出産は想像もしなかった事であったが、実際選択肢の一つとして与えられると真剣に考えるようになった。
そしてRさんは決心して代理出産をすることにしたのだ。
彼女がラッキーだったのは、妹さんが代理母になってくれたことだ。
しかも妹さんは二人の子供がいる上、フルタイムで働き、Rさんとは違う州に住んでいる。
「ここは姉ちゃんのために人肌脱ぐぜ!」
と、言ったか言わなかったか定かではないが、そのくらいの勢いでお姉さんをサポートをなさった。
結局、体外受精は2度失敗したが、3度目の正直、RさんとRさんのご主人の受精卵を受け取った妹さんは見事妊娠・出産を果たしたのであった。
ご家族は真剣に取り組んでおられた。
これだけでもすごいことなのに、まだ続きが有る。
Rさんの代理出産は、身内に頼んだために比較的スムーズに事が運んだが、法的な手続き、たとえば代理母に生命保険をかける、など、順序立てて行う過程を知らなかったので,その度に立ち止まって考えなければならなかった。
途中で,エージェンシーが有ると知人に教わったそうだが、始めから知っていればもっとスムーズに事が運んだだろうにと思ったそうだ。
いくら身内でも法的に行わなければならない手続きを踏まなければならない。
生命保険もそう、親子関係もそう、必ず、弁護士を立てて行わなければならない方法なのだ。
Rさんはここまでやっとのことで出産にこぎ着けたけれども、彼女同様もっともっと困っているはいるはずだ。
自分で代理出産のエージェントを立ち上げよう、と決意し、出産後、会社を設立してしまった。
まだまだお子さんは産まれて数ヶ月。
こんどはお母さんが子育てをサポートしている。
家族が一体になって子供を産み、育てている。
Rさんの代理出産の仕事は日本に住むご夫婦からの連絡が絶えない。
代理母もいる、代理出産もできる。
でも帰国後の受け入れ機関がほとんどない現実・・・
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60代独身女性、第三者の受精卵で妊娠
2007年10月03日21時13分
諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘(やひろ)院長は4日、独身の60歳代女性が米国で第三者の受精卵の提供を受け、妊娠していることを明らかにした。精子、卵子とも他人という血縁関係のない子を、高齢な女性が産むのは極めて珍しい。生殖年齢を超えた妊娠、出産には母胎へのリスクも高く、議論を呼びそうだ。
根津氏の説明では、女性は現在妊娠15週で、経過は順調という。帰国後、受け入れてくれる医療機関を探したが、5、6カ所の施設に診察を断られた末、根津氏のクリニックを訪れたという。根津氏は「責任を持って、出産まで担当する」と話している。
根津氏のクリニックは、96年から160組の夫婦に精子、卵子の提供による「非配偶者間体外受精」を行い、124人の子どもが生まれたことを明らかにしている。ただ根津氏は、院内のガイドラインで、精子、卵子の提供を原則、兄弟姉妹に限っている。対象は女性が45歳までの夫婦で、未婚も認めていない。
根津氏は「受精卵提供を受ける前であれば、私なら止めたケースだった」としたうえで、「妊娠してしまっている以上、女性と子どもはどこかが受け入れなければいけない」と話した。
これまで、米国で卵子提供を受けて妊娠した60歳代の日本人女性が01年7月、日本国内の大学病院で出産したケースがある。ただ、夫の精子が使われており、血縁関係は保たれていた。
卵子の提供は、第三者に採卵のリスクを負わせることや、親子関係が複雑になるなどの倫理面の問題を指摘する声があり、日本産科婦人科学会の指針でも認められていない。だが、高齢などで妊娠が難しくなった女性が、米国まで渡るケースが表面化してきている。
一方、閉経後に海外で精子や卵子提供を受けて妊娠したハイリスクな高齢出産は、国内の医療機関で問題視されている。6月にあった、学識者でつくる日本学術会議の生殖補助医療のあり方に関する会議でも、ハイリスク出産を、日本の周産期医療で引き受ける「矛盾」が指摘された。
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もう、法律と学識者の見識が一般市民の感覚に追いついていない典型ではないか。
たまたま私の周りでも代理出産の話があったので、この話は決して遠い話ではなかった。
数ヶ月前に知り合った日本人女性Rさんとの出会いは、代理出産をぐっと身近なものにさせた。
かといって、私が代理出産をしたいという訳じゃなくて、こういうテレビや新聞でしか語られない出来事が、自分の身近なところで行われている事実を知ったということだ。
彼女は私と同じ年で代理出産で今年めでたくお子さんを授かったのだ。
彼女は過去に2度妊娠しているが、どちらも流産した。
二度目の妊娠に至っては、薄すぎる子宮膜のせいで、赤ちゃんを宿ったにも関わらず数ヶ月で子宮が破裂してしまった。
幸い、彼女は一命を取り留めたが、もはや自分の子宮で妊娠することが不可能になってしまった。
そこで不妊治療をしていた担当の医師が,彼女に代理出産を勧めた。
もちろんドクターが代理母も紹介してくれる。
Rさんにとっても代理出産は想像もしなかった事であったが、実際選択肢の一つとして与えられると真剣に考えるようになった。
そしてRさんは決心して代理出産をすることにしたのだ。
彼女がラッキーだったのは、妹さんが代理母になってくれたことだ。
しかも妹さんは二人の子供がいる上、フルタイムで働き、Rさんとは違う州に住んでいる。
「ここは姉ちゃんのために人肌脱ぐぜ!」
と、言ったか言わなかったか定かではないが、そのくらいの勢いでお姉さんをサポートをなさった。
結局、体外受精は2度失敗したが、3度目の正直、RさんとRさんのご主人の受精卵を受け取った妹さんは見事妊娠・出産を果たしたのであった。
ご家族は真剣に取り組んでおられた。
これだけでもすごいことなのに、まだ続きが有る。
Rさんの代理出産は、身内に頼んだために比較的スムーズに事が運んだが、法的な手続き、たとえば代理母に生命保険をかける、など、順序立てて行う過程を知らなかったので,その度に立ち止まって考えなければならなかった。
途中で,エージェンシーが有ると知人に教わったそうだが、始めから知っていればもっとスムーズに事が運んだだろうにと思ったそうだ。
いくら身内でも法的に行わなければならない手続きを踏まなければならない。
生命保険もそう、親子関係もそう、必ず、弁護士を立てて行わなければならない方法なのだ。
Rさんはここまでやっとのことで出産にこぎ着けたけれども、彼女同様もっともっと困っているはいるはずだ。
自分で代理出産のエージェントを立ち上げよう、と決意し、出産後、会社を設立してしまった。
まだまだお子さんは産まれて数ヶ月。
こんどはお母さんが子育てをサポートしている。
家族が一体になって子供を産み、育てている。
Rさんの代理出産の仕事は日本に住むご夫婦からの連絡が絶えない。
代理母もいる、代理出産もできる。
でも帰国後の受け入れ機関がほとんどない現実・・・