ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

邯鄲の夢

2010年12月06日 22時07分37秒 | 古い日記
気が付くと、俺は某観光バスに乗っていた。

やる事も無いので、ウトウトと居眠りをした。
暫くして目が覚めたが、周囲にいるのは知らない人達だ。

しょうがないので、もう一度、寝た。

やがてバスは……
どこかのドライブ・インに到着し、全員がそこで降りた。

ドライブ・インは何処で、どんな施設があったか?
えーと。それは記憶に無い。
ただエスカレーターに乗って昇ったり降りたりしたのだけは憶えている。

(そろそろ集合時間が近付いてきているな)

そう思ったが、自分が乗ってきたバスは、見つからない。
バスの外見は良く憶えていないし、
周囲は知らない人ばかりだったし、
全く手掛かりが無くウロウロするばかりだった。

「ゴゴゴゴ」

アイドリングするバスのディーゼルエンジンの音だけが、耳に響く。

その時、気付いた。
周囲の人間は何故か?巨大で、自分の2倍くらいある。
て言うか、ゴゴゴゴと唸っているバスのエンジンが目の高さにある。

(多分、俺はこの世界では子供なんだろう)

……そこで夢から醒めた。

「ゴゴゴゴ」

あの音だけは相変わらず。

枕元で温風ヒーターが回っていたとさ。

俺は今でも時々、思うんだ。

実は自分は小学生で……

今、バスの中で
「オッサンになった妙な夢」でも、見ているんじゃないのか?

ってね。

赤い縦筋

2010年12月05日 23時25分04秒 | EW&F
光線かぶり

撮影以外で光が当たってしまったもの。
多くは、フィルムが入ったカメラの蓋を、途中で開けてしまって起こる。

特に「小さな子供がいる家」で良く起きる現象。

また、明い場所でフィルムの出し入れを行うと、
写真の最初の部分に赤い縦筋が現れる。

↑昔のフィルム写真の話で、今のデジカメには無いよ。