ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

蝉の「ハズレ年」

2005年04月30日 00時30分11秒 | 古い日記
やれやれ。暑いな。
今、俺の住んでいる所は、山(というより丘)の傍である。
一応、そこは神社の敷地だったりする。

今では、言っても信じてもらえない事が多いけど。
昔は、毎年、5月のゴールデンウィークになると蝉が鳴き始めた。

が、ある年からそれがピタリと止んでしまった。
(’95年くらいかな?)

ある人はそれを、
「神社の管理人が除草剤を撒いたからだ。」と言う。

確かに、大掛かりな除草作業をしてから以後、
蝉の鳴き声がほとんど聴かれなくなったのは事実だけど。

除草剤は、雨が降ると効果が無くなるので、普通は
梅雨を過ぎてから散布するんだ。

あの年、
散布車が来て、除草剤を撒いたのも初夏、だった。

が、その年は...どういうわけか
「5月になっても何故か?蝉が鳴かない年」だった。

つまり、そんな「予兆」がすでにあって、そこに
「除草剤を撒いた」事になる。

今となっては、「蝉減少と除草剤」に直接的な
因果関係があるのか?どうか?はハッキリしない。

本当は...

エルニーニョ現象が主たる原因かもしれないし、
二酸化炭素により地球温暖化かも知れないし、
オゾンホールの仕業なのかも知れない。

自然界のバランスなんて、人間のうかがい知る所では無いのだろう。

まあ、そういう訳で明日から(もう明日か?)
連載形式で、「物語」(フィクション)を書こうと思う。

一応、これをその「前書き」にしておくか。

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