3.『関わってくれる団体を広げる』
方向性が決まっていく中、方式としては、連合本部・非正規センターのやり方にならって、
20名程度の学生と数名の組合員がグループワークで意見交換する形を採用しようということになりました。
(『静ジョブ』という名前もこの頃に決まりました)
そしてこの形を継続して開催していくためには、理解してくれる大学教授にゼミの中で開催していただき、
その実績を他の教授や他校にも広げていくことを目指そうということになりました。
次にこの活動にご理解・ご協力いただける教授を探し始めました。
そうしたある日、労働新聞社のY支局長から朗報が入り、あるセミナーの講師だった、
静岡大学人文社会科学部の本庄敦志 准教授が、『静ジョブ』に興味を示しているとのことでした。
(本庄先生です。 イケメンです!)
さっそく本庄先生に、『静ジョブ』の趣旨説明をさせていただいたところ、
本庄先生から、
「労働法を研究しているゼミ生に、実態を紹介できるいいチャンスなので、ゼミのカリキュラムの一つとして協力したい。」
「学生と連合の組合員が一緒に働くことを考える場になることを期待している。」
とうれしい返事をいただきました。
その後も、『静ジョブ』を広く県下に伝えるために、
大学生自らが編集し大学構内で配布している「静岡時代」というフリーペーパーに取材をしてもらう話がまとまり、
さらには当日の司会進行に、キャリアアドバイザーの協力を得るところにまで広げていくことができました。
(左:後ろに立っておられるのが静岡時代の編集スタッフ)
(右:キャリアアドバイザーの工藤佐紀子さん)
最後に、連合組合員の人選については、
連合静岡で昨年から実施している若手組合員の教育プログラム「連合静岡未来塾」から、
(電力総連、JAM静岡、自動車総連、UAゼンセン、連合静岡から選出の組合員)
5名の組合員に参加をしてもらうことになりました。
こうして自前の開催ではなく、いろんな団体を巻き込んで開催するところまで至りました。
つづく。