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動くしかなかった

2013-03-30 09:46:47 | 活動日記

3月28~29日、岩手県盛岡市で行われた

「連合・全国地方連合会事務局長会議」に代理出席してきました。

そして会議終了後、連合総研主催のシンポジウム「地域づくりの担い手としての労働組合」

にも参加してきました。

東日本大震災から2年が過ぎたいま、

被災地において、労働組合が地域の一員としてどのような役割を担ってきたのか、

その調査・研究を行った、連合総研のレポートの報告として位置付けられたシンポジウムでした。

 

その中で特に印象に残ったのは、パネリストとして参加されていた、

ふんばろう東日本支援プロジェクトの西條剛央さんでした。

『必要なものを必要なところに必要なだけ送る』

そんな単純な目標だけど、被災後の常識的な手段が使えない中、

西條さんをリーダーとするボランティア組織は、さまざまな手法を使って

政府や赤十字などの手の届かない家庭にまで、物資のマッチングを行ったとのこと。

 

そんな西條さんのことば、

「目的を達成するために、その状況に合った手段が生まれる」

「しかし人は、その手段が批判されないか? 失敗しないかと恐れる」

「そうすると失敗しないことが目的になり、手段が何もしないになる。」

 

「また知らぬ間に目的と手段が混同してしまう場合もある」

「幸せになることを目的に持ち、その手段として働いてお金を得る」

「それがいつの間にか、お金を得て幸せになることが目標になる」

「その結果、お金は得たが幸せになれない場合も・・・」

 

 

目的がブレないこと、目的を前に失敗を恐れないこと、

目的があるのに、何も動かなければ、何も生まれない。

わたしたちの活動にも言えることだと感じました。

やろうと思っているけど、なかなか動けないことあるよね。

動けば動くほど、“しんどい” しね。

 

同じくパネリストだった、連合岩手会長の砂金さんのことばにもハッとしました。

「震災直後の混乱の中では、

その方法がいいか?悪いか?を考える余地もなくただ動くしかなかった。」

 

岩手には震災直後にボランティアで行って以来の二度目。

いつも暖かい気持ちに触れ、何かを感じさせてくれる土地です。

今回は見聞を広めさせてくれました。 ありがとう岩手!

 

おわり。

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