4.『ストレートな意見が飛び交う』
さあこうして、連合静岡として初めて、
現役大学生と一緒に“働く”を考える『静ジョブ』を、2013年1月29日に開催することになりました。
プログラムは、学生たちに労働組合ならびに連合静岡についてご紹介した後、
キャリアアドバイザーと組合員とのパネルディスカッションと、
少人数によるグループトークの二部構成としました。
JAM静岡 内藤さん:「みんなは“働くこと”にどんなイメージ持ってる?」
学生:「内藤さんみたいなイメージかな。」
内藤さん:「まじめってこと(照)。」
パネルディスカッションでは、
学生たちに組合員の仕事や労働組合での役割・立場などについて紹介し興味を持ってもらいました。
そしてメインのグループトークでは、学生4人のテーブルに組合員が一人ずつ入り、
就職活動や社会に出る上で不安に思っていることなどを率直にぶつけてもらいました。
自動車総連 乾さん:「働くのは大変やけど、楽しみかってあるがな!」
学生:「たとえば?」
乾さん:「そやな、酒とか、酒とか、酒とか・・・。」
学生たちからは、
「やりたいことが見つからないのに社会に出ることが不安だ。」
「働いていて楽しいですか?」などの意見や、プライベートの話に至るまで、
企業説明会とは違い、まさにざっくばらんでストレートな意見が飛び交っていました。
電力総連 三浦さん:「大丈夫だよ! やりたいことは就職してからでも見つかるって!」
学生:「で、先輩。 結婚相手は見つかったんすか?」
なかには「ユニオンショップの御用組合はマイナスではないのですか?!」などという、
答える組合員もタジタジの質問までありました。
連合静岡 海野さん:「もっと力を抜いて就活してもいいんじゃないかなぁ。
私なんてな~んにも考えてなかったもん。」
学生:「そ、それもどうかと。。。」
一方組合員も、
「仕事はあくまでも仕事。割り切りも必要。」「そんなに深く考えなくても大丈夫。」など、
就活に悩む大学生を力付けるものから、
賃金カーブの例を出しながら、長い目で働くことを考え、
そこからやりたいことを見つけるアドバイスも出ていました。
UAゼンセン 青木さん:「悩みがあったら、また話したいね。」
学生:「あざ~す。 その時は先輩のおごりで(笑)。」
青木さん:「まかしとき!」
つづく。