先日、会議があり、出席させて頂いた。
ある中小企業経営者の話・・・・・
私に向かって「アンタ所は、良いよ。大企業ばかりが集まった労働組合で・・・」
要するに、経営者の方が言いたかったことは。
※雇用が改善された。賃金も上昇傾向にあると言っても、中小企業は、大企業の下請けで、納入価格の引き下げがあっても、ここ数年、納入価格の引き上げは、無い。
※人手不足で、使用人の賃金を引き上げるしかない。でも、大・中企業の皆さんに比べたら、7割程度しか、賃金を支払うことができない。
※先々月も、経理をやっている女の子(女子社員)が、結婚で退職したが、従業員を雇えないので、うちの婆さん(奥様だと思う)に仕事をやってもらっている。
※うちの従業員の苦労で、大中企業の従業員の給料が支払われていることも知って欲しい。
※俺の給料は、婆さんと一緒でも、20万円以下だ・・・とのこと。
もちろん、定年再雇用で、70数歳の職人(ベテラン)もいるが、10万円程度の賃金で、働いてもらっている
帰りがけ
私は「私も定年退職組。私も同じようなもの??」と発言すると、前歯の無い顔で、大笑いをしていました。
以上、年金カット法案で、将来の生活設計の見直しを迫られている福山君でした。(零細企業経営者とともに「アベノミクス」を恨みます)