三菱東京UFJ銀行が「国債市場特別参加者」と、いう聞きなれないとは思いますが、この「特別資格」を返上するようです。
この制度は、2004年に財務省が導入した制度で、現在メガバンク3行と証券会社19社に資格があるようです。メリットは、国債発行予定額の4%以上の応札が義務付けられています。今回の三菱東京UFJ銀行に決定については「これまで財務省や日銀の意向をくんで国債を購入むしてきたが、マイナス金利政策下では国債を満期まで持ち続けると、逆に利子を払わなければならないリスクがあり、株主などの理解がおられない。一方、4%の応礼義務を果たさないと資格はく奪というペナルティーを科せられ、企業イメージが著しく低下する恐れがある。そこで泣く泣く返上することになりました」との公式コメント・・・
しかし、実際には、日銀の政策の失敗と安倍政権の「アベノミクス」の失敗が大きな理由と思われます。
情報では、日銀は、三菱東京UFJへ報復する「術」が見当たらないとのこと。当分、日銀と黒田総裁の不機嫌は続きそうです。
そして、参議院選挙を間近に、「アベノミクス」は成功だ!!と言い張る安倍総理の不機嫌となりそうですね