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労働相談こぼれ話(本当に月給制)

2010-04-27 08:39:01 | 労働相談
◎「あなたの賃金支払いは、○○制」と聞くと、あなたはどう答えますか。
 間違えやすいのが、「○月20日〆、月末払い」だから「月給制」と答えること。「○月20日〆、月末払い」だけでは、○○制は不明です。
◎短時間労働者(パートタイマー)は、時間当たり賃金で表示される「時給制」、製造業の場合は、賃金日額で表示される「日給制」、管理職、公務員、事務職、専門職などに多いのが賃金月額で表示される「月給制」というのが一般的です。
◎月にまとめて支払うことと、労働契約の内容は異なることに注意が必要です。
◎「月給制」、休日は「土・日・祝祭日」、「年末年始休暇」と「夏期休暇」は会社カレンダーによる。という労働条件で契約すれば、祝日が増えても、土日と重なって減少しても、年末年始休暇が増えても減っても、賃金額は変わらないのが「月給制」なのです。
◎「月給制」でも、休日は「土・日」で契約した時は、祝日は労働日です。祝日に休むと、年次有給休暇を取得しなければ、欠勤となり、賃金はカットされます。従って、2月は儲かった感じ、31日の月は損した感じ。これが月給制です。
◎就職の時には、労働条件通知書、雇入通知書、雇用契約書、労働契約書、名前は様々ですが、しっかり読んで、不明は質問し、理解してから入社することを決めましょう。紛争の多くは、就職時の曖昧さが始まりです
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