円満退社への道２

退職する際に、今までお世話になった同じフロアの人たちに、
「お別れ」のしるしに何かを差し上げようと思い、いろいろ
考えた結果、「手ぬぐい」を渡すことにした。

インターネット通販で買おうかとも思ったが、実際にお店に
行ってじっくり選んだ。実は何かを「バカ買い」してお金を
使いたかったという面もある。

買ったお店は、月島にある手ぬぐいと和雑貨の店「こっさ。」

小さなお店だが、手ぬぐいのバリエーションも多く、手頃な
和風の雑貨も置いてあった。ここは雑誌「HANAKO」に載っていて、
なんとなく覚えていたので行ってみた。

手ぬぐいは、渡す相手の仕事内容やキャラクターにあわせて
１枚１枚選ぶ。怒ってばかりいるDr．イーブルにはカミナリ柄、
バクチ好きのAさんにはサイコロ柄とか。（笑）

単純に、この「買い物」は非常に楽しいかった。手ぬぐいの柄
にはバラエティがあり、見ているだけでも面白いのだ。

必要枚数プラスαを買ったら、結構な枚数になったが、気持ち
良く職場を去るための必要経費として納得ずくで購入する。

お店から月島駅に帰る途中、魚の美味しそうな居酒屋「魚仁」を
発見。妙に開放的な雰囲気で、会社帰りらしい若い人も多く、
お店はざっくばらんな感じで盛り上がっている。でも、一人で
入る勇気はないので、後ろ髪を引かれながら通り過ぎる。残念。

仕事からの離脱

上司に退職の意思を明らかにしてから、私の仕事における
立場はぐっと軽いものになった。

今まで仕事の進捗状況などの確認や、稟議書などの書類の提出は
私に任されていた部分が多かったが、現在はすべてが頭の上を
通り過ぎて行くような感じだ。

ちょっぴり窓際気分。(笑)

嘱託社員でも退職届は必要か？

退職するにあたり、どういう書類上の手続きが必要か、全然確認
していない。明日、上司に聞いてみよう。

円満退社への道１

８月末で退社する私の今後のスケジュールを、上司と同僚と共に
確認した。８月は夏のイベントが目白押しだ。私は運営要員として
目一杯働くことになった。
展示会の出展勧誘のための出張は、同僚がすべて担当することに
なり、私は退社の挨拶と引き続きに専念する。

顧客リストや売り上げデータはそのまま渡せるが、あの時、あんな
ことがあったわね、というエピソードをすべては伝えられない。
それがちょっともどかしい。

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