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お仕事どんぶり

正社員、契約社員、派遣社員、嘱託社員、アルバイト・・・
経験してきた「仕事」と日々の生活についての記録です。

ゲキジョー型転職 その30 退職一週間前

2007年09月07日 09時45分03秒 | 転職活動
一週間後、私はこの職場を去る。自分のなかで退職へのカウントダウンが
始まって、かなりのスピードで毎日が過ぎてゆく。

引き継ぎもあるが、クライアントから頼まれた面倒な仕事も、退職までの
限られた時間のうち、少しでもやっておこうと思って引き受けている。
同僚たちが、自分が居なくなったあとの仕事の打ち合せをしているのを
横で聞いていると不思議な気もするが・・・。

私には、「特命」的に社長から指示された仕事があり、その行く末が
非常に気にかかる。とある外資系大手企業の製品PRだが、その仕事は
内容が特殊なためか、他の同僚は敬遠しているし、社長も敢えて他に
振らない。

そこのクライアントはなぜか英語もろくに話せない私を気に入り、
私が電子辞書を引きながらへろへろになって説明する会議に付き合い、
なにか用事があるときは、メインの担当者である別の部署の同僚を
差し置いて、私と社長にメールを送ってきたり、プロジェクトの
進行を私に任せるよう、社長に提案したりするちょっと困ったお客で
ある。

私が居なくなったらその仕事はどうするのか、について社長に確認
しても、なんの指示も来ない。クライアントの退職の件を話したい、
といっても自分がOKするまでは黙っておけという。

別のプロジェクトで似たようなケースが過去にあり、その時の担当者
だった同僚の「魔女っ子」さんは自分の退職をクライアントに知らせない
ままに去り、しばらく社内調整をして後任者が決まった頃、社長がクライ
アントに電話して「彼女は家庭の事情でアメリカに突然帰った」と説明
するという荒技にでたことがある。

その話には後日談があり、「国に帰った」はずの「魔女っ子」さんが
都内でクライアントに目撃され、後任者が問いつめられるという一幕が
あったようだが、その時はなんとかごまかしたようだ。

いずれ私も「家庭の事情」か「急病」かで突然居なくなったことに
されるのだろうか。

せめてちゃんと「お世話になりました」を言って退社したいのだが、
それが叶うかどうか、今はわからないのがちょっと辛い。
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ゲキジョー型転職 その29 英語でお知らせ

2007年09月06日 17時50分18秒 | 転職活動
私の退職に関して、クライアントにアナウンスしなくてはならない
タイミングが近づき、私は一番おつきあいのあるクライアントの
日本人担当者に退職の件を電話で切り出した。

「えっ・・・、お辞めになるんですか?」
電話口の向うで絶句する女性の担当者。この人は、非常に丁寧な人で
仕事も細かく、かつ心配性なので、何度も何度も確認をしないと気が
済まない人だった。

以前、地方へ出張をご一緒した時に、今後の身の振り方について、
お互いに妙に意気投合したことがあった。私も彼女も30代後半、
仕事を続けて行く上で「これで良いのか?」と考える場面が、
結構似通っていたので、彼女は割と個人的な相談事も私にしてくる
ようになっていた。

「・・・良いスタートのためにお辞めになるんですよね?」と
彼女が尋ねたので、私は企業の広報担当の道へ進むと正直に話した。

「では、これからは同じ『広報担当者』ということでまたおつき合い
 させてくださいね」

私はぜひそうさせてくださいとお話しして、引き継ぎの件などを
伝えた。

外国人のクライアントには、かつてのアメリカ人同僚「魔女っ子さん」の
退職時の文章を参考にして、英語のメールを書いた。
後に残る同僚に、内容と文章をチェックしてもらい、メールを送った。

こういうことになろうとは、1年前は想像していなかった。
自分で何かを選んでいるつもりでも、目に見えない潮流に流されている
だけかもしれないな、と思うときもある。

それでも、自分が納得できれば、それはそれで良いと思う。
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ゲキジョー型転職 その28 転職前に

2007年09月05日 12時26分12秒 | 転職活動
先日、今回の転職でお世話になった人材紹介会社から、確定した入社日と
当日の「持ち物」に関するお知らせが来た。

「年金手帳」や「雇用保険証書」やら「筆記用具」やら。
事細かに書いてあったが、私はもう何回も転職しているので、手続きに
妙に慣れているところがあるかもしれない。

義父には「何回も転職しているのだから、年金の未納がないか、よく
確認しておくように」と言われているので、この機会に社会保険
事務所に照会手続きをしようと思った。

今度の勤務先は、出社時間が今のところよりも随分早い。
その分終業時間も早く、最初のうちは戸惑うだろうなと思う。
その時間に帰れれば、夕方6時過ぎには新橋あたりで酔っぱらい
サラリーマンの仲間入りをすることも可能なくらいの早さである。

入社後はしばらく慣らし運転で過ごすことにしよう。
その前の貴重な休みに、私は自分をリチャージしようと思い、
どこかに旅行に行きたいなと思っていた。

家族と二人での長い旅行は、猫の世話もあるので難しいから、かねて
から行きたいと思っていた長野の「千畳敷カール」に1泊2日で行く
ことに決めた。

その話を長野出身の義父に話したら「・・・広いだけで何もないよ」と
言われた。(笑)

転職前の休みの過ごし方について、英語の先生と雑談していたら、
「せっかくだから海外に行けば良いのに」と言われ、私もまるまる2週間の
貴重な休みを、少しでも楽しみたいという欲が出て、10年ぶりに海外へ
行くことに決めた。

その話を家族にしたら「今までずっと忙しく働いてきたのだし、
新しい会社に行ったら、どれだけ長い休みがとれるかわからないから
行ってくれば?」と快く送り出してくれることになった。

私が旅行中、家族は「東京ゲームショー2007」の仕事で忙しい。
愛猫「コゲちゃん」の面倒も一人で見てくれるという。
私は家族に感謝して、具体的にどうするか、旅行会社のパンフレットを
見たり、インターネットで調べたりして、行き先を探し始めた。
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ゲキジョー型転職 その27 ランチ

2007年09月04日 18時06分17秒 | 転職活動
退職を控えた私を、ありがたいことに同僚がランチに誘ってくれる。
この会社に来てから一層お酒を飲まなくなった私が、気軽に話を
できるのは、ランチのときぐらいのものである。

辞めた後、どこの会社に行くかは具体的には話はしないが、
いろいろな人と話をしていると、本当に私は退職するんだな、と
いう実感が湧いてきた。

その中で悩み多き同僚の「どうしたら良いのでしょうか?」さんが
あまりにも、私が居なくなった後の不安を口にするので、ちょっぴり
厳しく「自覚を持って仕事せよ!」と叱ったことがあった。

しゅんとなってしまった彼女を見て、ランチの時に叱るのもどうかと
思ったが、彼女の職位を上げてくれるように上司に推薦した手前、
ちゃんとやってもらわないと困る。

それから何日か後に、彼女から再びランチに誘われ、その席で、彼女の
昇格の内示が出たと知らされた。
彼女は非常に喜んでおり、私はまぁ目論見通りと言うことで、一件落着
した。

その後の彼女は、少しずつ「自分でやる」姿勢を見せているので、私は
とりあえず見守っている。「どうしたら良いのでしょうか?」から
「こうしたいのですがどうでしょうか?」に変わりつつある。

頑張ってください。
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ゲキジョー型転職 その26 引き継ぎ資料

2007年09月03日 19時13分51秒 | 転職活動
私の仕事の「引き継ぎ」は、一緒に仕事をやってきた人に、自分の担当
部分の話をすれば良いので、ある意味楽だ。全く関わりのない仕事を
一から話をするのは大変だし、頼まれた人も戸惑うだろう。

不思議なことに、私がプレゼン段階で関わっていた新規の仕事で
めでたく受注した仕事のいくつかは、その後先方の都合でペンディング
状態が続いており、まったくプロジェクトが動いていない。

そして、何人も担当者を替えながら、会社設立当時から受けていた仕事は
これまたクライアント側の都合で相次いで契約終了となり、自分勝手な
言い分だが、まさに今が私にとって「辞め時」に思われた。

一緒に働いていた同僚の「どうしたら良いのでしょうか?」さんは、
今まで見積もりひとつ、請求書ひとつ作ったことがない。そんな彼女に、
業務マニュアルを作って渡すのが私の最後の仕事になる。

今までどうやって仕事をしてきたんだろう、と彼女を見ていると疑問に
思うこともあるが、「ひとはひと、自分は自分」である。
次の職場に行って、私が「使える人間」かどうかもわからないのだから、
自分のできることをするしかないな、と改めて思う。
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