3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

Mayaのセミナー、3D-GAN事務局の前でやってますね…

2010年04月16日 | □アキハバラへようこそ

「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局の向かいには
 
「UDXシアター」という施設があって、企業の新製品発表会やらセミナーやらが
 
結構盛んに行われてます。
 
今週は、昨日、今日と、Autodesk社による、Mayaのイベントが開かれてました。
 
そうなると、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局の前を大勢のMayaユーザさんが
 
通るわけですね。
 
普段から事務局に出入りしている人たちは、気軽に寄って行ってくれますし、
 
お知り合いの方を連れて来てくれる方も、いらっしゃいます。感謝デス。
 
初めての方でも、
 
「…ちょっといいですかー?…」
 
といって、事務局のドアを叩いてくれます。
 
そんな時は、もれなく歓迎して色々とお話しをしています。
 
皆さん3Dプリンタとか、3Dスキャナとか、やはり興味津々といったおもむき。
 
でも… Autodesk社の社員の人は、来ないのね(笑)
 
やー… 面白い。
 
私も昔勤めていた会社なので、分からなくはないのですけれど、
 
お客様をお迎えする側なので、忙しいのも理解はできますけれども、
 
来ませんね。
 
多くの人が、誤解していることがあります。
 
Autodeskなどの、ソフトウェアツールの会社に居る人たち、というのは、
 
自社の製品、この場合MAXとかMayaとか、それには当然詳しいのですが、
 
「3Dデータ全般の一般教養」
 
的なことは・・・ 割と知らないですからね(笑)
 
笑っちゃ失礼かも知れないですが、本当だもん。
 
あんまり、勉強してないよ。CGとかCADのソフトウェアメーカーの人たちは。
 
まぁ、そんなこともあって、長年居たCADとかCAMとか、ソフトウェアメーカーの世界には
 
とても残念な思いをしたんですよね、個人的に。
 
でも、それがあったから、今がある。
 
こりゃもうダメだ…
よし、これからはユーザ側がユーザ側として知識をもって、情報を発信していく時代だ。
 
と、思ったから、「営利目的じゃ出来ない、業界団体が要る!」
 
と、なった訳ですよ。
 
CADもCAMもCGも、ソフトウェアツールの会社の人たちは
 
「自分の会社の製品にだけは、詳しい。それ以外は何だかなぁ・・・」
 
そんな評価がされる日も近いでしょう。
 
だって、実際そうだもん(笑)
 
メーカーさんの人も、来ればいいのにね。
 
リストラされちゃうかも… なんて事が日常の一番の関心事じゃ
 
しょうがないじゃん。
 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (熊谷)
2010-04-19 09:11:41
確かにCADの販売代理店の人は自社の製品には詳しいですけど、それ以外にはかなり情報不足な感じがあります。

もっと幅広く情報を集めていれば自社製品の活用の幅も広がっていくと思うのですけど…。

返信する
仕方ない、部分もあります。 (クルスの冒険)
2010-04-19 14:30:41
コメントありがとうございます。
 
CAD/CAMとかCGのメーカー(多くは外国資本ですね)にワタシも数社に渡り、長く勤めておりましたが、

>自社の製品には詳しいですけど、それ以外にはかなり情報不足

そのとおり、です。特にソフトウェア会社というのは、
ハードウェアの会社とは異なり、競合他社の製品を
本当に知りません。これはどういう訳か、伝統的にそうなんです。
なぜ知らないか?といいますと、知ろうとしないからです。ホントです。
 
唯一の例外が、競合他社から転職して来た人と、過去にユーザ側だった人、です。
まぁ、自社製品に詳しい、という事のみ仕事として動機付けられているから
そうなのですが、それって、もうユーザさんのニーズを満たせないと思うのですよね。
 
これはもうCAD/CAMとかCGのメーカーの、
「会社に勤めている社員」の立場に向けて言っても仕方のないことなので
「一個人」としての立場に訴えかけるしかない、と考えています。

CAD/CAMとかCGのメーカーにお勤めの方だって、一個人としての見識も意思も
あるでしょうから。
  
「○☓会社の○☓CAD に詳しい」
というのじゃ、もったいないです。
せっかくなので、
「3D形状データにまつわる全般に詳しい」
に、なるべきなんじゃないでしょうかね?
 
返信する