3D CG, CAD/CAM/3Dプリンタ な日常でつづる クルスの冒険ブログ

このブログは引っ越しました!引っ越し先は…「とある思索の集合演算」と検索してみてください。よろしくお願いします。

「3次元」というくくりで、40名以上

2008年02月10日 | □檄文
去る2月8日(金)… 
『3次元形状を活用する会=3 Dimensional Geometry Application Network(3D-GAN)』
の分科会組織であるWonder Geometry Guild(W.G.G.)会議が行われました。
 
今回の会議は…とある国内自動車メーカーさんからのご依頼により、とある「お題」について企画を考え、アイデアを披露し合う場として開催されました。
W.G.G.のGuild Men(構成員)に加え、総勢40名程度の方々が参加されました。
皆さん何らかの形で3次元形状を活用されている方であり、そうした人たちに共感したり、接近を試みたり…という意図を持った参加者ばかりです。
 
3D-GANとは…

・「3D形状データをモデリングする、企業・個人」
 (CG、3Dモデラー、CADオペレーター、設計、工業デザイン、建築・土木 等)
・「3D形状データからモノをつくる、企業・個人」
 (製造メーカー、試作、金型、部品加工 等)
・「3D形状データからモノをつくる、機械・ソフトの企業」
 (CAMソフトウェア、工作機械、RP加工機 等)
・「3D形状データをモデリングする、機械・ソフトの企業」
 (CG CADソフトウェア、3Dスキャナ 等)
・「商品企画・製作」
・「コンテンツ企画・製作」

これらの企業・個人でつくる、新しい『業界団体』です。
私企業ではなく、現在は任意団体ですが近い将来NPO法人にして参ります。
ワタシの会社株式会社ツクルスは、その事務局を仰せつかっています。

3D-GANが、「新しい業界団体」と自称するのにはわけがあります。
普通、業界団体というのは、「こんにゃく製造業」というものが十分に確立された状況下において、「こんにゃくの振興」を図るため「こんにゃく製造業者とその周辺産業」が連合してつくられるものでしょう。
ところが、3D-GANが提唱する「3次元業界」というものは、未だ確立されているとは言えません。そうではなく逆に、「3次元業界」というものを定義し、確立するため(それが十分に業界たり得るものなのだと気づいてもらうために)立ち上げたものなのです。

ここが、普通の業界団体と成り立ちが異なるところです。
だから、「そんな定義はないじゃないか」とおっしゃる向きが居ても不思議はありません。がしかし、「それは面白そうだ、未来を感じる」とおっしゃって多くの方々が忙しい中時間を割きこうして出席されているのも、また事実です。
そして、批判的であるよりも肯定的である方が、何につけても変化への初動が素早くなるのは世の中の常識です。しかも肯定的であっても何ら損などしない。
 
ゲーム、工業デザイン、設計・製造、フィギュア、オモチャ、商品企画など、一見全く異なる産業分野に属していると思われる人たちが、実は 「3D形状データを活用している」という一点の共通項で40名以上も集まり、何事かを話しているわけです。
 
それは、なぜか?

「全く異なる産業分野である…」というパラダイムから脱しようと… 少なくとも今とは異なるパラダイムに、何らかの可能性を感じていらっしゃるからに違いありません。だって、パラダイムって意外と思い込みなんですから。
単純に、「なんか面白そう」という動機もあるでしょう。それで十分だと思いますし、その期待にはお応えできているようです。
 
では、8日(金)は一体何が話し合われ、どんな事が起きたのか…?

「そんなの教えるわけないじゃんね!www」

あたり前の話ですよ。こんなブログでペラペラ話してしまったら、この時のために時間を割き、手間をかけ、おカネを払って参加していただいている皆さまに対して、それは不誠実というものです。このために何百キロも移動して来ている方だって多いのですから。
今の時代、情報と体験はきちんと手間とコストをかけて取りに行かなければそう易々と手には入らないものですよ。逆に、労せず手に入る情報と体験は、あまり価値があるもんじゃないでしょう(タダのもの=広告である、というのが今どきだね)。
 
ただ、手間とコストをかけて取りに見える方に対しては、誰にでも分け隔てなく公平にドアを開いてお待ちしているという事は、お約束いたします。
 
これが、ワタシが考える誠実さ、です。
だから、来なかった人には教えてあげません。
 
「…興味があるんだけど…」
とお思いの方!慧眼です。素晴らしいです。うれしいです。
是非、秋葉原にお越しください。千人お見えになると、ワタシは同じ事を千回話す事になるのですが、喜んでそれをやりましょう。その覚悟は出来ています。
 
webページも作らなきゃなりませんし、パンフレットも用意しなきゃならないでしょう。業界団体ですから営利目的ではありませんし、現在までのところほとんど全ての手間とコストをワタシたちの持ち出しでやっていますので、至らない点についてはご容赦ください。でも、どんどん充実して行きますよ。
 
秋葉原UDX4階 「3D-GAN事務局」(クリックすると地図が出ます)
までお越しください。土日祝日は開いていませんが、平日であれば大丈夫です。
メールでの連絡は、info@tkls.co.jp までお願いします。
 
なぜこんな事をするのか?それはカンタン。

わたしたちには、「新しい世界観」が必要だからです。 
そして、世界で一番その「新しい世界」を見たがっているのが、このワタシなんです。
 
秋葉原でお会いしましょう~
 
 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さすがです(笑) (サンディーヌ)
2008-02-10 08:33:43
うんうん、しっかり内容報告していただき(笑)
あー、、、ネギの話は???ネェギィ、、、
返信する
お疲れ様でした (拓海)
2008-02-12 08:21:33
2/8はお疲れ様でした。
遅れって行ったために会議には参加出来ません
でしたが、次回は、必ず参加しないとですね!
返信する