なんと言いますか…
こんなに募集ごとばっかりでどうするの?…
と言われてしまいそうなんですが(笑)
日本動画協会さんと、大変有意義な打ち合わせをしました。
それは…
「アニメも、そのコンテンツ力を生かして商品化(=モノづくり)をもっと推進したいのです」
というお話をした、ってことですね。
日本動画協会さんは、我が国の名だたる動画(アニメ)製作会社さんが加盟する、言わば業界団体で、アニメ製作業の振興をなさってらっしゃる(立派な業界だ…)。
元来が子ども向けコンテンツであるアニメは、誕生の初期から
「マーチャンダイズ」
と呼ばれる製品戦略を採用して来ており、その是非は別にして、映像作品は二次利用をある意味前提として扱われて来た感がある。
しかし、それをもっともっと、過去の作品についても展開したい…
ということで、
『ジャパン・アニメコラボ・マーケット2008』(JAM2008)
が、この秋、ここ秋葉原UDXで開催されます。
まぁ、上記のURLを見ていただければ早いのですが、要するに…
「過去のアニメ作品を使って商品化企画を募集しちゃうぞ」
「優秀なアイデアは、商品化しちゃうぞ」
「そのために、このJAM2008では下記のコンテンツを使ってもOKだぞ」
(南ちゃんじゃない、ぞ ←アホ)
→ このコンテンツ(もぅね、スゴイ数があるっす)
…という主旨ですね。
「アニメ・チャレンジオーディション」分野では…
プロおよびアマチュア(法人・個人問わず)、アニメビジネスに活かせる技術や
素材などを利用した商品アイディア・企画を有するコンテンツクリエーター
というのが対象なので、こりゃ広い。要するに、ほとんど誰でもOKってことだ。
日本動画協会さんとお近づきになれたので、何かお役に立たなければ… って事もそりゃ当然あるのだけれど、それより、
…これって、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」のメイン・テーマである
「コンテンツ」×「モノづくり」
とその発想が一緒だ。うーん、素晴らしい。
紹介せずには、いられんです。
これに、最近のアニメであれば、主要なメカは3Dデータを使っているのが当たり前になっているから、「3D形状データで…」ってのが付くわけですよ。
ね、おんなじ。
今回使ってOKよ、となっているコンテンツを見ても、3Dデータを使っている作品がチラホラ見受けられて(青の6号は3Dだね…あ!雪風あるっ!ネガドンもあるやん!スゲー…)、今後は3Dデータを使っている作品はとても多くなって行くだろう。新しいから、こういうのに乗らないだけだからね。
3Dデータがありゃ… ねぇ(笑)こっからは、3Dで「何を・どう」作るか?っていういつもの話題だ。
試作もラクだから、プレゼンもやり易いし、元がアニメ用のデータだから監修も楽になるだろう。
あ!別に今回のJAM2008は「3Dデータを使わなければならない」という決まり事は一切無いですからね。そこは誤解なきよう。
「3次元形状を活用する会:3D-GAN」事務局では、このJAM2008のパンフレット・ポスターなどを置き、応援しています。
10月16日(木)~18日(土)の期間、「3次元形状を活用する会:3D-GAN」として
「アニメ用の3Dデータから、モノが作れるよ!」
といういつもの展示を行うと共に、ステージで
「アニメの人も、3D-GANおいでよ」
という主旨のプレゼンをさせていただく予定です。
JAM2008に応募したいのですがー… というご相談も3D-GANで受け付けますよ。
試作としての立体出力などで、お役に立てるものと思います。
…ワタシも何か考えてみよっかな?
なんか、いつも募集するばっかりだからー…(笑)
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