ボクは耳を澄まし、声のする方向に近づいて行った
少しづつ、確かめながらゆっくりと・・・
次第に、初めは微かだった声が
大きく、はっきりと聴こえ出したので、
その声の方向に這うようにして近づいていった
相変わらず周りは真っ暗であった
ミカの声がはっきり聞こえる、「急ごう」、
ミカ、ミカ、 聴こえるよ
ボクはここにいるよ
ねえ、ボクは大丈夫だろ?
「大丈夫」って言ってよ
いつもみたいにさ、
すると、小さく、小さく「なこ、大丈夫よ」
って聴こえた
神経を集中しないと聞き逃しそうな小さな声
うん、大丈夫なんだね
ミカがそう言うなら大丈夫だね
ちょっと待ってて、すぐにそっちに行くから
声を頼りにゆっくりと進んで行った
もう、すぐそばにいるように声が聴こえるところまで来た
と、思ったその時、目の前にあの時と同じ・・・・
・・・白い線・・・しかもその両端には・・やっぱり、あれは
「天使だったんだ」
少しづつ、確かめながらゆっくりと・・・
次第に、初めは微かだった声が
大きく、はっきりと聴こえ出したので、
その声の方向に這うようにして近づいていった
相変わらず周りは真っ暗であった
ミカの声がはっきり聞こえる、「急ごう」、
ミカ、ミカ、 聴こえるよ
ボクはここにいるよ
ねえ、ボクは大丈夫だろ?
「大丈夫」って言ってよ
いつもみたいにさ、
すると、小さく、小さく「なこ、大丈夫よ」
って聴こえた
神経を集中しないと聞き逃しそうな小さな声
うん、大丈夫なんだね
ミカがそう言うなら大丈夫だね
ちょっと待ってて、すぐにそっちに行くから
声を頼りにゆっくりと進んで行った
もう、すぐそばにいるように声が聴こえるところまで来た
と、思ったその時、目の前にあの時と同じ・・・・
・・・白い線・・・しかもその両端には・・やっぱり、あれは
「天使だったんだ」