案の定、早くあがったのはボクのほうだった
ミカは・・・きっとまだまだだな
備え付けのドライヤーで髪を乾かしたり、体重計に
乗ってみたりして、ソファーに腰かけてタバコに火を点けていると
「おまたせちゃん」とミカがあがってきた
「おまえさ、なんでも「ちゃん」をつけるとかわいいとおもってるだろ?
「そ、そんなことないも~ん」と笑いながらミカが言う、さらに、
「喉乾いちゃった」「何か買って」「ボクが?」「うん」
「あたしさぁ、フルーツ牛乳って飲んだこと無いんだぁ」
ボクは渋々冷蔵庫からフルーツ牛乳を出して、番台のおばちゃんに言った
「これ、いくら?」「90円だよ」飲み終わったらそこの箱に
瓶返しといてね 「あ~い」とボクは小銭を番台にのせ、
セロファンをはがして、蓋を開けてミカに渡した
ミカは「わーい、わーい」ってそれを受け取ると
両手で持ってこくり、こくりと飲んでいた
「だめだなぁ、飲み方ってあるんだぜ」「うそ」
「ほんと」「まず、片手で持つ、そして手を腰に当てる」
「これ、一番重要だからな」
そして一気に飲む!いぶかしげな顔をしながらもミカはボクの言うとおりやっていた
ぐいっと飲んでるのを見ながらボクは「半分くれよぉ」ミカがちょっと吹いた
「ちょ、ちょっと笑わせないでよしょうがないわね、「はい」と手渡してくれた
「あたしねっ、初めて飲んだよフルーツ牛乳って」「どうだった?」
「美味しかったぁ」「また買ってちょ」「じゃぁ1ℓのパック買ってあげるよ」
「ほんとぉ?」「ほんと、帰りに買っていこうね」
ミカは・・・きっとまだまだだな
備え付けのドライヤーで髪を乾かしたり、体重計に
乗ってみたりして、ソファーに腰かけてタバコに火を点けていると
「おまたせちゃん」とミカがあがってきた
「おまえさ、なんでも「ちゃん」をつけるとかわいいとおもってるだろ?
「そ、そんなことないも~ん」と笑いながらミカが言う、さらに、
「喉乾いちゃった」「何か買って」「ボクが?」「うん」
「あたしさぁ、フルーツ牛乳って飲んだこと無いんだぁ」
ボクは渋々冷蔵庫からフルーツ牛乳を出して、番台のおばちゃんに言った
「これ、いくら?」「90円だよ」飲み終わったらそこの箱に
瓶返しといてね 「あ~い」とボクは小銭を番台にのせ、
セロファンをはがして、蓋を開けてミカに渡した
ミカは「わーい、わーい」ってそれを受け取ると
両手で持ってこくり、こくりと飲んでいた
「だめだなぁ、飲み方ってあるんだぜ」「うそ」
「ほんと」「まず、片手で持つ、そして手を腰に当てる」
「これ、一番重要だからな」
そして一気に飲む!いぶかしげな顔をしながらもミカはボクの言うとおりやっていた
ぐいっと飲んでるのを見ながらボクは「半分くれよぉ」ミカがちょっと吹いた
「ちょ、ちょっと笑わせないでよしょうがないわね、「はい」と手渡してくれた
「あたしねっ、初めて飲んだよフルーツ牛乳って」「どうだった?」
「美味しかったぁ」「また買ってちょ」「じゃぁ1ℓのパック買ってあげるよ」
「ほんとぉ?」「ほんと、帰りに買っていこうね」