ボクたちはソファに並んで座り、熱いココアを飲んだ
ミカは両手でマグカップをはさむように持ち、「あちちっ」って言いながら
「ふぅふぅ」しながらゆっくりと飲んでいた
ボクは、「ねえ、温まった?」
すかさずミカは「ぶんぶん」と首を振ったので
ミカの顔を両手ではさみ、引き寄せた
頬がとても冷たい「まだ寒い?」「うんうん」って無言で頷くので
思わず抱き寄せて頬と頬をくっつけてミカの背中にまわした腕に
力を込めた、頬を離してミカの唇にキスをした、触れるだけの、小さなキス
「うん?」ミカが何か言っている「もっと」
どっきりした「ば、ばか何言ってんだよ」(少し照れてしまった)
名残惜しいのだがミカから唇を離して
冷めかけたココアをボクらは飲み干した
ミカがボクのCD棚からごそごそと何か探している
「何が聴きたいの?」「ん・・・パンク」
「あんまり持ってないぞー」
でも、どうやらクラッシュを見つけたらしい
「かけていい?」「どうぞ」と、ボク
すると、ステイフリーやハマースミスやらが
ガンガン鳴り出したひと通りかけたら
シメはクラッシュシティロッカーズだった
次は何にする?」なんて訊いてくるものだからボクは
「ジェネレーションX」なんて言ってみた
ミカのチョイスはもちろん
「キスミーデッドリィ」だ
映画「D・O・A」を思い出した
このギターのイントロ練習したんだよな
気が付くとミカはまたボクのギターをかかえて何か
うたおうとしていた
聴きたかったけどボクはギターを取り上げて
曲の間ずっとデッドリィなキスを続けた
ミカは両手でマグカップをはさむように持ち、「あちちっ」って言いながら
「ふぅふぅ」しながらゆっくりと飲んでいた
ボクは、「ねえ、温まった?」
すかさずミカは「ぶんぶん」と首を振ったので
ミカの顔を両手ではさみ、引き寄せた
頬がとても冷たい「まだ寒い?」「うんうん」って無言で頷くので
思わず抱き寄せて頬と頬をくっつけてミカの背中にまわした腕に
力を込めた、頬を離してミカの唇にキスをした、触れるだけの、小さなキス
「うん?」ミカが何か言っている「もっと」
どっきりした「ば、ばか何言ってんだよ」(少し照れてしまった)
名残惜しいのだがミカから唇を離して
冷めかけたココアをボクらは飲み干した
ミカがボクのCD棚からごそごそと何か探している
「何が聴きたいの?」「ん・・・パンク」
「あんまり持ってないぞー」
でも、どうやらクラッシュを見つけたらしい
「かけていい?」「どうぞ」と、ボク
すると、ステイフリーやハマースミスやらが
ガンガン鳴り出したひと通りかけたら
シメはクラッシュシティロッカーズだった
次は何にする?」なんて訊いてくるものだからボクは
「ジェネレーションX」なんて言ってみた
ミカのチョイスはもちろん
「キスミーデッドリィ」だ
映画「D・O・A」を思い出した
このギターのイントロ練習したんだよな
気が付くとミカはまたボクのギターをかかえて何か
うたおうとしていた
聴きたかったけどボクはギターを取り上げて
曲の間ずっとデッドリィなキスを続けた