今月末に車検の期限を迎えた我が愛車のスティード。昨年、友人から購入した97年式の中古車で、2年前の車検はその友人がやはりユーザー車検で更新していた。私にとっては初めてのユーザー車検だ。
幸いに自宅から5kmの場所に京都南車検場があり、事前に提出書類の購入と簡単な下見をしておいた。自賠責保険は近所のバイク店で加入して保険証の準備もOK。
このバイク店とは8月末に九州ツーリングに出掛ける当日フロントブレーキに不具合が見つかり、あわてて修理してもらったのが初めてのお付き合い。店主が私と同年であることがわかり、それからも時々訪問してユーザー車検の情報も少しいただいた。
もちろんNETからもユーザー車検に関する情報を集めたことは言うまでもない。
早めに書類は準備したのだが来客があったり雨が続いたりで天気予報を見て前日にNETで車検の予約を入れて車検場に行ったのは10月中旬過ぎ。
受付を済ませて検査レーンに行くと前には大型トラックが順番待ちで並んでいた。
順番が来てレーンに入ると若い検査官が来たので、先ず初めてのユーザー車検であることを告げ、「よろしくお願いしま~す」
車体番号の確認、そして左右のウインカー、ブレーキランプ、ホーンの作動確認のあと車体の何か所かを金づちで叩きながら目視でも検査をしている。OKのようだ。
それが終わるとバイクをローラーのある溝に前進させて、前後のブレーキの制動確認。これもOK。
続いてスピードメーターの検査で前輪が乗るローラーが回転を始めてスピードメーターが40kmを指したらホーンを鳴らさなければならない。このバイクのスピードメーターは時々針が止まったままでスピードケーブルをしごいたりしないと動かないことがあるが、今朝は家を出た時から動いていて問題なくOK。
途中で検査官がアクセルを回してエンジン音を確認していた。マフラーは社外品に交換していて現在の音量基準では不合格だと思うが旧年式なので何も言われなかった。
最後の検査がヘッドライトの光軸光量検査で、ここで引っ掛かるケースが多いようだ。バイク店主も何度か苦労したことがあると言っていた。
鏡のような計測器の正面からハイビームにしたヘッドライトを当てて少しだけエンジンの回転を上げた。5秒くらいしただろうか、横にいた検査官が「光軸が下を向き過ぎだ」と言うのでヘッドライトを上向きに手で修正しようとしたが計測器が計測を中止してしまった。そして電光掲示板にXが表示。
指示に従って前方にあるBOXにいた別の検査官に書類を出すと「光量不足、バルブかバッテリーかジェネレーターの不良だろう、4時までならあと2回再検査できます」と言われ、あえなく不合格。
取りあえずいつものバイク店で対策をと思って直行して不合格を報告。光軸が下を向いていた分だけ光量が不足することもあるとの店主のアドバイスと自分ではエンジン回転をもっと上げればと思ったので早速作業にとりかかった。念のためバルブも店主のバイクの予備バルブを借用交換して店のガレージの壁にヘッドライトの光を当てて光軸の調整。
で、車検場に引き返して2回目の光軸、光量検査にチャレンジ。今度はエンジンを走行時ぐらいまで回転を上げて計測器に当てること10秒。またもや電光掲示板にXが表示。ガックリ。
BOXまで前進して検査官に尋ねると光量が基準の15000カンデラに対して6400カンデラしかないとのこと。これでは話にならん。
1回目の検査時には光量値を聞かなかったが6400以下だったのに間違いない。後のまつりだが聞けば良かった。横にいた検査官から最初に指摘された光軸のことを重視してしまったようだ。
6400ではドロ縄的な対策をしても合格は無理だと悟って今日の4時までならもう1回できるはずの再検査もギブアップ。不合格の書類を持って受付に行き、後日再検査したいと言うと係の人は「4時までなら」と言いながら6400カンデラの数値を見て「ああそうだね」と言うような顔をしていた。
受付では2週間以内なら不合格項目の検査を受けられる「限定更新」の検査票と限定検査証を発行してくれた。日を改めての再検査は手数料が1300円かかるが仕方ない。取りあえずバイク店主に報告に行かなきゃ。
幸いに自宅から5kmの場所に京都南車検場があり、事前に提出書類の購入と簡単な下見をしておいた。自賠責保険は近所のバイク店で加入して保険証の準備もOK。
このバイク店とは8月末に九州ツーリングに出掛ける当日フロントブレーキに不具合が見つかり、あわてて修理してもらったのが初めてのお付き合い。店主が私と同年であることがわかり、それからも時々訪問してユーザー車検の情報も少しいただいた。
もちろんNETからもユーザー車検に関する情報を集めたことは言うまでもない。
早めに書類は準備したのだが来客があったり雨が続いたりで天気予報を見て前日にNETで車検の予約を入れて車検場に行ったのは10月中旬過ぎ。
受付を済ませて検査レーンに行くと前には大型トラックが順番待ちで並んでいた。
順番が来てレーンに入ると若い検査官が来たので、先ず初めてのユーザー車検であることを告げ、「よろしくお願いしま~す」
車体番号の確認、そして左右のウインカー、ブレーキランプ、ホーンの作動確認のあと車体の何か所かを金づちで叩きながら目視でも検査をしている。OKのようだ。
それが終わるとバイクをローラーのある溝に前進させて、前後のブレーキの制動確認。これもOK。
続いてスピードメーターの検査で前輪が乗るローラーが回転を始めてスピードメーターが40kmを指したらホーンを鳴らさなければならない。このバイクのスピードメーターは時々針が止まったままでスピードケーブルをしごいたりしないと動かないことがあるが、今朝は家を出た時から動いていて問題なくOK。
途中で検査官がアクセルを回してエンジン音を確認していた。マフラーは社外品に交換していて現在の音量基準では不合格だと思うが旧年式なので何も言われなかった。
最後の検査がヘッドライトの光軸光量検査で、ここで引っ掛かるケースが多いようだ。バイク店主も何度か苦労したことがあると言っていた。
鏡のような計測器の正面からハイビームにしたヘッドライトを当てて少しだけエンジンの回転を上げた。5秒くらいしただろうか、横にいた検査官が「光軸が下を向き過ぎだ」と言うのでヘッドライトを上向きに手で修正しようとしたが計測器が計測を中止してしまった。そして電光掲示板にXが表示。
指示に従って前方にあるBOXにいた別の検査官に書類を出すと「光量不足、バルブかバッテリーかジェネレーターの不良だろう、4時までならあと2回再検査できます」と言われ、あえなく不合格。
取りあえずいつものバイク店で対策をと思って直行して不合格を報告。光軸が下を向いていた分だけ光量が不足することもあるとの店主のアドバイスと自分ではエンジン回転をもっと上げればと思ったので早速作業にとりかかった。念のためバルブも店主のバイクの予備バルブを借用交換して店のガレージの壁にヘッドライトの光を当てて光軸の調整。
で、車検場に引き返して2回目の光軸、光量検査にチャレンジ。今度はエンジンを走行時ぐらいまで回転を上げて計測器に当てること10秒。またもや電光掲示板にXが表示。ガックリ。
BOXまで前進して検査官に尋ねると光量が基準の15000カンデラに対して6400カンデラしかないとのこと。これでは話にならん。
1回目の検査時には光量値を聞かなかったが6400以下だったのに間違いない。後のまつりだが聞けば良かった。横にいた検査官から最初に指摘された光軸のことを重視してしまったようだ。
6400ではドロ縄的な対策をしても合格は無理だと悟って今日の4時までならもう1回できるはずの再検査もギブアップ。不合格の書類を持って受付に行き、後日再検査したいと言うと係の人は「4時までなら」と言いながら6400カンデラの数値を見て「ああそうだね」と言うような顔をしていた。
受付では2週間以内なら不合格項目の検査を受けられる「限定更新」の検査票と限定検査証を発行してくれた。日を改めての再検査は手数料が1300円かかるが仕方ない。取りあえずバイク店主に報告に行かなきゃ。