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イージースリップ(モデリングキャスト)は乾燥するとナイフや彫刻刀の刃が立たなくなるんです。
ドリルもなかなか貫通しません。
通常はバリ取りや大雑把な研磨は乾燥する前に終わらせるのですが、そのタイミングはわずか数時間…。
乾燥は意外と早く、うっかりカチカチにしてしまう事も多いです。
そうなった場合は表面を水で湿らせながらの作業になるのですが、複製に複雑な加工を施す場合などは、非常に時間がかかりストレスの原因になります。
そこで柔らかい状態を保つ為には色んな方法があります。
●水を含んだスポンジと共にタッパーにいれ保存する。
●ラップで緩く包む。
●ウエットティッシュで包む。
しかし、思った以上に柔らかくなったり、結局乾燥してしまったり、原型の大きさによっても状態はまちまちで…安定した柔らかさを保つのは難しいです。
ピコりんが最近試しているのは、石膏型を水で湿らせて複製をその中に入れ保存する方法。
これもある程度、タイミングが必要なのですが、例えばナイフの刃が立たなくなってきたと思ったら、湿らせた石膏型に戻すと次の日には再び柔らかくなっていたりします。
一度固まった物を柔らかく戻すという行為で気になるのは強度ですが、今の所強度に不安は感じません。
完全に固まったイージースリップは中空部の中を水で湿らせて湿らせた石膏型に入れると全体的に柔らかくなり、作業し易くなります。
勿論、表面に水をつけながらの作業にはなりますが、カチカチのままよりはかなり楽です。
湿らす加減や複製の大きさによっても色々条件が変わると思うので、真似する方は自己責任でお願い致します。
久しぶりにランキング見てみたら!!えらい下がっとるよ!!くそ!!
乾燥すると加工が大変なのでしょうね。
石膏型を利用するとは、面白いアイデアですね。
形も保護されるということもあるのでしょうか。
乾燥すると刃がたたず、力任せに削っていると数分で刃が切れなくなって…
ルーターやドリルもすり減ってしまうので柔らかく保つ事が時間短縮の鍵みたいです。
初めての頃は加工する時に力の入れすぎで手が腫れて氷で冷やしながら作業したりしてイージースリップに手を出した事を後悔した事もあったのですが、経験を積めば色々コツがあるので…今は楽しくやってます。
複製は一割程度収縮するので、形によっては型に戻せない場合もありますが、型の中に入れて置けば横で娘が暴れでもヒヤヒヤしないで済みます。アハハ