ラクッコピコりんの紙芝居

毎日人形を作ってます。日々の製作や活動を主に記してます。

直そうと思って壊した。2

2008年09月30日 14時12分01秒 | 修理・改造

壊したと言えば・・・・

実はピコりんバイク3号機も・・・・。

ピコりんバイク3号機「かもめ」の修理は予算が出来た後にしようと格納庫までの移動中。
格納庫までは約200mあり手で押して行ったのです。
運んでいる途中で格納庫にある4号機の事を思い出したのです。
「3号機がダメなら4号機の調子でも見ようか・・・・」と。
でも4号機のタイヤは空気が抜けているので、そのままでは移動できない。
仕方なく家に空気入れを取りに行こうとバイクを切り返したんです。

「バリリン!!」と振動が・・・・。

後ろをみると電柱にぶつかったテールレンズが!!
なんと3号機のテールレンズを割っちゃいました。

「うわぁぁぁぁ!!!どうしよ~!!どうすればいいんだ!!あ~!!」オロオロ
静まり返った住宅街で思わず叫んでしまいましたよ・・・・。
たかがカブのテールレンズと思うかも知れませんが・・・・。

現代の純正はこんな感じ。

形はそっくりなのですが、決定的に違う部分が!!

これはテールレンズを横から見た写真です。

左が現在の純正。右が旧タイプの純正です。
旧タイプには黄色い反射板が付いています。
この黄色い反射板がお気に入りだったのです。

この旧タイプはもう売っていないのです。
30年前の物なので、新品は期待できません。
そっくりな社外品はあるのですが、微妙に違うんです。
中古ならあるかも知れませんが、ついていたのは、ほとんど劣化していない美品でした。
「新品じゃなきゃイヤぁ~!!なんでよりにもよってテールレンズだったんだ~!!」
ウインカーだったら探せばいくらでもキレイなのがあったのに・・・・。

泣けてくる・・・・。


エンジン始動

2008年09月28日 17時04分14秒 | 修理・改造

これはバイクのエアクリーナです。変な形です。

この中にはスポンジが入っていてホコリをとる役割があるのですがボロボロで使い物になりません。
多分エンジンが回らなくなったのはこのボロボロのスポンジのクズがキャブレターを目詰まりさせたのが原因のようです。

スポンジシートをきりました。適当です。

これにエンジンオイルを染み込ませエアクリーナに組み付け完成。

これは燃料タンクの下あるフューエルコックです。

キャブレターへのガソリンの流れをコントロールする装置が付いているのですが、具体的な働きがわからず、正常に作動しているのかどうかわかりません。
勉強不足です。
とりあえずきっちり洗浄しました。

その他、ゴム部品の劣化も酷いです。

プラスチックみたいになったOリングとカチカチになって割れた燃料ホース。

ホースはとりあえず肉厚のビニールホースを使い、Oリングはゴムマットを切って作りました。
なんとかなるでしょう・・・・。
なんでも手づくりです。

これらを全部組み付けエンジン始動しました。意外と良い音。うるさくも無いしスムーズに回転数もあがります。

しかしクラッチを握るとクラッチが戻りません。
握るとバネの力で戻るはずなんですが全然戻りません。
ワイヤーの長さを間違ったかな?といろいろ調べて行くと、なんとクラッチレリーズがクラクラしています。
どうやら、クラッチレリーズアームを引っ張り抜いた時にクラッチレリーズシリンダーも引き抜いてしまったようです。
そのためレリーズピニオンとクラッチの接点が狂ってスカスカになったようです。

写真はクラッチレリーズアームをクラッチレリーズシリンダーから外した状態の写真です。

「どうすればいいんだよ!!」

表からはどうすることも出来ません。

「開けるの?やっぱりクラッチケース開けなきゃダメ?」

クラッチケースを開けて中から調整しなくてはならないようです。
バイクを直そうと思ってとんでもない部分を壊してしまいました。

最悪です。


燃料タンク洗浄

2008年09月27日 17時49分46秒 | 修理・改造

タンクを洗浄しようと思ったけど、時間もお金もないです。
さっさと終わってお金のかからない方法が必要。
お金がかからないとは、ピコりんの財布から何も出ない状態です。
家にある物で難局を乗り切る方法。

洗剤で錆びを落とす方法としてサンポールを塗布する方法があります。
成分は塩酸なので塩酸の入っている洗剤なら何でもいい。
「ジョンソン トイレクリナー」これで良い。
これで洗えばサビは落ちる。落ちるけど酸が強すぎて直ぐに錆びる。

洗った後は直ぐにアルカリ性で中和しなきゃダメ。
アルカリ性って何かな?

木の灰とか・・・・。そんな物無い。
重曹・・・・そんな物も無い。
アルカリ性の洗剤とか・・・液体トップとか?

洗濯用洗剤は勝手に使うと文句言われるからなぁ。

あ!!!石灰!!畑の酸が強くなったら畑に撒く消石灰!!
あれを水に溶けばいいかも。

準備完了。

タンクの下の穴を塞ぎ、トイレクリーナをタンクに入れたら給油口をビニールとビニールテープで塞ぎ、振ります。

原液です。10分。
時折、給油口の部分から中身が漏れるので、直ぐに水で洗い流します。
そうしないと、塩酸が塗装を浮き上がらせてしまうから。面倒だけど、漏れたら直ぐに水。
再び給油口を開け中に水を足して、また口を閉めて、更に振ります。
腕が疲れたら、中身を一気に出します。

また水を入れて振る。出す。入れる。振る。出す。
泡が出なくなったら、石灰水を入れて暫く休憩。
休憩が終わったら、石灰水を少し出して振る。全部出す。水を入れて振る。出す。
白い水が透明になるまで繰り返します。

中の水をきり、中身を乾かしたら「クレCRC5-56」をタンク内にたっぷり噴霧して完了。

「クレCRC5-56」は防錆効果が期待できる潤滑剤です。

サビは完全には取れませんでしたが、錆びの再発は無いようです。石灰水でも中和できるのかもしれません。
後日再発するようでしたらブログにてお知らせします。

塩酸系洗剤を使うときはお湯を使った方が効果が出るようです。今回は時間が無かったので、水でやっちゃったので効果が薄かったようです。
また振る際は、タンク内にクサリを入れると、研磨効果も向上し短時間でタンク内の錆びを除去できます。
研磨用に石やナットを入れる人も多いようですが、取り出す時に苦労するのでクサリがお勧めです。

今回ピコりんの家にはクサリ無かったので液体を振っただけです。
まぁこれだけ落ちれば許容範囲内です。

注意、この方法で、何年も錆びが発生しないわけではありません。
ピコりんは時期に錆びる事を前提としておこなっております。

塩素は金属を劣化させる恐れがあります。
バイクのタンク内の錆びを落とす際は「花咲かG」というクリーナーが一般的です。


ピコりんバイク4号機修理

2008年09月26日 18時31分07秒 | 修理・改造

あれです。
3号機は部品が無いとダメなのでとりあえず4号機をいじります。
5年も放置していたのでこれ以上放置するとメンテナンスどころのレベルではなくなってしまうので・・・。


これは「スズキ ハスラーTS50」というバイクです。
カブは遠心クラッチ方式でシフトチェンジが特殊ですが、このバイクはクラッチ操作をしなくてはならない普通のバイクです。
普通のバイクも乗れないのは問題なのでバイク操作の練習用です。

50ccなのでパワーは弱いですが、大きさや加速の感覚がなかなかなので、中排気量バイクを乗る際のシュミレーション程度にはなります。
ピコりんはバイクの免許がないので中排気量バイクを公道で乗ることは出来ませんが、友人などのバイクの調子を見るときは敷地内を乗ることがあるので、一応操作は憶えておかないと格好悪いのです。

でも250ccまで・・・それ以上は自信がありません。

まぁそんな話はどうでも良いですが、このバイクも不動です。
現在、メンテナンスのため、燃料タンクと、シートと、エアクリーナーと、バッテリーと、キャブレターと、クラッチワイヤーを、外しています。
この状態ではどんなバイクか全容がわかりませんね。

燃料タンクの中はサビサビです。

ここまで錆びていると洗浄が必要です。

キャブレターもカチカチでアクセルスロットルが回らないほど酷いので、分解洗浄です。

フロートの底は当然ドロドロのコペコペです。
本来は全部分解して洗浄したほうが良いのですがちょっとした事でセッティングが変ってしまう事もあるので、今回はメインジェットとスロージェットは外さないで洗浄します。

エアクリーナーのスポンジも土のようにパラパラになっていました。
このままではダメなので応急処置でなにかのスポンジを探さなくてはなりません。

タンクを洗浄して組み付けて調子が悪かったらシリンダーヘッドガスケットとかエキゾーストの方にも何か問題があるかもしれません。
過去にちょっと余計な事しちゃったし、チャンバー辺りにも漏れがあるようなので・・・・そっちが調子悪かったら色々と面倒な事になりそうです。トホホ

他に消音機のグラスファイバーもコペコペになっているので、買い替えが必要です。
ツーストロークエンジンなので消音機に問題があると、スパン!!スパン!!と非常にうるさいんですよね。
まぁこれは後でも良いですが、なるべく近所に迷惑はかけたくないです。


ピコりんバイク3号機修理

2008年09月25日 18時56分47秒 | 修理・改造

わたあめ機の事を考えると頭が痛くなってくるので、ただいま気分転換にバイク修理をしています。
写真はピコりんバイク3号機です。

「ホンダスーパーカブ50デラックス」多分1978年製。
カブマニアの間では「かもめ」と言われ人気の旧車です。
ただいま修理中なのでレッグシールドを外しています。
30年前の物とは思えない程、ピカピカです。

とりあえずエンジンはバリバリに回るようになりましたが、電装系が逝ってます。
症状はエンジン回転数が上がるとヘッドライトの電球が切れるのです。
切れるというか電圧が上がり爆発するような勢いです。

こうゆう場合は大抵レギュレターが逝っちゃってます。
レギュレターは交流電流を直流にし、さらに過剰な電気を熱エネルギーに変え消費させ、電装に負担をかけないようにする回路。だとピコりんは解釈しています。
これを修理するのは簡単。ピコりんバイクの2号機からとりあえずレギュレターを外し2号機に付け替えればバッチリです。

カブのレギュレターはバッテリーケースの中にあります。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・?」

「あれ?・・・・ない!!どこにも無い!!」

「このバイクはレギュレターが欠損している~!!!!」

どこをさがしてもレギュレターが付いていません。ピコりんは電気にとても弱いのですがとりあえず配電図を確認する事にしました。

↓これは3号機と同じ年代のカブの配線図です。

興味のある方は画像をクリックすると拡大します。

配電図と30分にらめっこ・・・。
「やっぱり無い!!レギュレターが無い!!」

「レギュレター」がありそうな部分にあるのは「セレニュームレクチファイヤー」???
電気が弱いピコりんはそんな名前しりません。
とりあえずセレニュウムレクチファイヤーを見てみると。

「何これ・・・・。レギュレターには似ても似つかないチープなダイオードのようです。
調べて見ると日本語では「整流器」と言うそうです。
交流を直流に変更する回路のようです。
「整流器」では過剰な電気を消費できないはずです。


配電図を見ても他に過剰な電気を消費できそうな物はないし、この時代のバイクはどのようにして過剰な電気を消費していたのか・・・・。不思議です。

いろいろ調べてやっとわかりました。

発電された電気は電圧の不安定な交流電流です。
それを「セレニュウ-ムレクチファイヤー」で直流にかえ、各電装部分に配電されます。
使い切れない余った電気は全てバッテリーに流れます。
バッテリーで余った過剰な電気は化学分解でガスに変り外気に放出されるのです。

エネルギーを消費できる回路をわざわざつけなくてもバッテリーが勝手に消費してくれるようです。

レギュレターの付いたバイクはバッテリーが弱っても問題ありませんが、旧型のカブはバッテリーの機能がとても重要なのです。
壊れたバッテリーでブリブリ走っていたので、整流器に負担がかかったのかもしれません。
ピコりん全然知りませんでした。

そうそう、よく古いバイクに乗っていたら突然バイクから火がでたとか、爆発音がしたと言う話を聞きます。
これは、レギュレターの付いていないバイクに密閉式のバッテリーを積んだ為だと思います。
バッテリーには「開放式」と「密閉式」があります。

密閉式はメンテナンスの必用もなく安全で、意外と安価に売っているので、便利なのですがレギュレターの付いていないバイクにには乗れられないのです。
密閉式のバッテリーだと中で発生したガスは逃げ場がなくなり爆発してしまうと言う事です。
とても恐ろしい事です。

まぁそんな話しはどうでも良いですが、ピコりんは貧乏なので、バッテリーも整流器も正規の値段では買えません。
とりあえず機会を待ちます。

バイクよりも先に貧乏を直したい。


実験第2弾!!

2008年09月13日 18時26分15秒 | ハンドメイド

熱源はカセットコンロ。
コンロの中心に無理矢理、穴を開けました。
缶には穴じゃなくて金網です。金網はけっこう細かい物を選びました。
ザラメは良い感じで溶けてゆきます。

いけそうです!!
期待が高まります!!

スイッチオン!!


でた~~~!!


綿じゃなくて液体のザラメが目視できるほど大量に飛び出してしまいました。
周りに置いたダンボールには大量のザラメの粒が・・・・。

どうやら熱が強すぎて、遠心力で出たザラメが冷めて繊維状になる暇がないようです。
もうイヤ・・・。くじけそうです。


実験!!

2008年09月05日 16時24分06秒 | ハンドメイド

とりあえず、実験開始。

ドリルに空き缶をつけて、ドリルを回してみると。
回転数が早く、ちょっと恐い感じです。
右絞めのネジで固定しただけの缶を高速ドリルで右回転させたら脱落するんじゃないか?
と思ったけど、脱落防止対策をしているので、ちょっとくらいなら大丈夫みたい。

「回転釜はこれでよし。次は熱源・・・・。」
とりあえずロウソク1本を缶のしたへ・・・・。
ザラメを入れてみる。

みるみるうちにザラメが溶けてゆく!!



はずだった・・・・。

しかしロウソク1本では全然溶けない。

どうしても綿状のザラメが見たいので、ライターで炙り無理矢理ザラメを溶かし、回転させてみました。

キターーーーーーーーーーー!!

糸状の物が出てきた。
しかし糸状の物は回転釜にくっ付いたまま・・・・。

「やはり火力不足か・・・・。」

「ロウソク10本つけたらどうなるのかな?」
なんて安易な事を考えていると、突然の雨。
慌てて片付けました。


買わなきゃダメでしょ!!

2008年09月04日 12時51分29秒 | ハンドメイド

取り付けたシートは最高です!!
シートが変るだけでバイクまで変った感じです!!
またパワーアップ改造したくなってきました!!
・・・・・・・
しかし、バイクで浮かれている場合ではありません。

娘は毎日わたあめの機械は?と言います。
何を言っても納得しません。

バイクのシートを買ってしまったので小遣いはわずか。
今更わたあめ製造機を買うお金はありません。
ピコりん本気で貧乏です。

とりあえず「わたあめの機械」は作る方向で・・・・。
いろいろな廃品をかき集めていると娘が「何してるの?」と聞いて来ました。
ピコりんは「ん~なんだろうね?」とごまかしていたんだけど、妻が「わたあめの機械作るんだって」って言っちゃった。

娘はそれを聞いて急に怒り出しました。

「機械買わなきゃダメでしょ!!わたあめじゃないでしょ!!」

かなりご立腹で、鬼のような顔でポカポカとピコりんの頭を叩いてきます。

ピコりんが用意した物はわたあめには似ても似つかない、ただのネジとパインの缶詰めとスマートボールを作った時に即席で作ったのドリルガイド。
「そんな物で、あの美しく美味しいわたあめが作れる訳がない!!」
と怒っていたようなのです。

ウムム・・・作れるわけがない・・・・?

たしかに・・・・・。


これがいらないイスです。

2008年09月03日 12時44分50秒 | 修理・改造

これはピコりんのバイクのシートをパカっと開けた状態の写真です。
バイクと言っても「カブ」です。ホンダスーパーカブカスタム50改です。
改造手術をしているので時速70kmくらいは出ます。
本当はもっと出るはずです。

でもシートはボロボロ。
中のスポンジも変質しかかっています。
金属部分の腐食も酷く手で曲げるとバラバラと落ちてきます。
この状態で3年我慢しました。
雨の日は水滴が染み込みお尻までビチョビチョです。
貧乏丸出しで、みんなから指を指される程、情けないシートです。

もう我慢も限度を超していました。

この左側が我慢したシート。右が今回落札したシート。

美しいです。
まだ座ってません。あ~座るのが勿体無いなぁ~。
あはは!!あはは!!あはは!!うれしいなぁ~!!


イスいらない・・・。

2008年09月02日 10時30分34秒 | 娘と色々

娘は最近[わたあめ]にが好きになりました。
わたあめの材料は非常に安いのですが、わたあめ自体はそんなに安くはない。

そこでピコりんは娘に、オモチャのわたあめ製造機を買ってやろうかと考えました。
新品は高いので中古のヤフオクでゲットしようと娘と一緒に見たのです。

娘は、わたあめ機が手に入ると思い込んでしまったようなのですが、商品を詳しく調べて行くと、オモチャのわたあめ製造機を買って満足している人も少なく、無茶をすると直ぐに電熱線が断線したりヒューズが切れたりするそうです。
買うべきか買わざるべきか、モヤモヤと考えているうちに、以前から欲しかったバイクのシートを発見。
中古と言えども、超美品。
しかも底値と思われるほど安い!!
複数出品されていて競り合わずにゲットできるチャンス!!
こんなチャンスはめったないのです。

後先考えず、シートを低価格でゲット~!!

「1900円で落札したぞ~!!」

「もうすぐ「わたあめ」の機械がくる?」
「いや、こない・・・。」
「わたあめの機械はいつ?」
「落札したのはバイクのシートだから・・・・。」
「バイクはいらない。」
「バイクじゃなくてバイクのシート。」
「シール?」
「シート」
「シート?」
「そうバイクのイス」

「イス?・・・・イスいらない・・・。」
「・・・・・。」