の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

イサーンのシム(布薩堂)・ワット バン コーン ケン ヌア

2014年06月24日 | ローイ・エット
■「チュム・ペー」から南回りの国道201号線、国道229で「ワット・サヌアン・ワリー」まで134km、「ワット・サヌアン・ワリー」から国道23号線を東へ走り「ローイ・エット」まで120km、バイパスから国道2045号線を7km南へ行くと「ワット・バン・コーン・ケン・ヌア」があります。

国道2045線に立つ案内板です。



お寺の伽藍です。

寺院の建立は1885年です。シムは幅4m、奥行き8mの切妻屋根で木製瓦を重ね、破風には花模様の彫刻が施されています。








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■シム入口の壁面に仏伝図が描かれています。








「ナーン・トラニー」の髪の毛から吹き出す水に溺れる「マーラ」の兵士たち。

瞑想する太子と成道を妨害するため攻撃してくるマーラ(魔羅)軍です。

マーラ軍です。

太子の瞑想を助ける「ナーン・トラニー」と髪から流れる水に溺れるマーラ軍です。





太子剃髪の図です。右端に泣いている御者と愛馬が描かれています。

上部中ほどには太子が身に付けていた衣類や装身具を妃に届ける御者が描かれています。



ほとんど消えかかっていますが、太子出城が描かれています。蹄の音を消すため、神々が愛馬の脚を支えているのが判ります。



太子の宮廷生活でしょうか、一部の漆喰が剥がしてあります。




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■堂内です。






光背の周りまで漆喰が塗布されています。


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