の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

イサーンのシム(布薩堂)・スワンナプームの2寺院

2014年06月25日 | ローイ・エット
■「ワット・バン・コーン・ケン・ヌア」から国道2045線をローイ・エットのバイパスまで戻り、国道215号線を南へ向かいます。
目的の「ワット・サ・ケット」へは国道215号線でスワンナプームの交差点を左折すれば16kmの直線道路上にあったのですが、ナビはずいぶん手前から脇道を指示します。知らない土地の目的地までは教えてくれますが、そのルートが走行に適しているかどうか関係なく、ただ短距離なだけです。取敢えずはナビに従います。結局、距離は数メートル短いが、時間は4、5倍以上掛かる悪路でした。





午後3時10分、「ワット・サ・ケット」に到着です。集落に入った頃に、空が真黒な雲に覆われ、強風が吹きだしました。寺院に到着するや、降り出してきました。

寺院はアユタヤ時代に建立された古刹で、布薩堂は1860年代に建設されました。2棟並んでいますが、どちらも布薩堂のようです。





お堂の中です。



右の布薩堂の破風と「ルアン・プーン」と呼ばれる彫刻が施された軒下飾りです。

降り出し後の暫くは、傘を差して見て回れたのですが、5分もすると傘では太刀打ちできなくなりました。
僧侶の居所が高床式の建屋になっているので、その下で雨宿りです。

野良犬も雨宿りにやって来ます。

軒下は川になっています。

30分で驟雨は上がり青空がもどってきました。

降った雨でお堂の回りは水溜りとなりました。

左の布薩堂の「ルアン・プーン」です。ちなみに屋根の上に見えるナーガ飾りは「ハン・ホン」、屋根の上の凹凸模様はナーガの鱗に見立てた「バイ・ラッカー」と呼ばれる装飾です。

軒を支える「カン・トゥワイ」です。

左のお堂は横にも扉があります。
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スワンナプーム市街へ向かう道路を7.6km走ると「ワット・トライプーム・カナチャーン」があります。







軒下飾り「ルアン・プーン」です。案内板では堂内にはイサーン人またはラオ人が描いた仏伝図の壁画があるようですが、施錠されていて入ることができませんでした。







手前はアユタヤ時代に築かれた仏塔です。
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■「ワット・トライプーム・カナチャーン」の壁画を見ることはできませんでした。寺院を後にしたのが午後4時半です。8.4km走ると国道214線に出ます。スリンまで行く予定でしたが、スワンナプームからだと約90kmあります。近くでもう一カ所行けなかったシムがありヤソートーンで泊まることにします。約40kmの距離です。
「ワット・トライプーム・カナチャーン」から国道214号線に出たところです。直進すればスワンナプームの市街です。ここに至るまでもナビは脇道を指示しましたがすべて無視です。

「J.P.エメラルド・ホテル」に泊まります。
今夜は結婚パーティーが催されるようで、DXルームしか空きがないとのこと、宿泊料を尋ねると1200バーツ、泊まることにします。

部屋のベランダから見るヤソートーンの風景、川はチー川です。

市街地です。
来週はロケット祭り「ブーン・バン・ファイ」が催されます。5月から6月にかけてイサーンの各地域で催される雨乞い祭りで、大きなもので重さ200kgの火薬を詰めた手製のロケット花火を打ち上げ、高さを競います。
ロケット打上げの前日にはロケットを飾り付けた山車のパレードがありますが、その山車がお披露目されるのが「J.P.エメラルド・ホテル」へ入る手前の大通り(国道23号線)です。さすがに来週は宿泊予約で満室のようです。
ちなみに、スワンナプームでは明日開催されます。


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