の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

アンコール・ワット(天国と地獄)

2015年08月02日 | カンボジア
第一回廊の南壁面の東側には死後の世界を表わした「天国と地獄」に彫刻です。これはアンコール・ワットが墳墓寺院だといわれる根拠になっています。
壁面彫刻は3段で構成されており、上段と中段は極楽浄土へ向かう王と王妃、それに王の家族、高官、従者たちが行列を作っています。下段は地獄を表わしています。

上部二段の道は、篤信する王侯、高官、女官たちが進んでいます。下は地獄への道です。





輿に乗って閻魔大王(ヤーマ天)の審判の場へ進む王妃です。



下段の地獄では獄卒に責めを受けているところです。

王妃とかしずく女官たちの別れです。これからみんな閻魔大王(ヤーマ天)の審判を受けます。

中段は審判へ足早に進む王と王妃の輿です。下段は地獄の獄卒に引き立てられ、象に踏みつけられる亡者たちです。

下段では首にひもをかけ、棍棒で殴られながら引き立てられます。

中段の王の輿です。

地獄図です。舌抜きの刑でしょうか。



首絞めの刑だそうです。

磔地獄、身体じゅうに釘を打ち込まれて、苦痛で顔がゆがみます。

この一帯の上段は雑な修復作業によって浮彫が剥がれてしまったそうです。


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