パヤオの2020年1月2日です。
2日の朝はパヤオ湖船着場前でサイバートをして徳を積み、その後舟でパヤオ湖の睡蓮撮影です。
ナコーンサワンのブン ボーラッペット湖、ウドーンターニーのノーン ハーン湖の湖面を埋め尽くす赤い睡蓮は有名ですが、パヤオ湖の東南部を埋め尽くす赤い睡蓮も見応えがあります。残念だったのは早朝の舟出で靄と雲が厚く朝陽に照らされなかったことです。
帰路は船着き場の沖合500mにあり、地元の人から神聖な島と崇められている、湖上の古刹ワット ティローク アーラームに上陸して参拝です。
ナーンへ向かって出発、走行中の湖畔にパヤオ観光案内所がありました。親切に対応してくれた職員から ”パヤオのプー チー ファ” を紹介されました。市街から北へ10kmのドイ ドアン山系のモン ピー キアン山麓にあります。正式な名前は ”プー ヒン ボー シップ ソーン(12の池がある岩山の森)” で詳細が書かれているハードカバーの本やたくさんのパヤオガイドブック、カレンダーを貰って出発です。
山麓駐車場からピックアップ トラックに揺られて未舗装の山道をボー シップ ソーン近くまで移動です。
一帯は岩の山で7ヶ所の見所があります。その一番下にあるのが岩盤の斜面にできた12の池(ボー シップ ソーン)です。
解説では年中水を湛えているそうです。乾期である正月に訪れていますが、写真のように水がありました。
砂岩を山の水が浸透しているようです。池の周りには溢れた水を低位置の池に導水するための人工の細工が施されています。
山の上部には古代人の壁画が残されており、この池は古代人の貴重な貯水池だったようです。
岩山を登っていくと ”パヤオのプー チー ファ”「パー ホワ ルア」です。
プー チー ファとはチェンライとラオスの国境にある標高1628mの断崖絶壁です。断崖の先端が空を突き刺すような形をしています。冬季は眼下に雲海ができて、そこからのご来光を見にタイ人が集まる人気の観光地です。パヤオ市街からは130kmの東北にあります。
パー ホワ ルアも冬季は日の出が綺麗なようです。標高はそれほどでないから雲海は駄目でしょうが眼下が朝靄に包まれるでしょう。ちなみに名前の ”ホワ ルワ” は船首のことで、岩壁の形から名付けられたようです。
第三のポイントは ”バン=ラン クン ジュア(ジュア王の玉座)” です。
クン ジュアは古代のパヤオ王です。彼の父はチェンサン(チェンライ)王国の防衛要衝として住民を連れて移住、シンハラートの領主となります。父の後を継いだクン ジュアは丘陵の平坦な地域で軍事訓練を行ないました。彼は領土を拡大しパヤオ王に君臨します。ジュア王が軍事訓練のときに腰掛けた石です。
民間信仰ではこの砂岩の玉座に座ると幸運が与えられるそうです。
最終ポイントの古代人の壁画を見たかったのですが、ナーンまでの時間を考えここで引き返します。午前11時45分です。
昼食は二日連続で国道沿いのクイティアオ屋さん ”アンチャルーン” です。
クイティアオだけでは腹持ちしないのでご飯も注文しました。
食後はナーンへ向かいます。国道1251号線でチャンムアンから国道1091号線となる150kmの山越えコースです。宿泊は少し奮発してプーカー ナーンファー ホテルにしました。
* * * * *
ナーンの朝は市街西部の小山にあるワット プラタート カオノーイからナーン市街を眼下にご来光の撮影です。残炎ながら雲が多すぎました。
実は3回目の挑戦ですが、なぜかいつも雲に覆われてご来光は拝めず撮影失敗です。
その後、ホテルに戻り朝食を済ませてナーン市街の東、プー ウィアンの丘陵にあるワット プラタート チェーヘーンに参拝します。
再び市街に戻り、ワット ミンムアン周辺で昼食、シーサチャナライへ向かいます。
ワットミンムアン礼拝堂の壁画です
プレーの特産品ソーセージをデンチャイ交差点手前で購入、シーサチャナライのお土産です。
* * * * * * * *
この旅行以降はコロナで県をまたぐ越境規制、午後8時以降の外出禁止等々と厳しい規制で部屋ごもりが続きました。昨年11月から1泊の遠出をするようになり、今年の5月には久し振りに4泊でスコータイ周辺を回ってきました。目的はスコータイにある2ヶ所の国立博物館でした。(次回から投稿予定)
しかし、2020年4月のガソリン代と比べるこの高騰です。日本円に換算すれば為替変動もあって、1リットルあたり55.66円から170.71円と3倍です。これでは移動距離の自主規制です。
2日の朝はパヤオ湖船着場前でサイバートをして徳を積み、その後舟でパヤオ湖の睡蓮撮影です。
ナコーンサワンのブン ボーラッペット湖、ウドーンターニーのノーン ハーン湖の湖面を埋め尽くす赤い睡蓮は有名ですが、パヤオ湖の東南部を埋め尽くす赤い睡蓮も見応えがあります。残念だったのは早朝の舟出で靄と雲が厚く朝陽に照らされなかったことです。
帰路は船着き場の沖合500mにあり、地元の人から神聖な島と崇められている、湖上の古刹ワット ティローク アーラームに上陸して参拝です。
ナーンへ向かって出発、走行中の湖畔にパヤオ観光案内所がありました。親切に対応してくれた職員から ”パヤオのプー チー ファ” を紹介されました。市街から北へ10kmのドイ ドアン山系のモン ピー キアン山麓にあります。正式な名前は ”プー ヒン ボー シップ ソーン(12の池がある岩山の森)” で詳細が書かれているハードカバーの本やたくさんのパヤオガイドブック、カレンダーを貰って出発です。
山麓駐車場からピックアップ トラックに揺られて未舗装の山道をボー シップ ソーン近くまで移動です。
一帯は岩の山で7ヶ所の見所があります。その一番下にあるのが岩盤の斜面にできた12の池(ボー シップ ソーン)です。
解説では年中水を湛えているそうです。乾期である正月に訪れていますが、写真のように水がありました。
砂岩を山の水が浸透しているようです。池の周りには溢れた水を低位置の池に導水するための人工の細工が施されています。
山の上部には古代人の壁画が残されており、この池は古代人の貴重な貯水池だったようです。
岩山を登っていくと ”パヤオのプー チー ファ”「パー ホワ ルア」です。
プー チー ファとはチェンライとラオスの国境にある標高1628mの断崖絶壁です。断崖の先端が空を突き刺すような形をしています。冬季は眼下に雲海ができて、そこからのご来光を見にタイ人が集まる人気の観光地です。パヤオ市街からは130kmの東北にあります。
パー ホワ ルアも冬季は日の出が綺麗なようです。標高はそれほどでないから雲海は駄目でしょうが眼下が朝靄に包まれるでしょう。ちなみに名前の ”ホワ ルワ” は船首のことで、岩壁の形から名付けられたようです。
第三のポイントは ”バン=ラン クン ジュア(ジュア王の玉座)” です。
クン ジュアは古代のパヤオ王です。彼の父はチェンサン(チェンライ)王国の防衛要衝として住民を連れて移住、シンハラートの領主となります。父の後を継いだクン ジュアは丘陵の平坦な地域で軍事訓練を行ないました。彼は領土を拡大しパヤオ王に君臨します。ジュア王が軍事訓練のときに腰掛けた石です。
民間信仰ではこの砂岩の玉座に座ると幸運が与えられるそうです。
最終ポイントの古代人の壁画を見たかったのですが、ナーンまでの時間を考えここで引き返します。午前11時45分です。
昼食は二日連続で国道沿いのクイティアオ屋さん ”アンチャルーン” です。
クイティアオだけでは腹持ちしないのでご飯も注文しました。
食後はナーンへ向かいます。国道1251号線でチャンムアンから国道1091号線となる150kmの山越えコースです。宿泊は少し奮発してプーカー ナーンファー ホテルにしました。
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ナーンの朝は市街西部の小山にあるワット プラタート カオノーイからナーン市街を眼下にご来光の撮影です。残炎ながら雲が多すぎました。
実は3回目の挑戦ですが、なぜかいつも雲に覆われてご来光は拝めず撮影失敗です。
その後、ホテルに戻り朝食を済ませてナーン市街の東、プー ウィアンの丘陵にあるワット プラタート チェーヘーンに参拝します。
再び市街に戻り、ワット ミンムアン周辺で昼食、シーサチャナライへ向かいます。
ワットミンムアン礼拝堂の壁画です
プレーの特産品ソーセージをデンチャイ交差点手前で購入、シーサチャナライのお土産です。
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この旅行以降はコロナで県をまたぐ越境規制、午後8時以降の外出禁止等々と厳しい規制で部屋ごもりが続きました。昨年11月から1泊の遠出をするようになり、今年の5月には久し振りに4泊でスコータイ周辺を回ってきました。目的はスコータイにある2ヶ所の国立博物館でした。(次回から投稿予定)
しかし、2020年4月のガソリン代と比べるこの高騰です。日本円に換算すれば為替変動もあって、1リットルあたり55.66円から170.71円と3倍です。これでは移動距離の自主規制です。
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