今日も良い天気。原チャリで出掛けるのが楽しい季節になります。風が爽やかで心地良いです。ただ、この時期、飛んでいる虫が多いのでそれには閉口しますが...、口の中に入って知らずに食べてしまってるかもしれません。危険です。ところで、昨日、記し忘れましたが、今年の美術展巡りが早くも300軒を越えました。まぁ、沢山行っている、そんなもんですけどね。
そぅそぅ、村上隆氏の作品がサザビーズのオークションで16億円 (!??) ですってよ、奥さん。う~ん..............。マズいですわね、ど~も。
絵師がいっぱい お江戸の御用絵師と民間画工 於: 板橋区立美術館
久しぶりに板橋区立美術館へ。当館収蔵による江戸時代の絵画、企画のタイトル通りに当時のいろいろな絵師達による作品が並んでいます。ここの美術館は本当にこだわって愛を込めて作品を集めていると思いますね。凄い有名な名作と言うものは無いのですが、吟味された良い作品ばかりです。あと作品ごとに付けられた丁寧な解説もここの良い処です。今回も江戸幕府の御用絵師集団であった狩野派の作品を中心に肉筆浮世絵など、結構、優れた絵画が数多くあり見応えがありました。中でも興味深かったのが狩野章信氏による「内裏雛図 (写真)」で、この絵の表装に見える部分は実際には裂地ではなく、実際に文様を描いていて描表装と言うそうです。この展示は観覧無料、敷かれた畳の上に設置された数点の屏風絵はガラス越しではなく、間近で見ることが出来、しかも写真の様に全作品撮影可、見上げた展示方法です。海外の美術館の大半が当館収蔵作品の写真撮影が可能であるのに日本の場合、撮影可の処はほとんど無し、しかも入場料が高い、高い分、撮影は許されてもいい様なものですが、日本の美術館は全く了見が狭いと思いますよ。板橋区立美術館、素晴らしいです。万歳!
↓ 板橋区立美術館 ↓
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/
桃と菖蒲 - お雛様と武者人形 於: 板橋区立郷土資料館
お隣の板橋区立郷土資料館では季節柄、お雛様と五月人形とそれらにまつわる展示をしていました。区内の方々から寄贈された古い人形とふたつの行事に関する様々な事柄が詳しく解説されていて、なかなか興味深く、為になる内容でした。
↓ 板橋区立郷土資料館 ↓
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoudo/
キース・ヘリング生誕50周年特別展 於: アルスギャラリー
キース・ヘリング氏が生きていれば50歳、31歳の若さで逝ってしまったポップ・カルチャーの代表格であった彼の作品展が表参道のここ、アルスギャラリーで行われていると知って見に行きました。展示作品数は全部で10点ほどでしたが、見ていて凄く懐しい気分になりましたよぉ。確か自分の大学生前半の頃 (今から20年以上前) だったと思いますが、ワタリウム美術館が未だギャルリー・ワタリだった時分の展示やオン・サンデーズのライヴ・ペインティングを見に行ったことを想い出しました。今では何処にあるか分りませんが、スウォッチのキース・ヘリング氏によるイラストの限定モデルとかも持っていましたね。その頃はとにかくサブ・カルチャー (もはや死語?!) の奔りみたいな時代で、自分もそんなことをいつも気にかけていました。若気の至りでした。でも勢いとパワーがあって面白かったのは確かです。キース・ヘリング氏の作品はポップでありながら、とてもシニカル、そこに込められたメッセージは痛烈でいつも見てもくらってしまいます。
↓ アルスギャラリー ↓
http://www.a-s-o.jp/gallery/
そぅそぅ、村上隆氏の作品がサザビーズのオークションで16億円 (!??) ですってよ、奥さん。う~ん..............。マズいですわね、ど~も。
絵師がいっぱい お江戸の御用絵師と民間画工 於: 板橋区立美術館
久しぶりに板橋区立美術館へ。当館収蔵による江戸時代の絵画、企画のタイトル通りに当時のいろいろな絵師達による作品が並んでいます。ここの美術館は本当にこだわって愛を込めて作品を集めていると思いますね。凄い有名な名作と言うものは無いのですが、吟味された良い作品ばかりです。あと作品ごとに付けられた丁寧な解説もここの良い処です。今回も江戸幕府の御用絵師集団であった狩野派の作品を中心に肉筆浮世絵など、結構、優れた絵画が数多くあり見応えがありました。中でも興味深かったのが狩野章信氏による「内裏雛図 (写真)」で、この絵の表装に見える部分は実際には裂地ではなく、実際に文様を描いていて描表装と言うそうです。この展示は観覧無料、敷かれた畳の上に設置された数点の屏風絵はガラス越しではなく、間近で見ることが出来、しかも写真の様に全作品撮影可、見上げた展示方法です。海外の美術館の大半が当館収蔵作品の写真撮影が可能であるのに日本の場合、撮影可の処はほとんど無し、しかも入場料が高い、高い分、撮影は許されてもいい様なものですが、日本の美術館は全く了見が狭いと思いますよ。板橋区立美術館、素晴らしいです。万歳!
↓ 板橋区立美術館 ↓
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/
桃と菖蒲 - お雛様と武者人形 於: 板橋区立郷土資料館
お隣の板橋区立郷土資料館では季節柄、お雛様と五月人形とそれらにまつわる展示をしていました。区内の方々から寄贈された古い人形とふたつの行事に関する様々な事柄が詳しく解説されていて、なかなか興味深く、為になる内容でした。
↓ 板橋区立郷土資料館 ↓
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/kyoudo/
キース・ヘリング生誕50周年特別展 於: アルスギャラリー
キース・ヘリング氏が生きていれば50歳、31歳の若さで逝ってしまったポップ・カルチャーの代表格であった彼の作品展が表参道のここ、アルスギャラリーで行われていると知って見に行きました。展示作品数は全部で10点ほどでしたが、見ていて凄く懐しい気分になりましたよぉ。確か自分の大学生前半の頃 (今から20年以上前) だったと思いますが、ワタリウム美術館が未だギャルリー・ワタリだった時分の展示やオン・サンデーズのライヴ・ペインティングを見に行ったことを想い出しました。今では何処にあるか分りませんが、スウォッチのキース・ヘリング氏によるイラストの限定モデルとかも持っていましたね。その頃はとにかくサブ・カルチャー (もはや死語?!) の奔りみたいな時代で、自分もそんなことをいつも気にかけていました。若気の至りでした。でも勢いとパワーがあって面白かったのは確かです。キース・ヘリング氏の作品はポップでありながら、とてもシニカル、そこに込められたメッセージは痛烈でいつも見てもくらってしまいます。
↓ アルスギャラリー ↓
http://www.a-s-o.jp/gallery/