ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [31 Oct. '07]

2007年10月31日 | fine arts
今日は画像のアップが無くてすいません。あしからず。

高島屋コレクション - 華麗なる能装束 (第二期) @国立能楽堂資料展示室
10月4日に第一期展を訪れた高島屋が呉服店だった時代から商品開発の資料として収集した数々の能装束を展示した第二期目です。今回もきらびやかで素晴らしい衣装ばかりが並んでいました。中でも特に自分の眼を惹いたのが「白地輪違模様袷狩衣」で白地の金糸を存分に使用して織られた反物で作られた狩衣はそれはもうシンプルで美しい衣装でした。他の能装束もきれいなものばかり、やはり伝統があるものは凄いです。

↓ 国立能楽堂 ↓
http://www.ntj.jac.go.jp/nou/index.html

今日の美術展 [30 Oct. '07]

2007年10月30日 | fine arts
今日も暖かい一日でしたが、砧公園では秋が深まりつつありますね。木々の葉が大分、色付いてきました (写真)。

福原信三と美術と資生堂 展 @世田谷美術館
資生堂初代社長、福原信三氏を中心に自身の写真作品、信仰のあった芸術家達の作品、そして資生堂の商品パッケージからパブリシティーに至るまでを紹介した展示です。福原信三氏は「ものごとはすべてリッチでなければならない。」と言っていたそうで、資生堂はそう言う考えを持った方がトップに居て、そのスタイルにこだわってきたからこそ、いつの時代にもお洒落の先駆け的存在なのでしょう。今日、多くの資生堂の製品パッケージやパブリシティー関係を見ましたが、やはりモダンでスマートさは常に出色で、素晴らしいです。福原信三氏は自身が写真家であり、その作品の数々は何のこともない風景を撮影した写真ですが、構図も含めて独特の味わいを持ったとても良い雰囲気のあるものでした。あと、資生堂の多くの意匠を担当した山名文夫氏の作品や功績の数々もホントにオシャレで興味深いものでした。とても見応えのある展示でした。

夢からの贈り物 @世田谷美術館
当美術館所蔵のルオー氏、ルドン氏、長谷川潔氏、駒井哲郎氏による版画作品の展示です。資生堂名誉会長・福原義春氏の寄託による駒井哲郎氏の作品が多く並んでいて、とても深く情緒的な版画ばかりで魅かれました。銅版画は彩色してある作品でも木版画とは違って何故かとても静かな感じがしますね。金属の冷たさと木のぬくもりの違いなのでしょうか? 不思議です。

↓ 世田谷美術館 ↓
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

ホピ族の精霊たち カチーナ人形展 @玉川高島屋
招待券があり、面白そうだったので訪れてみました。アメリカ・アリゾナ州に居留区を持つ北米最古のネイティブ・アメリカン「ホピ族」(ホピは平和に満ちた人々と言う意味だそうです。) が万物に宿る精霊の姿を表したと言うカチーナ人形の展示です。とてもポップな彩色でユーニクな形をしたカチーナ人形をじっと眺めていると何だか楽しい気分になり精霊達がそこに居る様な気がしてきます。そして人形の顔や姿は古の日本で作られた土偶に似ていると感じました。精霊の姿は万国共通なのかもしれませんね。同時に展示してある100年前のホピ族を写した写真の数々も興味深いものでした。

↓ 玉川高島屋 ↓
http://www.tamagawa-sc.com/home.html

今日の美術展 [29 Oct. '07]

2007年10月29日 | fine arts
今日は10月の終りだと言うのにヤケにぬるい陽気でしたね。きっとそのうち日本は亜熱帯気候になりますよ?!

日本いけばな芸術展 @日本橋高島屋
去年も訪れた今年で40周年を迎えた華道の一大作品展です。228流派の1,100人の作家が参加し3期に分け10,00超の作品が飾られました。まさに、とても華々しい展示でした。花や草木を愛で活けることは良いことですね。見ていて心は和みます。展示されている作品の多くが眼を惹くものでしたが、やはり各流派幹部の方々の作品は安定感があり心を惹き付ける素晴らしい生け花でした。自分もいつか生け花を体験してみたいものです。写真は高島屋正面入口に飾られた小原流による巨大生け花 (?!)。

↓ 日本橋高島屋 ↓
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/

2007年10月29日 (月) 朝の空

2007年10月29日 | etc.
今日も穏やかな朝を迎えました。朝焼けがとても綺麗でした。今日も暖かい陽気だそうです。さて、今日は何処へ出掛けようか? でも、今日は月曜日だなぁ~....。

今日の美術展 [28 Oct. '07]

2007年10月28日 | fine arts
台風一過、今日は大変、暖かな良い陽気の一日でした。原宿での"THE 69YOBSTERS"のアーティスト写真撮り (写真: いかつい容貌の奴等ですが、実際は腰が低い、気のいいルード・ボーイ達?! です。) の前に一軒、美術展へ。

川瀬巴水 旅情詩人と呼ばれた版画絵師 - 没後50年 (前) @大田区郷土博物館
この展示には、いたく感激しました。大田区に住み、縁のある大正・昭和期に活躍した版画絵師の川瀬巴水氏、没後50年の回顧展です。本当に素晴らしい展示で、展示されている作品数が多く、また版下絵や摺りの行程が解る「木版畫順序摺」、試摺、版木など珍しいものも多く、大変、見応えがありました。摺りを34回も重ねた作品、色の上に色を重ねる手法はそれまでの浮世絵にはあまり使われておらず、これだけ版を重ねることによって深みのある色彩が表現出来たのです。その色彩は木版画ながら洋画の様であり、水彩・油彩・パステル画の様にも見える程です。そして水彩で描かれた版下絵も美しく、巴水氏の画家としての高い才能が伺えます。またその版下絵に対する版画が版下絵にほぼ同じに見える様に仕上がっているのが驚きです。巴水氏の作品は江戸時代の浮世絵版画を踏襲しいろいろな絵画の要素を加味し作り上げた木版画のひとつの完成形、究極の形と言えるのではないのでしょうか。それは巴水氏の絵はもちろん素晴らしい上に彫師、摺師の腕前も最高の技術、そして版元も含め巴水氏の創作意識を良く理解していたからこそ成し得たものだと思います。巴水氏を良く知ることの出来る、とても興味深い展示でした。巴水氏ファン、浮世絵や版画好きの方はもちろん、興味のある方は是非、お薦めの展示です。しかも入場無料です!! 自分は後期展示が超楽しみです。

↓ 大田区郷土博物館 ↓
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hakubutsukan/kyoudohakubutsukan/index.html

今日の美術展 [27 Oct. '07]

2007年10月27日 | fine arts
台風接近の中、意を決して出掛けました。で、今日で今年の美術展詣でも400軒。あと残り2ヶ月で何軒巡れることやら?! (写真は印刷博物館の活版印刷を体験出来るコーナーで配付していた印刷物。1846年イギリス製アルビオン型手引き印刷機で木活字使用して印刷されたもの。味がありますね。)

百学連環 - 百科事典と博物図譜の饗宴 @印刷博物館
古今東西の百科事典や博物誌、そして図譜などの印刷物を展示した興味深い企画展でした。あらゆる分野の出版物、どれもが素晴らしい資料です。中でも日本初の西洋医学解剖書の本格翻訳書、杉田玄白氏による「解体新書」や喜多川歌麿氏のデビュー作の狂歌本「画本虫撰」、「物尽くし」と言われる一枚摺り浮世絵博物版画の歌川広重氏による作品など見ていてとても興味深いものが多々ありました。古から人間が何事に対しても研究する姿勢は凄いですね。

キンダーブックの80年 表紙に見る時代の写り変わり @印刷博物館P&Pギャラリー
観ていて思わず笑顔がほころびまくりでした。昭和2年に日本初の月刊保育絵本として創刊され80 年間わたり発行され続けている「キンダーブック」の展示。自分も子供自分にこのキンダーブックを購読していたので懐しい気持ちいっぱいです。ずらっと並んだ表紙絵を観ているとホントに嬉しくなってしまいました。「愛」がありますね。そこには自分が思っている本来の子供の姿が描かれています。そして絵を描いているのがその時代の有名な画家や童画家の方々で、自分の大好きな武井武雄氏の絵も多く展示されていました。有名日本画家、東山魁夷氏が描いていたのにはビックリしましたね。昔のサブ・タイトル「観察絵本」と言うのも素敵です。もしかしたら実家に自分が読んだキンダーブックが残っているかも?!

↓ 印刷博物館 ↓
http://www.printing-museum.org/

美ジャケ #23

2007年10月26日 | musics
今日は雨模様、そして片付けないとならないことが多々あり、美術展は諦めました。明日は台風らしいです! が、美術展へは行く予定です。

"TICO"レーベルの12"LPの第28弾。このアルバム・カヴァーもモダンで洒落ていてカッコ良いです。23枚目と同じヴァイブス奏者、ピート・テラスのリーダー作アルバムで、これも全編がゆったりしたラウンジ感溢れるラテン・ジャズ・ナムバーの一枚。今時分、秋の夜長にピッタリな内容のアルバムです。
MAMBO JAZZ - THE NEARNESS OF JAZZ / pete terrace & his Latin Jazz Quintet (LP 1028)

↓ TICO RECORDS ↓
http://www.spectropop.com/tico/index.htm

今日の美術展 [25 Oct. '07]

2007年10月25日 | fine arts
「芸術の秋」見たい美術展が沢山あって時間が足りません!? で、今日も足 (原チャリ) 早に日本橋~上野~豊洲と巡ってきました。今、「青山芸術祭2007」の期間中らしく「男と女」をテーマに描がかれたイラストのフラッグが幾つも、ずっと青山通り沿いの街燈から下っています (写真)。運転中、よそ見をするのは危険ですが、原チャリで走りながら、それらを見ているととても楽しいです。

↓ 青山芸術祭2007↓
http://www.com-pro.co.jp/d.a/

日本美術「今」展 @日本橋三越
東京藝術大学創立120周年記念展示のひとつで現・旧教授陣99名による近年の作品展示です。日本画、洋画、彫刻、工芸と、さすがと思わせる作品の数々でした。しかしながら、自分はいくら偉い先生の作品でも抽象画やモダン・アートはどーも、いけませんね。やはり伝統的な技法に基づいた作品に魅かれます。そんな日本画や漆器などには見ていて、かなりドキドキする様な作品がありました。

↓ 日本橋三越↓
http://www.mitsukoshi.co.jp/shop?EcLogicName=storeinfo.storetopInfo&tenpoCd=10

藝大をいろどった人々 - 付属図書館所蔵貴重資料展 @東京藝術大学付属図書館
上野へ廻り藝大へ。こちらも藝大創立120周年記念関連で図書館所蔵の藝大の前身、東京美術学校、東京音楽学校などに関わった方々の貴重な品々のミニ展示。狩野芳崖氏や高橋由一氏、小場恒吉氏等の写生帖やデッサン、あと昔の授業中の写真など、興味深いものが多々ありました。

創作茶席「五色界」展 - 藝大教授陣による創作茶席・茶道具の展示 @東京藝術大学大学美術館 陳列館
「藝大茶会」の中のひとつの企画展示。まさに創作茶席、藝大教授陣が青・赤・黄・白・黒の五色をテーマに茶席を構成しています。斬新で面白いと感じます....が、やっぱり自分は畳のある茶の席、その様式美に勝る形は無いと思います。

で、現在、藝大創立120周年記念の大きな展示「岡倉天心 - 芸術教育の歩み」も行こなわれていますが、この展示はじっくり観たいので、時間があまり無い今日は見送り、次回のお楽しみとしました。しかしながら120年の歴史は凄いものです。

↓ 東京藝術大学大学美術館 ↓
http://www.geidai.ac.jp/museum/

歌麿10選 @UKIYO-e TOKYO
で、お次は豊洲へ。喜多川歌麿氏の描いた珠玉の浮世絵版画、美人大首絵10選の展示です。重要美術品に指定されている貴重な作品ばかりで、ため息の出る様な素晴らしい浮世絵10点でした。歌麿氏の美人画はとても女性の可愛らしさが表現されていますね。あと描かれた女性や情景に合った彩色が見事です。10点だけの展示でしたが、見応え充分、ありがたい気持ちになれました。一緒に並べられた小袖裂の数々も興味深いものでした。来月は「写楽10選」とのこと。こちらもかなり楽しみです。

↓ UKIYO-e TOKYO ↓
http://toyosu.lalaport.jp/shop_detail/18200.shtml

今日の美術展 [24 Oct. '07]

2007年10月24日 | fine arts
昨日の夜はさすがに撃沈...、早寝でした。なので、今日はスッキリ早起き出来ました。溜まっていた家のあれこれを片付けてから出掛けました。今日も良い陽気でしたね。写真は皇居内の「ジュウガツザクラ (十月桜)」。春と秋に二度咲きする桜だそうです。とてもかわいらしい花を付けていました。)

衆生を救う菩薩の姿 - お地蔵さま @薬師寺東京別院
薬師寺に伝わる平安・鎌倉・室町・江戸の各時代の地蔵菩薩像6躰を一堂にお祀りしていると言うことで行って参りました。6躰ともそれぞれにとても厳かな佇まいで見ていて、心が落ち着きありがたい気持ちになりました。自分は根本的には信仰と言うものを持っていませんが、こう言う皆が崇めているものにはやはり「徳」が存在してしていると感じます。

↓ 薬師寺東京別院 ↓
http://www.yakushiji.or.jp/

祝美 - 大正期皇室御慶事の品々 第1期 @宮内庁三の丸尚蔵館
天皇家の慶事の際に献上された美術工芸品、わずか15年の短い間に多くの慶事が行われ、数々の優れた献上品が制作された大正期の品々が展示されています。天皇陛下へ献上差し上げる品々だけあって、どれもが素晴らしく、ため息が出る程、美しいものばかりでした。中でも大正4年大礼に東京市から献上された「東京名勝図・萬歳楽図衝立」は見事なもので、特に自分の目を惹きました。本当に皇室には素晴らしい作品が在るものです。

↓ 宮内庁三の丸尚蔵館 ↓
http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05.html

中島信也CM展 中島信也と29人のアートディレクター @ギンザ・グラフィック・ギャラリー
売れっ子CMディレクター、中島信也氏が手懸けた数々の仕事を紹介した展示です。まぁ、最近のCMにあまり関心が無い自分はあまり興味が持てませんでしたが、やはり中島氏の眼の付け処、発想は凄いと思います。CMも含め広告に関して、奇をてらった押しつけがましいものが多い今の世の中ですが、ユーザーが自ら判断し関心を持てる的確、且つ味のあるCMや広告を作って貰いたいものです。

↓ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (DNP Gallery) ↓
http://www.dnp.co.jp/gallery/index.html

中島信也CM展 絵コンテ原画展 @クリエイションギャラリーG8
上記と同時開催の中島信也氏による手書きのCM絵コンテ原画の展示。こちらはそれなりに面白かったです。中島信也氏はとても絵ごころが有りますね。

↓ クリエイションギャラリーG8 (リクルートの2つのギャラリー) ↓
http://rcc.recruit.co.jp/

第29回 グラフィックアート『一坪展』 @ガーディアン・ガーデン
当ギャラリーでの個展開催を最終目標とした公募展で第一次審査を通過した10名の作品が展示され、期間中にグランプリが決定します。自分は凄くセンスの良いクリエイター10名が残ったと思います。それぞれにしっかりと自分のやりたいことをプレゼンしていますね。今回、グランプリを獲得した古谷萌氏のエロ・グロ・ナンセンスなイラストの数々は面白いと感じましたが、自分は川地あや香女史の凝った菓子の焼型を制作した『カワチ製菓』や馬込博明氏のイラストに魅かれました。とてもクオリティーの高いデザイン・コンペだと思います。

↓ ガーディアン・ガーデン (リクルートの2つのギャラリー)↓
http://rcc.recruit.co.jp/

今日の美術展 [23 Oct. '07]

2007年10月23日 | fine arts
今日は自分が企画・制作している日本のレゲエ・アーティストによるクリスマス/ウインター・コムピレイション・アルバム (このアルバムに先日、レコーディングしたムードメイカーズの楽曲も収録されます。) のマスタリングでキングレコードのスタヂオへ。なかなか、ホントにこれぞクリスマス/ウインター・レゲエ・アルバム決定盤と言う感じの楽しめるものになりました。また、詳細は追ってお報せします。で、先々週の土曜日からレコーディング、トラックダウン、マスタリング、リハーサル、ライヴの毎日、怒濤の12日間が終わりました。しかしながら、まぁ、疲れましたね...。とか何とか言っても、美術展とかに合間を縫って結構、行ってましたが。でも、"THE 69YOBSTERS"とこのコムピ・アルバムが完成して充実の日々でした。そんで、今日はスタヂオ入りの前にサクッと日比谷・大手町方面の美術展へ。(写真は今日、マスタリングを行ったキングレコード関口台スタジオのエントランスにある昔の機材。渋い。歴史を感じます。)

仙がい禅画にあそぶ @出光美術館
当美術館の初代館長、出光興産の創業者、出光佐三氏の美術品蒐集のきっかけとなった江戸時代の禅僧、仙がい氏が描いた作品の展示、日本最大のコレクションを公開しています。とても愛とこだわりのある素敵なコレクションだと思います。仙?氏の画は可愛らしく味がありユーモラスなものですが、そこには禅画ならではのシンプルでいて深い意味が込められ、楽しいながらもありがたみを感じることが出来ます。やはり高い画力があるからこの様に簡単でありながら力強く意味の伝わる画が描けるのでしょう。そして仙がい氏は坊主なのに粋な趣味人だったに違いありません。仙がい氏の作品を見ていると思わずニタニタしてしまい、楽しいです。

↓ 出光美術館 ↓
http://www.idemitsu.co.jp/museum/index.html

あたらしい封筒のカタチ・・・「絵封筒s」企画展 絵封筒ノ作リカタ。 @逓信総合博物館
自分は知らなかったのですが、封筒自体に絵を描いたり、何かを貼り付けたりしても良いそうです。で、現在、手紙の送り主が封筒自体に絵を描いた「絵封筒」と言うものを使って手紙を送っているそうで、そんな「絵封筒」の数々が展示されていました。実際にここまで封筒に書き込みが出来るのかと思う程です。各々が思うままに、そして凝って描いた沢山の封筒は楽しいものばかりでした。封筒に貼る切手自体には書き込んだりは出来ませんが、絵の一部として切手の絵柄を使っていたり、本当に面白いです。自分も今度、絵封筒を作って手紙を出してみたいと思います。

日本郵政グループ発足記念展 第一部 郵便錦絵展 明治のあたらしい風 @逓信総合博物館
民営化され日本郵便になった記念の展示です。タイトル通り、郵便を題材としたり郵便にまつわるものが描かれた明治時代の浮世絵版画が中心に展示されていました。まさに文明開化の時期、郵便は当時の大きなエポックのひとつだったのでしょう。当時に於ける世の中の活況さが伺えて興味深い作品ばかりでした。浮世絵版画の他に展示されていた数々の双六も世相を表している内容がとても面白いものでした。

↓ 逓信総合博物館 ↓
http://www.teipark.jp/