ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の和菓子 [27 Feb. '07]

2007年02月28日 | japanese sweets
で、昨日の和菓子はわりとご近所の品です。

蒸しきんつば & どら焼き 笹塚 御菓子司 皐月
創業60年になる笹塚、甲州街道沿いの和菓子舗、皐月の名物は「蒸しきんつば 」だそうで、今回、その蒸しきんつばとどら焼きを購入しました。きんつば、美味しいです。如何にも手作りと言う素朴な感じで、あんの味が活きていますね。で、どら焼きの方ですが、こちらもことのほか美味しいものでした。がわがちょっと歯応えのある食感で香ばしく、腰のある粒あんとマッチしていて、とてもイイ感じです。ここのどら焼きも自分の"フェイヴァリットどら焼"上位にランク・インです。

蒸しきんつば 94円
どら焼き 200円

↓ 笹塚 御菓子司 皐月 ↓
http://www.sasahata.com/f018/index.html

今日の美術展 [27 Feb. '07]

2007年02月28日 | fine arts
昨日は何だが建て込んでいてブログへの投稿が出来ませんでした。で、昨日、訪れた美術展です。

館蔵 花鳥画展 @大倉集古館
大倉集古館はホテルオークラの創立者、大倉喜八郎氏が大正6年に開館した日本で最初の私設美術館です。ホテルオークラ東京の敷地内にあり、主に東洋古美術を収蔵、その建物自体も中国の古式様式を活かしていて、国の登録有形文化財となっています。今回は収蔵作品から古代中国から日本の昭和に至るまでの春らしい主に花と鳥をモチーフとした作品の展示でした。展示全体を通して言えることですが、描かれている花・鳥・動物、細かい筆致のもの、簡略化されて描かれたもの、その全てが活き活きとして見えました。素晴らしいです。展示作品の中でも新しいものですが、連作の様な木々や鳥を描いた軸ものは素朴でかわいらしく、明るく、すっきりとしている横山大観氏の作品を自分は特に気に入りました。ここの美術館は雰囲気があって、いつ来ても良いですね。

↓ 大倉集古館 ↓
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/index.html

大名から侯爵へ - 鍋島家の華 @泉屋博古館 分館
大倉集古館からほど近い泉屋博古館は財閥、住友家のコレクションを主に展示する美術館で京都に本館があります。中国古美術を中心に、あと日本の鎌倉・室町・江戸時代の作品などを収蔵しています。今回はここの所蔵品ではなく、佐賀市の旧家、大名から侯爵となった鍋島家伝来の品々の展示でした。いゃ~、展示してある全てのものが、とにかく豪華で素晴らし過ぎます。ホント、溜め息が出ますね。衣装、身の回りの品々、小物に至るまで、手の込んだ刺繍や細工、どれをとっても銘品ばかりでした。当時の鍋島家、そして貴族の栄華さが分かる興味深い展示です。

↓ 泉屋博古館 ↓
http://www.sen-oku.or.jp/index.html

ニッポンのデザイナー展 @Shiodomeitalia クリエイティブ・センター EXPO700
前にも訪れた新橋・汐留のイタリヤの街並を模して造られた地区"Shiodomeitalia"内のクリエイティブ・センターへ廻りました。前回の展示は自分としてはかなりつまらないものだったので、今回はどうかな?! と思いましたが、なかなか面白い展示でした。朝日新聞社から発刊された「AERA DESIGN ニッポンのデザイナー100人」に登場した日本で現在活躍する建築家、プロダクト・デザイナー、グラフィック・デザイナー、インテリア・デザイナー、アート・ディレクター、デザイン・プロデューサー等の作品を実物、模型、写真、グラフィック、映像で紹介しています。現日本の最先端デザインのショウケース、いろいろなアイディアや工夫にはとても感心させられました。各種デザインに興味のある方にお薦めの展示です。

↓ Shiodomeitalia クリエイティブ・センター ↓
http://www.shiodomeitalia.com/

今日の和菓子 [26 Feb. '07]

2007年02月26日 | japanese sweets
久しぶりに今日はこれを購入しました。

名代たいやき 四谷見附 わかば
今日の和菓子はかなりメジャー処のひと品です。東京の三大有名たい焼きのひとつ、四谷見附「わかば」の名代たいやき。名店だけあって、やはりここのたい焼きは美味しいです。他のふたつ、人形町の「柳屋」、麻布十番の「浪花屋総本家」のものも、もちろん美味ですが、自分はここ「わかば」が一番のお気に入りです。パリパリのかわにほんのり塩味が効いた粒あんがたっぷり、そのくせ、案外、あっさりしています。何度食べても飽きない逸品ですね。店で焼き上がったたい焼きのはみ出たバリをハサミで切って最後の仕上げをするところに愛を感じます。

名代たいやき 126円

↓ 四谷見附 わかば ↓
http://www.246.ne.jp/~i-ozawa/

今日の美術展 [26 Feb. '07]

2007年02月26日 | fine arts
「日本美術が笑う」展 - 縄文から20世紀初頭まで 若冲、白隠、円空、劉生 & 笑い展 - 現代アートにみる「おかしみ」の事情 @森美術館
今日は六本木の森美術館で同時開催されているふたつの美術展へ行って来ました。森美術館は入るまでの何だか仰々しい導線と見難い (体裁良く見せ様として失敗している?!) 展示方法と言う難点がありますが、興味深い企画と月曜日、そして遅い時間まで開館している点は良いです。まず「日本美術が笑う」展はサブ・タイトルにある様に笑いをテーマとした日本の古美術を集めたもの。テーマが結構、曖昧な感じなので、ちょっと散漫に思う展示でしたが、集められている作品それぞれは良いものばかりで、テーマを考えなければ自分好みの美術展でした。特に伊藤若冲、俵屋宗達、長澤蘆雪、円山応挙等、江戸時代の画家達が動物を描いた作品の数々は観ていて楽しく、ワクワクしました。中でも宗達の犬図、狗子図、応挙の猛虎図が気に入りました。全体に楽しい展示でしたね。片や、笑い展は笑いをテーマとした現代アート展。やっぱり自分は現代アートはどーも駄目ですね。あまり愛を感じません。面白いものもありましたが、着眼点の奇抜さ勝負的な感じがして、自分の中ではやはり「日本美術が笑う」展の方のじっくり作り込んだ作品には勝りませんでした。しかし、フルクサスとハイレッド・センターの展示は、その当時の時代の背景が垣間見れて興味深いものでした。

↓ 森美術館 ↓
http://www.mori.art.museum/jp/

今日の一枚 [25 Feb. '07]

2007年02月25日 | musics
SITAR BEAT INDIAN STYLE HEAVY FUNK VOL.1 / Various Artists
このアルバム、ヤバいです。前に渋谷タワー・レコードの店内でかかっていて、これは何?! と思ったのがこれで、つい最近、入手しました。ハリウッドを超える年間生産量のインド映画で使用されたサントラから中心に集められたインド産ファンク・ミュージックのコムピレイション・アルバムです。かなりインチキくさいインディアン・ブレイク・ビーツと言える楽曲の数々で、いろいろな意味でキラー (キワもの) と言えるものでしょう。アルバム・タイトル通りインドの伝統楽器である弦楽器のシタールやパーカッションのタブラを使用し、そしてストリングスをフィーチャーした曲まで、結構、やりたい放題なのですが、何だかエラくカッコ良いのです。良い意味で、その粗野なサウンドが1960年代のジャマイカや日本のものに通じる様で、そこが自分には引っ掛かるんでしょう。相当、キワドいです。

SITAR BEAT INDIAN STYLE HEAVY FUNK VOL.1 / Various Artists (Pヴァイン PCD-2688)

今日の和菓子 [24 Feb. '07]

2007年02月24日 | japanese sweets
思わず、そのルックスに絆されて購入してしまいました。

シーブリーム 岐阜 ブルーノ
ひとつが50mmほどの大きさのチビたい焼きです。本社が名古屋、店舗が岐阜にあるブルーノのもので、渋谷の東急百貨店東横店、東横のれん街で催事的に期間限定で2/28まで実演販売出店しています。今回は十勝あんと季節限定の桜あんの2種類 (他にカスタード・クリームとチョコ・クリーム有り) を購入、食してみました。味としてはフワフワのがわに両方ともあっさりとした甘さのあんで美味しいです。たい焼きがこのひと口サイズだとスナック感覚でパクパク食べれてしまいます。アイディア勝負のひと品ですね。

シーブリーム 十勝あん & 桜あん(12個入り)
各481円

↓ 岐阜 ブルーノ ↓
ttp://www.bluno.com/index_pc.html

↓ 東横のれん街 ↓
http://www.tokyu-dept.co.jp/norengai/recommend/limitation/

今日の和菓子 [23 Feb. '07]

2007年02月23日 | japanese sweets
そして今日の和菓子はこれ。

道明寺仕立 桜餅 富ケ谷 京菓子 岬屋
わりと近所 (原チャリで5分) にある名和菓子舗、岬屋の季節もの「道明寺仕立 桜餅]」です。ここの菓子は茶会のお茶請けとして使われるほどの銘品です。この桜餅は水洗いしたもち米を水に漬け、蒸した粒つぶのがわで包んだ道明寺仕立です。ほんのりと桜の香りがするがわ、上品な甘さのこしあん、少し塩味が効いた塩漬け桜葉が一枚が三位一体となって、とても美味な逸品です。

さくら餅(3個入り)
725円

↓ 富ケ谷 京菓子 岬屋 ↓
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13007329/

今日の和菓子 [22 Feb. '07]

2007年02月23日 | japanese sweets
で、昨日のおやつはこれでした。

武蔵野散歩 府中 青木屋
昨日のくろどら&福梅と同じ青木屋の代表銘菓「武蔵野散歩」です。まぁ、純然たる和菓子ではないのですが、ここのイチ押しオリヂナル商品なので購入してみました。小さなバームクーヘンの中にチョコとイチゴのクリームを詰めた菓子で「雑木林に象徴される武蔵野の面影」をイメージしているそうです。これ、結構、イケました。クリームが控えめな甘さで全体に上品な味でなかなかのもの。少しだけ冷やして食べると、よりいっそう美味です。

武蔵野散歩 チョコ 105円
武蔵野散歩 ストロベリー 130円

↓ 府中 青木屋 ↓
http://www.aokiya.net/

今日の美術展 [22 Feb. '07]

2007年02月23日 | fine arts
昨日は打合せの後、朝までコースになってしまったのでアップができませんでした。すいません。

「布が伝える和のこころ」展 @渋谷・東急本店
美術館ではなく百貨店での展覧会でした。着物、風呂敷の蒐集家として知られる三瓶清子さんのコレクションから「和のこころ」を感じさせるもの、江戸、明治、大正、昭和、そして全国津々浦々から集められた興味深い着物、風呂敷の数々が並んでいました。美しいばかりでなく、そのひと品ごとが意味を持った奥深いもので、愛を感じさせました。中でも自分はおめでたい意匠が描かれた風呂敷の数々に魅かれました。

↓「布が伝える和のこころ」展 @渋谷・東急本店 ↓
http://www.tokyu-dept.co.jp/honten/special/wanokokoro/index.html

余談ですが、真っ昼間だし百貨店の催事だけあって入場者のほとんどがおばちゃんばかり、そんな場にその時間に居る自分は完全に浮いてましたね。朝から美術館、しかも最近の自分の傾向で和もの系の展示に行くことが多いので、特にそんな場に来ている方々は年配の方がほとんど、齢四十三の自分でも最年少 (?!) 的な中で日々、幸せな時間を過ごさせて頂いております。

今日の和菓子 [21 Feb. '07]

2007年02月21日 | japanese sweets
今日は府中へ行ったので府中の銘菓です。

日々是 くろどら & 福梅 府中 青木屋
「日々是 くろどら」はふわふわの黒糖風味のがわにあっさりとした甘味の粒あん、かなり美味しいです。自分の"フェイヴァリットどら焼"上位にランク・インですね。新規で食べたどら焼で久々に美味しいひと品でした。「福梅」は季節もの。こちらはあっさりとした甘味のこしあんを生地につくね芋を練り込んだもっちりとしした食感のがわで巻いた菓子。やはりその食感が何とも言えず印象的で美味しいです。見た目が春らしく、かわいいです。店頭に並んでいた他の和菓子も全て美味しそうでした。また府中市美術館へ行った帰りに寄ろうと思います。

日々是 くろどら 130円
福梅 160円

↓ 府中 青木屋 ↓
http://www.aokiya.net/