今日はまずまずの天気だったので原チャリで未踏の地、足立区へ。初めての荒川越えです。その後、荒川区、北区、台東区、中央区を走り抜け、東京の北側をぐるっと廻った感じです。でも、意外と短時間で移動出来ましたね。(写真は足立区立郷土博物館の裏手にある東渕江庭園、良い佇まいでした。)
渓斎英泉 @足立区立郷土博物館
浮世絵師、渓斎英泉氏 (1790~1848) の美人画を中心とした展示でした。英泉氏の美人画は面長で尖った顎、突き出た下唇、切れ長の目が特徴で、妖艶さがあります。きっと当時、江戸の人気美人の顔立ちはそうだったのでしょう。英泉氏の師である菊川英山氏 (1787~1867)、初代から三代、歌川豊国氏等の作品も展示され、英山氏の美人画は英泉氏の妖艶さとは違い、優美な姿をしています。英泉氏、英山氏、両方の作品に大判の錦絵を縦に繋げた美人の全身画があり、迫力で見応えがあって構図も素晴らしく興味をそそられましたね。ここ足立区立郷土博物館は常設展も充実していてなかなか良いところでした。
↓ 足立区立郷土博物館 ↓
http://www.city.adachi.tokyo.jp/031/d10100001.html
クイリングの世界 @紙の博物館
王子の飛鳥山公園にある紙の博物館へ。細く仕立てた紙を丸めて形作るヨーロッパ発祥の紙工芸「クイリング」を紹介した展示でした。その歴史は古く17~19世紀の作品はイギリスをはじめ、各地の美術館に収蔵されているそうです。紙を折るのではなく丸めると言う発想はかなり興味深いです。手が込んでいて繊細でとても美しいものでした。その素晴らしさ現物を見ないと分らないと思うので、機会があれば皆さん、是非、見て下さい。教室も開催されているので、実際に自分で体験してみるのも良いかも。(製作用の器具がいろいろあるのにもびっくりしました。)
↓ 紙の博物館 ↓
http://www.papermuseum.jp/
↓ クイリングアカデミー ↓
http://www.quilling.jp/ssi-def/S-001/qac/
美のかたち こころの器 資生堂ギャラリー〈現代工藝展 1975~1995〉より @HOUSE OF SHISEIDO
王子から銀座へ。資生堂が1975年から95年まで20年間開催した「現代工藝展」に収蔵された近代陶芸作品の展示です。9作家の作品が出展され、中でも自分は十三代 今泉今左衛門氏、清水卯一氏、鈴木蔵氏、田村耕一氏、いずれも重要無形文化財保持者 (人間国宝) に認定されている方々の陶磁器に感銘を受けました。匠の技、極めることの素晴らしさをあらためて感じました。凄いです。会期中は11名のいけばな作家の方々が週代わりで作品と競演しているので、また訪れてみようかと思います。
↓ HOUSE OF SHISEIDO ↓
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/
東京テラ★ジンジャー 安彦裕介展 @ガーディアン・ガーデン
面白い視点、ヘンな構図で神社仏閣、仏像などを撮った安彦裕介氏の写真展。変った色合いのモノ・トーン・プリントも印象的です。自分は結構、好きかも!? 目の付け処が前に紹介した藤森照信氏、赤瀬川原平氏、南伸坊氏から成る路上観察学会やトマソンに通ずる気がします。展示されていた作品の中で1点、とても気に入ったものがありました。欲しいです....。
↓ ガーディアン・ガーデン ↓
http://rcc.recruit.co.jp/
渓斎英泉 @足立区立郷土博物館
浮世絵師、渓斎英泉氏 (1790~1848) の美人画を中心とした展示でした。英泉氏の美人画は面長で尖った顎、突き出た下唇、切れ長の目が特徴で、妖艶さがあります。きっと当時、江戸の人気美人の顔立ちはそうだったのでしょう。英泉氏の師である菊川英山氏 (1787~1867)、初代から三代、歌川豊国氏等の作品も展示され、英山氏の美人画は英泉氏の妖艶さとは違い、優美な姿をしています。英泉氏、英山氏、両方の作品に大判の錦絵を縦に繋げた美人の全身画があり、迫力で見応えがあって構図も素晴らしく興味をそそられましたね。ここ足立区立郷土博物館は常設展も充実していてなかなか良いところでした。
↓ 足立区立郷土博物館 ↓
http://www.city.adachi.tokyo.jp/031/d10100001.html
クイリングの世界 @紙の博物館
王子の飛鳥山公園にある紙の博物館へ。細く仕立てた紙を丸めて形作るヨーロッパ発祥の紙工芸「クイリング」を紹介した展示でした。その歴史は古く17~19世紀の作品はイギリスをはじめ、各地の美術館に収蔵されているそうです。紙を折るのではなく丸めると言う発想はかなり興味深いです。手が込んでいて繊細でとても美しいものでした。その素晴らしさ現物を見ないと分らないと思うので、機会があれば皆さん、是非、見て下さい。教室も開催されているので、実際に自分で体験してみるのも良いかも。(製作用の器具がいろいろあるのにもびっくりしました。)
↓ 紙の博物館 ↓
http://www.papermuseum.jp/
↓ クイリングアカデミー ↓
http://www.quilling.jp/ssi-def/S-001/qac/
美のかたち こころの器 資生堂ギャラリー〈現代工藝展 1975~1995〉より @HOUSE OF SHISEIDO
王子から銀座へ。資生堂が1975年から95年まで20年間開催した「現代工藝展」に収蔵された近代陶芸作品の展示です。9作家の作品が出展され、中でも自分は十三代 今泉今左衛門氏、清水卯一氏、鈴木蔵氏、田村耕一氏、いずれも重要無形文化財保持者 (人間国宝) に認定されている方々の陶磁器に感銘を受けました。匠の技、極めることの素晴らしさをあらためて感じました。凄いです。会期中は11名のいけばな作家の方々が週代わりで作品と競演しているので、また訪れてみようかと思います。
↓ HOUSE OF SHISEIDO ↓
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/
東京テラ★ジンジャー 安彦裕介展 @ガーディアン・ガーデン
面白い視点、ヘンな構図で神社仏閣、仏像などを撮った安彦裕介氏の写真展。変った色合いのモノ・トーン・プリントも印象的です。自分は結構、好きかも!? 目の付け処が前に紹介した藤森照信氏、赤瀬川原平氏、南伸坊氏から成る路上観察学会やトマソンに通ずる気がします。展示されていた作品の中で1点、とても気に入ったものがありました。欲しいです....。
↓ ガーディアン・ガーデン ↓
http://rcc.recruit.co.jp/