ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年四月三十日]

2009年04月30日 | fine arts
PC問題は何とかやっと落ち着いたかなぁ~っ、と言う感じ。まだまだ油断禁物ですが....、一応、真っ当に作動はしております。機嫌が悪くならないことを祈りつつ、本ブログ原稿作成中ですよっ?!

今日も良い陽気でしたね。ギャラリーコンプレックスビル横、夕方時の白金公園 (写真) は長閑な雰囲気でした。

376) アーティスト・ファイル 2009 – 現代の作家たち 於: 国立新美術館
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 甲
自己趣味性度 - 乙
見応えのある良い現代アート展でした。9名のアーティストが出品、作家それぞれのコンセプトが明確に表現され、現代アートながら理解し易く、尚且つ斬新な作風やイメージを感じ取ることが出来ました。特に自分は齋藤芽生女史のかなり毒気のあるマニアックな世界に惹かれましたね。他のアーティストの方々による作品の数々、どれもが興味深いものでもありました。

国立新美術館 → http://www.nact.jp/

377) オラフ・ブルーニング “life is a wheel” 於: 児玉画廊
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 乙
王道ポップ・アートと言えるのではないでしょうか?! かなりシニカルなメッセージが込められたドローイングと立体作品、素直にニヒルな笑いが込み上げてきます。キース・ヘリング氏やゲイリー・パンター氏が好きな自分にとってはツボではありましたね。

児玉画廊 → http://www.kodamagallery.com/

378) 三嶋章義 FAMILY 於: NANZUKA UNDERGROUND
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 乙
当ギャラリーが白金ギャラリーコンプレックスビルに移転しての初展示です。 三嶋章義氏が作成した既成の女性ものシューズとウイッグによる仮面の数々は奇怪でありながら、プリミティブでポップ、自分は何だか首刈り族による頭部のミイラを連想してしまいました。沢山の仮面はファミリー、一族を表しているそうです。今の社会を象徴する様なきらびやかな靴と付け毛で作られた仮面は、まさに現代を生きる人々の内面を表しているかの如く思えました。

NANZUKA UNDERGROUND → http://www.nug.jp/

379) 小谷元彦 SP4 “the specter” in modern sculpture 於: 山本現代
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 – 乙
ゾンビの様に皮が剥がれ落ち筋だけとなった武将と馬の等身大彫刻。そして全身に赤い文様が施され、右手に心臓、左手に百合を持つ等身大裸婦像。ともに大きなイムパクトを与えるヴィジュアルですが、う~んっ、何だろう? 技巧力の高さは素晴らしい。ですが、裸婦像はともかく、騎馬像は標本の様に感じてしまうのは自分だけでしょうかね!? あまり惹かれることがありませんでした....。

山本現代 → http://www.yamamotogendai.org/

380) 福井江太郎展「花」 於: 新宿島屋10階美術画廊
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 乙
駝鳥図で一躍有名となった日本画家、福井江太郎氏の新作展です。福井氏の作品はどれを見ても秀逸でホッとしますね。ホワイト・シリーズの駝鳥図なども興味深いですが、自分はやっぱり菖蒲を描いた作品などの古典的であり、そして新しいテイストが加味されたものが好きです。

新宿島屋 → http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/index.html

381) 住み慣れた家 村田卓也写真展 於: 新宿ニコンサロン/ニコンサロンbis
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 乙
東京の都会から少し離れた農家の様子を撮影した写真の数々。いろいろなものが雑然と在る家の周りや家の中、そしてそこに住む人が写し込まれた画面は、見ていて何も違和感なく、普通の光景の様に目に映ります。何だか不思議な気分、懐古感もありますね。きっと自分の脳の何処かに何時か摺り込まれた景色の様なのかもしれません。

ニコンサロン → http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/index.htm

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年四月二十二~二十九日]

2009年04月29日 | fine arts
巷は既に黄金週間に突入、良い陽気の中、皆さんはどうお過ごしでしょうか? 自分は下記の如く、何かとバタバタしてますが....。

さて、PCは復調したかの様に思えましたが、何だか不安定さが残り、ハラハラドキドキ。しかしながら一応は落ち着いた模様です。再セットアップもほとんど終わり、あと1、2種のソフトをインストールだけとなりました。HDを載せ換えることなく、ことが済んでよかったです。まぁ、不安はかなり残りますが....。PCがこんな状態であったのと、スタヂオ仕事、皿廻し、ライヴなど諸々とゴタゴタしてブログがアップ出来なかった次第です。すいません。

そんなこんなの中、時間の合間を縫って、結構、多くの展示は見に行きましたね。ほとんどの展示に会期終了間際に訪れたので、終了してしまったものばかり、ちょっと端折ってしまいますが、訪れた展示名と会場のURLを挙げておきます。明日からは通常のペースとフォーマットで載せられると思いますので、今日の処はご勘弁を。

写真は4/26 (日)、府中市美術館へ行く途中に立ち寄った国領神社の藤棚。今年もきれいで甘く良い香りの花を沢山咲かせていました。春の風物詩ですね。この連休、良い天気が続く様なので行楽にはもってこい、ですが、自分はいつもと代り映えしない相変わらずの日々を過ごしそうです?!

今日の美術展 [平成二十一年四月二十二日]
331) Landscape XI Rei.Hori個展「walls:機械残影」 於: Pepper's Gallery
http://www.peppers-project.com/top/jp/top_frame_jp.htm

332) 川井健司新作展〈おやすみ日本〉 於: 東邦画廊
http://www.tohogarou.com/

333) 移植ベイビー 佐藤誠高の芸術における合成遊具 於: art project frantic
http://www.frantic.jp/

334) 高木智広展 ~ ODD EYE, SLEEPING 於: unseal contemporary
http://www.unseal.jp/

335) EARLY MONOCROME 鷹野隆大 日本橋靍島屋6階美術画廊X
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/index.html

336) 日野田崇展 – アレゴリーの爆発 於: INAXギャラリー2
337) 藤井実佳展 陶・記憶の生物 於: INAXガレリアセラミカ
http://www.inax.co.jp/gallery/

338) 相模智之写真展「川崎 / 大田区」 於: ギャラリー山口
http://www.galleryyamaguchi.net/

339) 池田龍雄展『ジャズの窓』原画を中心に 於: Gallery-58
http://www.gallery-58.com/

340) 増山麗奈展「ネオ春画~イシュタル原理主義♥」 於: Gallery銀座芸術研究所
http://homepage3.nifty.com/ginken/

341) フィリップ・ワイズベッカー展 recollections 於: クリエイションギャラリーG8
http://rcc.recruit.co.jp/

342) 09-TDC展 The Tokyo Type Directors Club Exhibition 2009 於: ギンザ・グラフィック・ギャラリー
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html

343) 10's Green 於: EMON PHOTO GALLERY
http://www.emoninc.com/

今日の美術展 [平成二十一年四月二十三日]
344) ジャパニーズ・ビューティ – 浮世絵にみる日本女性の美 於: 太田記念美術館
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html

345) 永岡大輔個展 RING WONDERING 於: hpgrp GALLERY 東京
http://www.artdiv-hpf.com/tokyo/

346) 梶岡俊幸展「The Birth Canal – 未来へのうねり」 於: スパイラルガーデン
http://www.spiral.co.jp/

347) 金魚の夢 Makoto Yasuda Exhibition 於: ターミナルラウンジ
http://terminallounge.jp/

348) まぼろしの薩摩切子 一瞬のきらめき 於: サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/

349) 版画にみる戦後ドイツの美術 – E.又レーからA.D.クリスチャン III期 於: Fuji Xerox Art Space
http://www.fujixerox.co.jp/event/hanga/

今日の美術展 [平成二十一年四月二十四日]
350) 色をめぐる表現 / Colors & Colors 袴田京太朗, 小河朋司, 山本晶, 小林志保子 於: ART FRONT GRAFICS
http://www.artfrpntgrafics.com

351) 廣瀬智央展 於: TKG代官山
http://www.tomiokoyamagallery.com/index.html

今日の美術展 [平成二十一年四月二十五日]
352) 北斎没後160年 大北斎展 於: 砂子の里資料館
http://www.saito-fumio.gr.jp/

今日の美術展 [平成二十一年四月二十六日]
353) 山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年 (後A) 於: 府中市美術館
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

354) ShinPA! - 東京藝術大学デザイン科描画系作品展 於: 佐藤美術館
http://homepage3.nifty.com/sato-museum/

355) 秦雅則写真展 ネオカラー 於: 明るい部屋
http://akaruiheya.info/

356) 牧野美智子写真展 SERENDIPITY 於: ギャラリー・ニエプス
http://niepce-tokyo.com/

357) 水島貴大写真展 東京ロンリーハートランド 於: TOTEM POLE PHOTO GALLERY
http://tppg.jp/

358) 景花 林雅之写真展 於: 温室
http://onshitsu.com/

今日の美術展 [平成二十一年四月二十七日]
359) 浅田政志写真展 浅田家 ~ あなたもシャッター押してみて 於: パルコファクトリー
http://www.parco-art.com/web/factory/barahaku0905/index.php

360) ”UNIVERSE” 木村佳代子展 於: art gallery closet
http://www.gallery-closet.jp

今日の美術展 [平成二十一年四月二十九日]
361) 草谷隆文 土屋貴弘 二人展 於: JAGDA TOKYO
http://www.jagda.org/contents/jagdatokyo/

362) 三人展 小杉亜希子 塔岡芙美 吉田葵 於: アートスペース羅針盤
http://rashin.net/

363) ドゥニ ポルジュ展 スティル ウォーター : 岸と浜辺 於: シャネル・ネクサス・ホール
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

364) 江戸風流手拭展 於: 銀座伊東屋9階ギャラリー
http://www.ito-ya.co.jp/store/ito-ya1_f9.html

365) 水上綾展 於: Gallery-58
http://www.gallery-58.com/

366) 小島千雪 リズミカルミ 於: ギャラリー山口
http://www.galleryyamaguchi.net/

367) 三代目彫よし[刺青]原画展 第参部「百鬼図」 於: ヴァニラ画廊
http://www.vanilla-gallery.com/

368) 康良居アトリエ第貳號室展 於: GALERIE SOL
http://www005.upp.so-net.ne.jp/SOL/

369) 呼吸する風の肖像-2 海老塚耕一展 於: Gallery Q
http://www.galleryq.info/

370) 新槇英美子・笹岡華絵 二人展 Beautiful Voyagers 於: ギャラリー ツープラス
http://tentaikansokusya.com/

371) ミヤタケイコ個展 ウロコノ家とクジャクの羽。 於: artdish
http://www.artdish.co.jp/

372) 植田修子 私の東京生活 於: コニカミノルタプラザ ギャラリーA
373) 大川孝 SENDAI 於: コニカミノルタプラザ ギャラリーB
374) 浅田政志「浅田家」 於: コニカミノルタプラザ ギャラリーC
http://konicaminolta.jp/plaza/

375) 近藤善照写真展 NIGHT BREATH II 於: エプサイト ギャラリー2
http://www.epson.jp/epsite/

今夜のスパム・ナイトは?!

2009年04月23日 | events
さて、今夜のスパム・ナイト “SPAM WARS インチキ・ブラザーズの逆襲 4” のスペシャル・ゲストDJスカパラのGAMO氏加藤君 (祝・初DJ!!) です。

レギュラーDJ陣の私めを含め、おぐ、ぶーのインチキ・ブラザーズ3人衆、そして小原っちもハリキッて廻します。ほんじゃま、是非、皆様、お誘い合わせの上、遊びに来て下さいませ。お待ちしておりま~す。

"SPAM WARS – インチキブラザーズの逆襲 4" @三宿 web
4/23 (Thu.) open/start: 23:00 adm: 1,500円 (w. 1drink)
※恒例、特製スパムおむすび販売あり!

↓ 三宿 web ↓
http://www.m-web.tv/index2.html

4/23 (木) はスパム・ナイト!!

2009年04月21日 | events
今日は引き続きPC復旧作業の為、部屋に缶詰状態でした。お蔭様でほとんど復旧しましたよ。こう言う作業は嫌いではないのですが、度々あるとウンザリしますしヘコみます。それにかなりの時間が浪費されるし....。その為に行こうと思っていた展示がいくつか終了してしまいました。まぁ、しょうがないっすね。

さてさて、来る4/23 (木) にスパム・ナイト “SPAM WARS インチキ・ブラザーズの逆襲 4” が、毎度お馴染み三宿 webにて行われます。DJ陣はいつもの私めを含め、おぐ、ぶーのインチキ・ブラザーズ3人組、そして小原っち。そして何だか今回もマル秘ゲストが皿廻しする様ですよぉ!? さぁ~て誰でしょ? 明日、発表します。乞うご期待! まぁ、いつもの調子でユル~くやりますので、是非、皆様、お誘い合わせの上、のんびりと楽しみに来て頂ければ幸いです。お待ちしております。

"SPAM WARS – インチキブラザーズの逆襲 4" @三宿 web
4/23 (Thu.) open/start: 23:00 adm: 1,500円 (w. 1drink) ※恒例、特製スパムおむすび販売あり!

↓ 三宿 web ↓
http://www.m-web.tv/index2.html

これ! ジャケ #11

2009年04月20日 | musics
今日もPC復旧の為の作業をしていていたり、諸々で動くことが出来ませんでした。なので「これ! ジャケ」を。

ちょっとジャケット自体が痛んでおりますが、満面の笑みを浮かべた富永ハルさんがイイですな。題字のタイポもカッコ良し。写真だけ見ると純邦楽ものの様ですが、内容はクラシックの名曲をジャズ風にアレンヂ、カヴァーした琴のサウンドがフィーチャーされたビッグ・バンド・ジャズです。なかなかムーディでナイスな一枚、1960年代初期リリースのアルバム。

ジャズ琴は歌うII 富永ハルのクラシック・ムード / 富永ハル・東芝レコーディング・オーケストラ (東芝音楽工業株式会社 JPO1179) 10吋LP

今日の美術展 [平成二十一年四月十六~十九日]

2009年04月19日 | fine arts
いやぁ~、参りました....、PCが絶不調。現在、復旧作業中ですが、たぶん復旧不可、HDがオシャカでしょう....、トホホ。去年の秋口にトラブルがあって、ほぼ半年後に、またこんな有り様。PCお祓いでもした方がよいでしょうか?! 幸いにも、今回は全データのバックアップが取れているので、少しは気が楽ですが。しかしながら、こんなことをPCを手にしてから何回繰り返しているのだろう? その度のPC依存の生活・仕事を後悔しきりなのですが,,,,、結局、PC生活に戻ってしまってます。まぁ、PCは便利なものに違いない訳ですから、しっかりとデータのバックアップや重要なものは紙へプリント・アウトするなりして、PCを使っていくしかないですね。でも、いずれはPCやデータ、そしてディジタルなんてものに無縁の生活を送りたいものですな。

そんな訳で、ここ三日間、本ブログのアップが滞ってしまいました。すいません。今年もPCトラブルによりブログ空白日が発生してしまいました。悔やまれますね。で、今日は借り物のPCから本ブログをアップしています。

ブログをアップ出来なかった三日間、そして今日も展示には訪れていたので、記事をまとめて載せておきます。写真は4/17に訪れた東京国立博物館の平常展で展示されていた下村観山氏による屏風図「春雨」。情感溢れる画面、人物の配置と余白が絶妙な構図、素晴らしい絵画でとても気に入りましたね。

今日の美術展 [平成二十一年四月十六日]
321) 平泉 ~ みちのくの浄土 於: 世田谷美術館
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 丙
会期終了間際に訪れたこともあって相当の賑わい振りでした。なので、入った途端に見る気が失せてしまった自分です。まぁ、余裕を持って訪れなかった自分が悪いのですが....、比較的、空いていて見易い品と遠目にもよく見える展示物をツラッと見て美術館を跡にしました。まぁ、ですが、国宝・重要文化財の品々が多数並び、歴史的にとても価値のある名品の数々、とても充実した内容でしたね。自分の生涯の内に中尊寺や平泉へ実際に行ってみたい、と思いました。しかしながら、最近、名刹名社に関する特別展流行りですね。しかも、その煽り具合は異常ではないでしょうか? しっかり展示を見たい自分には迷惑な話ですが、しょうがないことなんでしょうな....。

世田谷美術館 → http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

322) 「きいちのぬりえ」蔦谷喜一原画展 於: 成山画廊
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 甲
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 甲
「きいちのぬりえ」でお馴染みの蔦谷喜一氏が描いた原画の展示です。ぬりえのパッケージや着せ替えの原画で繊細に描かれ彩色されたイラストの数々、かなり魅せられました。ちょっと欲しいとも思いましたね。可愛らしくて、その上、しっかりと描かれている作品、好きです。

成山画廊 → http://www.gallery-naruyama.com/exhibition.html

323) ワーナー・ビショフ写真展『Japon』より 於: 昭和館
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 乙
報道写真家集団・マグナムの一員であったスイスのカメラマン、ワーナー・ビショフ氏が戦後復興期の日本を撮影した写真をまとめた写真集「Japon」からの写真作品の展示です。当時の日本が有りのままに写し出され、日本の歴史を伝える重要な写真ばかりだと思いました。全ての作品に時代の雰囲気と香りを感じましたね。

昭和館 → http://www.showakan.go.jp/

324) 104人のパッケージデザイナーが作る マイ・リトル・アース展 於: 竹尾 見本帖本店2F
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丁
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 丁
環境を考慮したパッケージ・デザインの展示でした。中には優れたデザインが有りましたが、まぁ何でしょ、そんなに実際には環境に対して気を使っているとは思えませんでした。ヘンにこ拘ってこじつけた様なデザインも多々あると感じましたね。本当に環境に良いパッケージと言えば自分は「経木」や「竹の皮」など自然素材のものだと思いますから。過剰なパッケージはホント、無駄です。

株式会社 竹尾 → http://www.takeo.co.jp/cgi-bin/site/index.php

325) EASP2009 座布団レース・on concrete・WONDER BANG! 於: トーキョーワンダーサイト本郷
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 丙
現代アートのオムニバス企画展の三件が開催されていました。何だか、三展とも自分にはイマイチ、その意図が見えませんでした。すいません。ただ、 「座布団レース」に出品されていたしんぞう氏のペインティングは力強くて面白く、好感が持てました。

トーキョーワンダーサイト → http://www.tokyo-ws.org/

326) 歌川派全盛を築く文化期国貞「美人・役者絵」展 (後) 於: 礫川浮世絵美術館
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 乙
自己趣味性度 - 丙
江戸浮世絵版画の絶頂期に於ける名絵師、歌川国貞氏の美人絵?・役者絵の名品が並んでいました。特にダイナミックな役者絵、見事でしたね。とても魅せられました。

礫川浮世絵美術館 → http://homepage2.nifty.com/3bijin/

今日の美術展 [平成二十一年四月十七日]
327) TAKEO PAPER SHOW 2009 / 言葉のペーパーショウ SUPER HEADS' 於: 丸ビルホール
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 丙
毎年、楽しみにしている紙商社・竹尾のペーパーショウ、今年は実際の紙現物を使用した展示ではなく、紙に携わる方々の話を聞くレクチャー形式の催しでした。自分は都築響一氏、山口昭男氏、鈴木英之氏の講演を拝聴いたしましたが、押し並べてやはり紙で作られたメディアと紙文化の重要さ、そして今後の紙の在り方を述べていらっしゃいましたね。どれもがとても興味深いお話でした。ただ、講演者ひとりずつの持ち時間がちょっと短く物足りなさを感じたのが残念です。

TAKEO PAPER SHOW 2009 → http://www.takeopapershow.com/

328) Long Long Wedding Road TAMATAMA 久保田珠美 久保田玲奈 於: H.P.FRANCE WINDOW GALLERY
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 乙
姉妹アーティスト・ユニット "TAMATAMA" による洋品店のショウウインドウを利用したミニ展示です。結婚をテーマにした立体作品とペインティング作品、一風変わった作品で興味深いものでした。自分は久保田珠美女子のエキセントリックな色彩による力強いペインティング作品に惹かれました。

H.P.FRANCE WINDOW GALLERY → http://www.artdiv-hpf.com/window/

329) 国宝 阿修羅展 於: 東京国立博物館 平成館
自己期待度 - 乙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 丙
この展示もかなり煽られているので、きっと混んでいるだろうと思い、多少でも空いている時をと狙って開館時間の夜間延長をしている金曜日の18時以降に訪れたのですが、やはり駄目でした....。この手の大きな展覧会に於ける偏った動員は異常でしょう。今後、自分はちょっとこの手の展示は控えると思います。行っても碌々、自分が見たい様に見れないのですから!! でも展示の内容は良かったと思います。ちょっと過剰な演出家もしれませんが、とても美しいライティングにより照らし出された仏像の数々は寺での自然光による見え方 (ちなみに自分は現地、興福寺で二度、今回、出品されている仏像を見ています。) とはまた違って、より厳かな雰囲気を醸し出していました。またいろいろな角度から眺められるのも良い点です。まぁ、もうちょっと落ち着いて見れれば、より良かったのですがね....。再び興福寺を訪れてみようと思いました。

東京国立博物館 → http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

今日の美術展 [平成二十一年四月十九日]
330) 美人画展 - 麗しの女性美を求めて (後) 於: 松岡美術館
自己期待度 - 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 - 丙
自己趣味性度 - 甲
2/17に訪れた展示の後期展です。前回に引き続き、美しい女性を描いた日本画の数々が並んでおりました。いやぁ~、良い絵画を見ているとやはり心が和みますね。しかも美人画となれば尚更です。今回は特に江戸期に描かれた作品に惹かれました。

松岡美術館 → http://www.matsuoka-museum.jp/

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今日の美術展 [平成二十一年四月十五日]

2009年04月15日 | fine arts
雨上がりの空は一日澄んでいて、雲が素敵な夕暮れ時 (写真) でした。今日は写真展ばかりを見て廻りました。

313) 三好和義 仏像写真展 於: 和光本館6階 和光ホール
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
美しい仏像を撮った写真の数々。仏像の力強さ、慈悲深さが伝わりました。

銀座・和光 → http://www.wako.co.jp/

314) 三木義一『divisions 切断された光景』 於: 明るい部屋
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 乙
自己関心度 – 丁
自己推薦度 – 丁
自己趣味性度 – 丁
何気ない風景を撮ったモノクロ写真です。何だか写真家の意図が見えませんでした。

明るい部屋 → http://www.akaruiheya.info

315) 甲賀民人写真展 影、空き地 於: TOTEM POLE PHOTO GALLERY
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
こちらも何気ない風景を撮ったモノクロ写真の数々。影と光の加減が良い作品でした。

TOTEM POLE PHOTO GALLERY → http://tppg.jp/

316) 時を忘れた街 坪内一真写真展 於: PLACE M
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
とても色彩のコントラストがきれいな何気ない風景写真ばかりでした。

317) 星を読むように 武山友子写真展 於: PLACE M
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
こちらも色彩がきれいで、とても雰囲気のある作品の数々。好きです。

PLACE M → http://www.placem.com/

318) 少年写真 – 1973~1979 谷口昌良写真展 於: ギャラリー蒼穹舎
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
自分の連れの写真家、森澤ケン氏がプリントを手掛けた谷口昌良氏が中・高生時分に撮ったモノクロ写真の展示です。自分の年少に於ける写真でもあるので、そこにはノスタルジックな想いを感じました。とても中・高生で撮ったとは思えない程のハイ・センス作品ばかりで驚きましたね。心温まる雰囲気の写真、良いです。

ギャラリー蒼穹舎 → http://www.sokyusha.com/index.html

319) 加藤友美子写真展 monologue 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 甲
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 乙
滲んだ様な画面、写り込んだ女性の裸体、凄く独特な雰囲気のある作品です。淡い色彩、柔らかな光、とてもやさしい写真ですね。きれいです。中に1枚、とても惹かれる構図の作品がありました。

320) 村上慶個展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 甲
とてもこだわりを感じさせる作品の数々。「骨」・「ガラス玉」・「桜」、被写体のモチーフが興味深いものでした。

新宿眼科画廊 → http://www.gankagarou.com/

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これ! ジャケ #10

2009年04月14日 | musics
大阪へ行っていたこともあり、デスク・ワークが溜まっていたので、今日は内勤して仕事をこなして過ごしました。今日は「これ! ジャケ」を紹介します。

まぁ、エロジャケですな。「テナー・サックス・ムード」で裸の女性とサックス、分かり易いのか? 辛いのか! 結構、シュールな図でもあります。で、内容はラテン風味がある曲もあるストリングスがフィーチャーされたムーディーなインスト・ナムバー集。1961年リリースのナイスな一枚です。

テナー・サックス・ムード 第4集 / 与田輝雄とシックス・レモンズ, コロムビア・サロン・ストリングス (コロムビアレコード AL319) 10吋LP [1961]

今日の美術展 [平成二十一年四月十三日]

2009年04月13日 | fine arts
東京への帰路、新幹線N700系の車中でこのブログをアップしています。便利な世の中ですね。う~んっ、でもイイのでしょうか?!

今日も大阪は暑かったです。何だか一気に半袖でもいい様な陽気ってのは如何なものなんでしょうかね?! 日本はやっぱり亜熱帯化が進行しているのでしょうか?! 日本の情緒ある四季が無くなってしまうのは困ります....。さて、写真は心斎橋の裏手を歩いていて見つけた写真館「写真のツバメヤ」。昭和感、味のある建物も良いですし、磨りガラスの文字、タイポがアトミック・テイストでカッコ良いです。

312) 広告でたどるタカシマヤ・エポック50年展 島屋史料室と宣伝部OBの資料で見る、思い出のキャンペーン 於: 島屋史料館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 – 丙
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
今日は大阪を発つ前に前々から訪れてみたかった大阪日本橋にある島屋史料館へ。此処は島屋が収蔵する数々の美術品や資料を展示するスペースです。古い美術品の展示を期待していたのですが、今回は島屋が行ってきた広告の歴史を紹介する展示でちょっと当てが外れてガッカリしましたが....。まぁ、結構、興味深い企画の優れた広告が並び、面白かったです。ただ、その広告を作ったクリエイターが明記してあればもっと良かったですね。また、次の機会に訪れてみたいと思います。

島屋史料館 → http://www.takashimaya.co.jp/corp/info/library/index.html

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今日の美術展 [平成二十一年四月十二日]

2009年04月12日 | fine arts
今日の大阪も暖かいと言うか、既に暑い一日でした。そんな良い陽気の中、昼過ぎからのライヴ仕事前に万博記念公園へ展示を観に行ってきました。万博の地を訪れたのは実に39年ぶり (!?)、自分が小学2年生の1970年、実際に万国博覧会に訪れて以来です。今日、万博のシンボルである「太陽の塔」(写真) の前に立った時は感慨一入でした。両親に連れられて二度訪れた万博の印象が甦ってきましたね。懐かしいです。

310) 千家十職×みんぱく II期 於: 国立民族学博物館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 丙
300年から400年の歴史を持つ茶事全般の道具を作ってきた「千家十職」。千家十職が作ってきた過去から現代に於ける名品の数々が並び、そして当代の方々が此処、民博に収蔵されている世界各国の道具や日常品の中から自分の気に入ったもをチョイスし、それからインスパイアされて新たに造り出した作品を一緒に並べて紹介していたり、物を作り出す手法に着目した展示など、とても興味深い見応えのある内容でした。匠の技が受け継がれて行き、そして新たなる創造が加わる、とても素晴らしいことですね。面白い展示でした。

国立民族学博物館 → http://www.minpaku.ac.jp/

311) 茶と美 – 柳宗悦・茶を想う 於: 大阪日本民芸館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 – 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 – 乙
此処は自分の家からも程なく近い駒場東大前にある日本民藝館の大阪版です。前出の民博と同じ万博記念公園内にあり、ちょっと自分は此処の存在を知らなかったのですが、とても落ち着いた佇まいの良い美術館でした。今回の展示は民藝運動の創始者・柳宗悦氏が行った1955年の「第一回 民藝館茶会」と1958年「新撰茶器特別展」にスポットを当て、宗悦氏が独自の審美眼とセンスで選んだ、その時に茶道具と使用した品々の展示です。斬新且つ、もちろん伝統美に基づいて選ばれた素敵な品ばかりでした。此処を訪れて何だか気持ちが和らぎましたね。良かったです。

大阪日本民芸館 → http://www.mingeikan-osaka.or.jp/

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