ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

“DRINKING REGGAE STYLE” リリースされました!!

2009年06月30日 | musics
今日で6月も最終日、今年も半分が過ぎました。ホント、早いですね。で、昨日は散々乗り廻した原チャリですが、実はマフラーがイカれて調子が悪かったので、昨晩、修理に出しました。なので、暫く原チャリ移動が出来ないし、今日は梅雨空が戻り、グズついた天気なので、一日、内勤して過ごしました。

お報せするのが遅くなってすいません。予てより自分がいろいろと制作を進めてきたコムピレーション・アルバムの2枚、先月の27日にリリースされた「NIPPON REGGAE MOTOWN」に続く「DRINKING REGGAE STYLE」が先週の24日にリリースされました。

まぁ、酒呑んでレゲエを聴けば楽し~ぃ! 的なコムピ・アルバムを作りました。こちらも全て新録曲で12アーティスト、スカからダンスホールまでヴァラエティに富んだ顔合わせ。オリヂナル曲、そしてカヴァー曲もあり、各アーティストが酒への思いを込めて演じているゴキゲンなナムバーばかりが収録されています。ムードメイカーズ、そして既にライヴで演奏されているスカパラのチューンもありますよ。レゲエやスカのイヴェントが多いこれからの季節、このアルバムを聴いて、皆さん、是非、盛り上がって下さい。

チェックはコチラで!!

DRINKING REGGAE STYLE
ユニバーサルミュージック UPCH-1724 3,000円 2009.6.24リリース

酒とレゲエは深い仲?! 酒飲んで、レゲエを聞けばみんなハッピー!! 日本スカ~ダンスホール・レゲエ界の酔いどれアーティスト達が酒への想いを曲に込めた、この一枚♪

何故かレゲエ・イヴェントでは酒が沢山売れる?! レゲエ・ファンは大の酒好きが多い。そして、レゲエ・アーティストは呑ん兵衛ばかり。やっぱり酒とレゲエは切っても切れない仲?! そこで、このアルバム。 日本スカ~ダンスホール・レゲエ界の酔いどれアーティスト達が、それぞれの酒への想いを込めたゴキゲンなナムバーの数々を収録。酒飲んで、このアルバム聞いて、みんなで盛り上がろう!!
album total produed by 山口'Gucci'佳宏 (MFM/RAKSTONE Records)

[収録曲]
01. SAKEROCK / 東京スカパラダイスオーケストラ
02. やらかしちゃった / RANKIN TAXI
03. MY WAY / こだま和文 & DUB STATION BAND
04. ワインの匂い / Reggae Disco Rockers
05. Glass ni Dive (Al.l.l.l.lcoholics Special) / TUFF SESSION
06. COCKTAILS FOR TWO / 川上つよしと彼のムードメイカーズ
07. 北酒場 / Likkle Mai
08. Champagne Bounce / MICKY RICH
09. Quicka / RUB-A-DUB MARKET
10. A HOUSE IS NOT A HOME / THE HEAVYMANNERS
11. 今夜もお酒が呑みたくて。 / SUNSET the platinum sound feat. 笑連隊
12. VOLARE (Nel Blu Di Pinto Di Blu) / FRISCO

今日の美術展 [平成二十一年六月二十九日]

2009年06月29日 | fine arts
運良く今日もまずまずの天気、原チャリ移動が可。午後イチの打ち合わせの後、原チャリを駆ってサクサクと展示を見て廻りました。

619) goronote 福田紀子 於: ソーン・ツリー・ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
作家は子供の頃、猫の物真似をしていたら「ゴロー」と呼ばれる様になったそうですが....?! そんなゴローさんが日常、目に留めたものを描いています。それらは洗濯物だったり、猫の後ろ姿だったり、瓶、ありがちな風景などなど、どれもが何気ない普通のもの。でも、そのモチーフとなっているもののチョイスはとても良いセンスだと思いました。またオイルクレパスを用いて描かれた画面の質感が面白いです。

ソーン・ツリー・ギャラリー → http://www.thorntree.jp/

621) 大竹雄介個展「ザ・イラストDAYS」 於: 文藝春秋画廊 ザ・セラー
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
出版社、文藝春秋の別館地下にあるギャラリーで行われているイラストレイター、大竹雄介氏の作品展です。1960年代から活躍されている大竹氏のイラストは、とても味があってイイですね。昭和感もあります。

文藝春秋画廊 ザ・セラー → http://www.bunshun.co.jp/gallery/celler.htm

621) Max Huber – a graphic designer 於: ギンザ・グラフィック・ギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 甲
20世紀のグラフィック・デザイン界を牽引した存在である、スイス生まれ、ミラノを中心に活躍したマックス・フーバー氏によるデザイン・ワークの全容が展示されていました。まぁホント、自分のツボにドンピシャのグラフィック・デザイン、フーバー氏の仕事は凄いと思いましたね。スマートで力のあるタイポ、シムプルながらヴィヴィッドな色使い、全てがスタイリッシュで的確なデザインです。素晴らしい。展示の目録的なマックス・フーバー氏と作品が紹介されている「デザイン」誌 (写真) を購入しました。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー → http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html

622) 「Max Huber – Jazz Time +」展 於: ギャラリー5610
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 甲
こちらもマックス・フーバー氏に関する関連展示、続けて見て来ました。ジャズをこよなく愛したフーバー氏手掛けた音楽関係のグラフィック・デザインを集めて紹介しています。他の作品と同様に今でも全く色褪せていないシャープなデザイン、カッコ良いです。しっかりとデザインされた自作のレコード・ケースにはシビレましたね。ジャズへの愛を感じます。

ギャラリー5610 → http://www.deska.jp/

623) 僕らのヒーロー展 於: OPA gallery
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
18名のイラストレイターによる、それぞれのヒーローを描いたイラスト展です。アニメや特撮もののキャラ、そしてスポーツ選手にいたるまで、なかなか楽しくて思いの詰まった作品ばかりでした。自分は中でも真下有花女史の「デビルマン」を植え込みやハンバーガーの具に紛れる様に描いた洒落の効いたイラストが気に入りましたね。

OPA gallery → http://www.geocities.jp/opa_gs/

624) 市川孝典展 VINTAGE BROWN 於: PLSMIS
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
線香で紙を焼いて焦がし、穴を空けて作り出される絵画、とても興味深い作品でした。対象となるモチーフが焦げ目の色と空いた穴によって表現され、少し遠目に見ると何とも言えない風合いのある絵画となっています。この技法の発想もさることながら、全ての作品を下書きをせずに頭の中のイメージのみで作り出しているとのことにも驚愕、凄い才能だと思いました。

PLSMIS → http://www.plsmis.com/

625) print,material and spot 元女博司展 於: マルプギャラリー
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
70'sチックでポップな雰囲気、レトロ感もあるイラストを描く元女博司氏の作品展です。なかなか味があるし、テイスト的には自分は好きですね。

マルプギャラリー → http://malpu.com/

626) real – 永瀬武志 於: Bunkamura Gallery
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
エア・ブラシによって描かれた超写実的絵画の数々。女性の髪の毛の一本一本、肌の色艶・質感、フィルターをかけて撮った写真の様な花、全てが超絶テクで描かれています。そしてエア・ブラシで描いていることによる質感も面白いですね。自分は夜の道路を走っている車の中から見た風景を描いた作品が気に入りました。独特の浮遊感と疾走感があって良いです。

Bunkamura → http://www.bunkamura.co.jp/index.html\

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

これ! ジャケ #19

2009年06月28日 | musics
先週に引き続き、今日の日曜日も雨模様。昨日、ライヴを観に行き帰って来たのが深い時間で疲れモード (歳です....。) なこともあり、今日も出掛けるのは見送りました。

またまた童謡もののアルバム・カヴァー。ステレオから流れる音楽に聞き入る動物達が可愛くて、色合いもポップで楽しいイラストですね。実はこのジャケットは「子鹿のバンビ」、「雀の学校」、「汽車ぽっぽ」など収録曲にちなんだイラストが描かれているのです。ニクい!! 描かれているこんなキャビネット形式のステレオ、昔は高級品で憧れの品でした。内容はオーケストラの演奏によるインスト童謡名曲集です。

小鳥と動物の音楽会 子供のためのステレオ / ビクター・オーケストラ (日本ビクター株式会社 SLB2) 10吋LP [1960]

今日の美術展 [平成二十一年六月二十七日]

2009年06月27日 | fine arts
言いたくはないし、言ってもどうなることでもないのですが、暑い....。でも、もう二度と言いません。今日はせっかくの晴れなので、原チャリで駈け巡りました。今夜は “Tropic Lounge” と “THE 69YOBSTERS” のライヴへハシゴします。

写真は板橋区立美術館横の猫景。木に登ってノンビリ気持ち良さそうでした。

614) 久野和洋-地の風景-展 於: 練馬区立美術展
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
味わい深い風景画、概視感を覚える様な作品の数々です。繊細に描かれた画面からは郷愁を覚えるとはまた違った感覚の心に響くものがありました。素晴らしい絵画でしたね。

練馬区立美術展 → http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/

615) 日本のシュルレアリスム 幻惑の板橋 ~ 近現代編 於: 板橋区立美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
5/3に訪れた展示の続編。今回はシュールレアリスムに影響され、日本の画家達が描いた近現代の絵画の展示です。ここの美術館ならでは、ほとんどの作品が地域に因んだ作家達により描かれた絵画で、それ程、知られてない画家の作品も見ることが出来て興味深い内容でした。難解ではありますが、時代性や作家の精神性が垣間見れる様な作品ばかりでしたね。

板橋区立美術館 → http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/

616) AAC -ACT ART COM- Art & Design Fair 2009 於: アートコンプレックスセンター
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
現在活動するアーティスト達のショウケース的イヴェントでした。自分は以前二度、ここで個展を見た高山恒氏からご案内を頂き、見に行きました。いろいろな作家の方のあらゆる作品を見ることが出来て面白かったです。高山氏は今回、前回に続いて鉛筆画を出品。相変わらずのエロティックさは健在で良い作品した。他には櫻井美奈子女史のポップでかわいいイラストが気に入りましたね。

アートコンプレックスセンター → http://www.gallerycomplex.com/

617) Norihiro Sakura個展 LUST OF DOLLS 於: 明るい部屋
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 乙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
エキセントリックでエロさもあってポップでシュール、パワーを感じる絵画でした。

明るい部屋 → http://akaruiheya.info/

618) 1979年の迷宮 中山慶治写真展 於: ルーニィ247フォトグラフィー
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
1979年と言う時代、そして当時に於ける人々の生活を感じさせる写真の数々。東京の下町での光景、赤外線フィルムを使用していることもあり、独特の空気感と質感を持つ雰囲気のある良い写真でした。

ルーニィ247フォトグラフィー → http://www.roonee.com/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年六月二十六日]

2009年06月26日 | fine arts
真夏日ですか?! 梅雨時期なのに....。一体、地球は?! ミーティングの前後に展示を訪れました。

写真は千駄木辺りで見つけた「ちゃつみ」の唄と振り付けが描かれている碑 (じゃないよね!?) 的なもの。子供の頃に、こんな風に遊んだの思い出しました。イイですね。

607) やなせたかし展 - 『詩とメルヘン』からアンパンマンまで 於: 弥生美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
現在は「アンパンマン」の作者として大人気で有名なイラストレイター、90歳となるやなせたかし氏の画業を紹介した展示です。夢、ロマン、メルヘン、ファンタジー、そして愛がたっぷりと詰まった作品の数々、見ていてひたすら心が和み、嬉しくなりました。やなせたかし氏はイラストの他にも様々な仕事をされていて、中でも自分が子供の頃、大声で歌った「てのひらを太陽に」の作詞を手掛けていたのには驚きです。あと、いろいろなキャラクター・デザインが楽しいものでした。以前、このブログでも紹介した浦和の「うなこちゃん」のデザインもやなせ氏でしたね!

608) 夢二グラフィック - 夢二の手がけた明治・大正・昭和の雑誌型録 於: 竹久夢二美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
竹久夢二氏のイラストレイター、グラフィック・デザイナーとしての側面にスポットを当てた展示でした。挿し絵、図案、書籍の装丁など、優れたデザイナーとして手腕を発揮した夢二氏の作品の数々、どれもが趣旨にピッタリと合った良い仕事ぶりです。やはり素晴らしい才能ですね。

弥生美術館・竹久夢二美術館 → http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

609) 再生させる解消 唐津譲治の絵画における具象と抽象のダイナミズム 於: art project frantic
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
様々な画風で男女が交わる姿を描いた絵画。それらから、自分はあまりエロティックさを感じることはなく、サイバーチックなイメージを感じました。結構、興味深い作品もあり、男女による人影の一部分を面白い構図で切り取って、シルエットを描いたペインティング作品などは着眼点が面白いと思いましたね。

art project frantic → http://www.frantic.jp/

610) Eddie Kang展『TOKYO REFLECTION』 於: unseal contemporary
自己期待度 – 丁
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
自分は偏見ではなく、あまり日本を除いたアジア圏の現代アートには関心がないのですが、この “Eddie Kang” 氏の描くキャラクターは茶目っ気が感じられて、気に入りました。ポップでありながら、結構、練って産み出された作品に感じましたね。

unseal contemporary → http://www.unseal.jp/

611) 矢口佳那展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
荒涼として雨が降っているかの様な風景を描いた画面。ですが、何かそれだけではないものを感じる、何処か引っ掛かる作品です。色彩の妙でしょうか?! 不思議です。気になる絵画の数々でした。

612) 村山之都展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
今っぽい現代アートのペインティング作品、シュールレアリスム感がある様に感じました。ですが、すいません。イマイチ、興味を持てませんでした。

613) スズキナ展 於: 新宿眼科画廊
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
こちらも現代的なペインティングで動物が描かれています。どの作品も、その画面の色彩の内、一カ所に使用されたヴィヴィッドな色が印象的な作品でした。

新宿眼科画廊 → http://www.gankagarou.com/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年六月二十五日]

2009年06月25日 | fine arts
梅雨の中休みが続きます。なかなかの良い天気、暑いですね。用事を済ませて、今日も原チャリで出掛けました。期しくも日本橋三井本館前には三基の重機がそそり立って (写真) いました。く~ッ、カッコいい~っ!?

605) 三井家伝来 茶の湯の名品 (後) 於: 三井記念美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
5/14に訪れた展示の後期展。展示替えされていた作品はあまり多くありませんでしたが、今回も趣深い茶の湯に関する銘品が並んでいました。

三井記念美術館 → http://www.mitsui-museum.jp/index2.html

606) BAR HIDAKA & NAITO 於: JAGDA TOKYO
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
今回は日高英輝氏と内藤昇氏によるワイン・ボトルをネタにしたグラフィック・デザイン作品の展示でした。楽しくてシャープなデザインによる作品の数々、グラフィック好き心をそそります。

JAGDA TOKYO → http://www.jagda.org/contents/jagdatokyo/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年六月二十四日]

2009年06月24日 | fine arts
ありがたいことに、あまり雨が降りませんね。今日も原チャリ移動が出来ました。

599) 芳年 -「風俗三十二相」と「月姿」(後) 於: 太田記念浮世絵美術館
自己期待度 – 甲
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 甲
自己趣味性度 - 乙
5/26に訪れた月岡芳年氏の傑作「風俗三十二相」と「月百姿」、ふたつのシリーズ作品展示の後期展です。とにかく、このふたつの組み物は素晴らしいですね。大正時代に興る「新版画」へ移行する前、芳年氏が「最後の浮世絵師」と呼ばれる所以が判ります。江戸時代の浮世絵を踏襲し、絵師・彫師・摺師の技が三位一体で昇華した最終型、究極の作品でしょう。

太田記念浮世絵美術館 → http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html

600) 「『明日への神話』40年の軌跡」展 於: 岡本太郎記念館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
1968年に岡本太郎氏がメキシコで制作した壁画「明日への神話」。その後、行方不明になり、2003年に発見、修復され、去年の11月に渋谷駅連絡通路に恒久設置されたましたが、その40年の軌跡を紹介したドキュメント展示です。素晴らしい作品が失われず身近に見ることか出来る様になったのは素晴らしいことですね。写真は修復に使用された器具・材料の数々です。

岡本太郎記念館 → http://www.taro-okamoto.or.jp/

601) 黒木周 於: ART FRONT GRAFICS
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
布を貼付けた木版を用いたリトグラフである「クロスグラフ』と言う独自の手法で刷られた版画作品。その技法も含め、興味深いものでした。シムプルながら奥深い色彩、暖かみのある図柄、味わいのある質感、惹かれる作品です。

ART FRONT GRAFICS → http://www.artfront.co.jp/jp/index.html

602) 遠山正道の仕事 於: 代官山ヒルサイドフォーラム
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丁
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丁
「Soup Stock Tokyo」、「giraffe」等を手掛ける遠山正道氏の仕事を今後のプロジェクトと共に紹介する展示です。

代官山ヒルサイドテラス → http://www.hillsideterrace.com/

603) ひきたさわこ水彩画展 ”いばら姫” 於: ギャラリーハウス・マヤ
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
ひきたさわこ童話「いばら姫」を題材とした絵本の挿絵の様なイラストの展示です。可愛らしく、きれいな色彩、水彩の良さを活かした筆使い、とても好感を持てる作品でした。イイです。

ギャラリーハウス・マヤ → http://www.gallery-h-maya.com/

604) 塩田千春展 於: ケンジタキギャラリー
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
ウェディング・ドレス、そして天井から垂れる無数の赤い糸、自分は不安感を覚えたインスタレーションでした。まさに塩田千春女史の主題は其処にある様です。不安な雰囲気の中にも崇高さや人の生を感じる意味深い作品だと思いました。

ケンジタキギャラリー → http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年六月二十三日]

2009年06月23日 | fine arts
今日は夜めの呑み打ちに行く前にサクサク展示を見て廻りました。この呑み打ち、新機軸・新企画の初顔合せ、まぁ、何かうまく進行して、皆さんに紹介出来ればと思います。梅雨の合間に晴れた今日は皇居前から見た夕空 (写真) が素敵でした。

593) 働く女 LES TRAVAILLEUSES もとき理川展 於: OPA gallery
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
カッティング・シートを用いたポップでお洒落なイラスト作品。カッティング・シートを切り抜いてイラストにすると言うアイディアもナイスですが、透明なシートに切り抜きを貼り、それを重ねて一枚のイラストにしている処が、また興味深く、面白い質感になっています。絵の対象となった日用品のチョイスもグッドでした。

OPA gallery → http://www.geocities.jp/opa_gs/

594) 歌川広重展 (後) 於: 礫川浮世絵美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
5/20に訪れた展示の後期展です。今回も初期から晩年の作まで、名作の数々が並んでいました。今回の出品された中では「近江八景」のシリーズが見応えのある傑作でしたね。

礫川浮世絵美術館 → http://homepage2.nifty.com/3bijin/

595) TWS-EMERGING 116 福島沙由美 鏡游掬~きょうさらい~ (後) 於: トーキョーワンダーサイト本郷
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
6/10に訪れ、とても気に入った福島沙由美女史による絵画のシリーズ「鏡游掬」が前とは別のものと展示替えされていました。前の作品に引き続いて水色を基調とした爽やかな雰囲気の画面が魅力的な絵画の数々でしたよ。

596) Oコレクションによる空想美術館 第7室「榎倉・松原の部屋 – オルタナ (ポスト) モダン1」 於: トーキョーワンダーサイト本郷
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丁
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
岡田聡氏の現代アート・コレクションから作家と作品を紹介する展示の第7回目です。榎倉氏、松原氏共に、まさに現代っぽい作風の作品。勢いとエネルギーは感じましたが、自分としては、この手の作品に関してちょっと食傷気味ですね。確かに非体制の最先端なのかもしれませんが....?!

トーキョーワンダーサイト → http://www.tokyo-ws.org/index.html

597) Wilhelm Fon Pluschow「19世紀末のアルカディア 写真家プラショウの世界」 於: ヴァニラ画廊
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
1980年代の終わりに少年・少女のヌードを撮影し「アルカディア的ヌード写真」と賞賛された写真家、ウイルヘルム・フォン・プラショウ氏の作品展。独特の甘美な香り、清らかなイメージもあり、そしてかなりマニアックでもあります。現在見ても充分に芸術性が高い作品でした。

ヴァニラ画廊 → http://www.vanilla-gallery.com/

598) 都市景観 前田義夫写真展 於: CANON GALLERY銀座
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 乙
神戸の街並、風景を撮影した写真展です。構図と影の捉え方が絶妙な作品が多く、かなり魅せられました。ハイセンスな神戸と言う街の雰囲気が写真から伝わってくる様です。グッとくる良い作品ばかりでしたね。

CANON GALLERY銀座 → http://cweb.canon.jp/gallery/ginza/index.html

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

今日の美術展 [平成二十一年六月二十二日]

2009年06月22日 | fine arts
雨が降ったりやんだり、まさに梅雨っぽいジメジメした陽気の一日でした。用事があったついでに新宿方面の写真展を見て廻りました。

写真は雲に霞む都庁舎。改めて考えると最上階は結構な割合で雲の中なんでしょうね?!

586) 湘南海岸 (鵠沼海岸・江ノ島・七里ガ浜) ニッコールクラブ京浜支部写真展 於: 新宿ニコンサロンbis
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
夏の湘南海岸に於ける風景を撮った写真が並んだグループ展でした。楽し気な雰囲気が伝わってくる作品ばかりで、自分も気分がウキウキしましたね。今年の夏も原チャリを駆って湘南海岸へ行きたいと思います。

587) CAOSMOS Jui PHOTO-EXHIBITION 於: 新宿ニコンサロン
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
群生するコスモスを撮ったモノクロ写真の数々。普通、花を被写体とするなら、その美しさを撮影するのが常ですが、Jui 女史は枯れた花も含めてゴチャッとしたコスモス群を写しており、タイトル通りコスモスがカオスを呈しているかの様です。美しさと儚さが存在する画面に思えました。興味深い視点です。

ニコンサロン → http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/index.htm

588) 森山大道「記録」on the road collaboration with 8 creators 於: エプサイト ギャラリー1
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 丙
自己不満度 - 丙
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
写真の大家、森山大道氏の作品を素材として8名の若手クリエイター達がコラボレイトした作品展です。それぞれに趣向を凝らしたとても興味深い作品ではありましたが....。もちろん森山氏のイムパクトがある写真あってのコラボだと思いますが、ぶっちゃけ、素材が森山氏の作品でなくてもイイのではないかと感じる処もあり、やはり其処は森山ブランドの大きな存在があってこその企画だと言うのが否めない気がします。確かに面白い試みではありますね。

589) 中井精也写真展 ゆる鉄 from 1日1鉄! 於: エプサイト ギャラリー2
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
地方の鉄道、そしてその周辺の風景を撮った写真家の愛と趣味性をとても感じる暖かみのある作品の数々が並んでいました。ひたすら長閑な景色、イイですね。特に空の色が綺麗な写真に惹かれました。

エプサイト → http://www.epson.jp/epsite/

590) 小原里美写真展「スウェーデン」 於: コニカミノルタプラザ ギャラリーA
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 戊
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 乙
以前、コラージュ作品の展示を見に行き、いろいろと話も聞かせてもらった写真家、小原里美女史がスウェーデンの風景を撮ったモノクロ写真展。前のコラージュ、その時、ファイルで見せて頂いたカラー作品、そして今回のモノクロ写真、全てがかなり異なったテイストで展開されていて、自分としてはとても興味深い方です。何気ない光景ながら、整然として美しいスウェーデンの姿がストレートに画面へ写し出されていると思いました。良い雰囲気の作品です。

コニカミノルタプラザ → http://konicaminolta.jp/plaza/

591) 岸幸太写真展 傷、見た目 於: photographers' gallery
自己期待度 – 乙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 - 丙
各地のドヤ街で、いわゆる労務者の方々を撮ったモノクロ写真展です。人の生き様が写し出され、ライヴ感のある作品でした。被写体の方々のタフな面構え、雰囲気、重みと深さを感じさせる迫力ある写真でした。人それぞれの生活や立場の違いがあっても、皆が一生懸命に生きて行かないとならないんだと実感させられます。

photographers' gallery → http://www.pg-web.net/

592) Run After コウノジュインチ展 於: ギャラリー蒼穹舎
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
四季を通じたいろいろな行楽地の何気ない風景を撮ったカラー写真展。何かしら色目に惹かれる、変わった雰囲気のなかなか興味深い作品でありました。

ギャラリー蒼穹舎 → http://www.sokyusha.com/index.html

592) nagori 橋本大輔写真展 於: PLACE M
自己期待度 – 丙
自己満足度 - 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 - 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 - 丙
水面を中心に撮影した写り込んだ光がとてもきれいな写真の数々。光の捉え方はなかなかのもんです。雪降る景色を撮った作品の雰囲気も良かったですね。

PLACE M → http://www.placem.com/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。

これ! ジャケ #18

2009年06月21日 | musics
激しい雨、日曜日ですが、今日は一日、カウチ (...?!) と決め込みました。

前回に続けて童謡もののアルバム・カヴァーの紹介です。「ドレミファ デパート」、なんて素敵なデパートでしょ。音の百貨店、楽しくて夢があります。自分は子供の頃から現在もデパート好きですが、こんなデパートがあったら毎日でも行きたいです。このイラスト、とてもモダンだと思いませんか? リリースされた時代に於ける近未来の姿ですね。内容はオーケストラの演奏、当時人気の児童歌手と児童合唱団による歌唱の童謡名曲集。

ドレミファ デパート (ドレミファシリーズ) / ビクター・オーケストラ, ビクター器楽合奏団, ビクター児童合唱団他 (日本ビクター株式会社 LB43) 10吋LP [1963]