ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [29 April '07]

2007年04月29日 | fine arts
で、大阪から東京へ戻ってきて、見たい展示が今日までの開催だったので、ダッシュで原チャリを駆って出ました。

TOKYO FIBER '07 SENSEWARE @スパイラルガーデン&スパイラルホール
以前、紙の展示会"TAKEO PAPER SHOW"へ行きましたが、今回は日本の最先端技術で作られた布/繊維を使用して企業やクリエイターの方々が新たな衣服を提案した展示でした。テクスチャーとして使用されていた布/繊維自体が気になるもの、その使用方法が興味深いもの、多々ありました。超極薄繊維や感温変色素材は特に凄いなっ、て感じました。何にしてもテクノロジーの進歩は日進月歩です。

↓ TOKYO FIBER '07 SENSEWARE ↓
http://tokyofiber-jc.jp/

Fabulous Exhibition @ Day Starter

2007年04月29日 | etc.
今日は大阪から東京への戻り日、大阪を発つ前に仲良しのイラストレイターのカサボウとウェア・メイカーのウエッチ、ふたりのショップ"Day Starter"でちょうど今日から新作の展示会が始まったので寄って来ました。

Fabulous Exhibition @ Day Starter
カサボウのイラストはホント、自分好みです。その50's・60'sテイスト、イイですね。今回の新作も切り絵、シルク・プリントもの、どれも良かったです。サタン柄のアロハ・シャツもゴキゲンでした。このアロハ・シャツとシルク・プリントもの何点かとても気に入ったので是非とも欲しいですね。5/20 (日) までやってますので、機会があれば皆さん、是非、覗いてみて下さい。

↓ Day Starter ↓
http://www.daystarter.net/

今日の和菓子 [27 April '07]

2007年04月27日 | japanese sweets
やっと、更新が出来ます。大阪の"WANSK STUDIO"にて連日、缶詰めになってレコーディング作業を行っております。なかなか良い作品に仕上がって来てます。そのアルバムの詳細は近日中に公開いたしますので、乞うご期待。で、レコーディングの合間に昨日、購入してきた和菓子です。

百両おはぎ 大阪 天徳
大阪の老舗和菓子処、天徳のおはぎです。ほど良い甘さの粒あん仕立て、香りの良いごはんを使っていて、大判と謳っている様に結構、食べ応えのある美味しいひと品でした。しかも、とてもリーズナブル。しばらくあんこものを食して無かったので大満足です。

百両おはぎ (2個) 210円

↓ 大阪 天徳 ↓
http://www.1019.jp/

今日の和菓子 [22 April '07]

2007年04月22日 | japanese sweets
今日のおやつは一昨日、日本橋・高島屋で行われていた九州の物産展で見た目のインパクトもあり、美味しそうだったので購入しました。

鬼瓦もなか 福岡・太宰府 鬼瓦最中天山
鬼瓦の形をしたあんこたっぷりの最中です。とても、あんこが美味しい最中でした。粒あん、白あん、梅あん、紫芋あんの4種類あって、梅あん、紫芋あんはかなりオリヂナリティのある味で、やはり自分は最もノーマルな粒あんが好きです。

鬼瓦もなか
粒あん (左上) 210円
白あん (右上) 210円
梅あん (左下) 231円
紫芋あん (右下) 273円

↓ 鬼瓦最中天山 ↓
http://www.monaka-de.com/

明日からの1週間、和菓子もやはり何か関西の銘菓を紹介出来ればと考えております。

今日の美術展 [22 April '07]

2007年04月22日 | fine arts
今日は日曜日、やはり混んでいる処は避けて遠出しました。

浮世絵 黄金期への道 @千葉市美術館
ここの美術館も良い企画展を催しますね。少し遠方ながら、すっかり常連です。今回は次に行う企画展「鳥居清長 - 江戸のヴィーナス誕生」へ向けてのプレ美術展の様な収蔵作品による浮世絵展でした。17世紀に産まれた浮世絵が18世紀末に黄金期を迎えます。数々の名絵師が出現し、その中に鳥居清長氏がいました。そんな黄金期に至る浮世絵の流れを紹介し、鳥居派の祖、鳥居清信氏の作品や肉筆画、絵入り版本などの展示でした。錦絵と呼ばれる多色摺りの浮世絵版画に至る前の墨版一色のものは興味深いものでした。あと美人画を得意とした鈴木春信氏の作品が多く展示されていて、その洒落た画風や摺りの技はやはり良いですね。次回「鳥居清長 - 江戸のヴィーナス誕生」が楽しみ、前売り券を購入しました。

郷土の芸術家 @千葉市美術館
併催の千葉、縁の芸術家達の作品展示でした。中でも三名の方々の作品が印象に残りました。無縁寺心澄氏 (1905~1945) の人物を描いた水彩画、直線的な筆使いがとてもモダンです。土肥刀泉氏 (1899~1979) の陶磁器もその色合いが素晴らしいものでした。そして、遠藤健郎氏 (1914~) の素描は人々の表情を上手く捕らえ、活き活きとしていてリアル、面白い作品の数々でした。

↓ 千葉市美術館 ↓
http://www.ccma-net.jp/

さて、明日から1週間、レコーディングの為、大阪へ行ってきます。東京近辺の美術展巡りも暫く休み。また精力的に巡るのはゴールデン・ウィーク明けになるでしょう。レコーディングのオフ日には関西方面の美術展を訪れてみるつもりです。

今日の和菓子 [21 April '07]

2007年04月21日 | japanese sweets
昨日、日本橋・高島屋の諸国銘菓のコーナーで購入しました。

花背 京都 大極殿本舗
洛北民芸菓。花背は京都の北側、鞍馬の奥の自然豊かな山里で、そこの菓子と言うことらしいです。花篭を型取っていて、小判型に焼いたがわに海苔を載せ、その上から網目状に焼いたがわを被せ、粒あんを巻いています。あっさりとした甘さの、いかにも京菓子と上品な味の美味しいひと品でした。

花背 168円

↓ 京都 大極殿本舗 ↓
http://www.inoda-coffee.co.jp/miyabi/shohin/daigokuden/

今日の美術展 [21 April '07]

2007年04月21日 | fine arts
今日は少し暑いほど、初夏の陽気でしたね。皇居のお堀の白鳥は気持ち良さそうに昼寝をしていました。

香淳皇后の御絵と画伯たち (前) @三の丸尚蔵館
昭和天皇のお后である香淳皇后様は高取稚成氏、川合玉堂氏、前田青邨氏等、日本画の巨匠達に絵を学び、多くの絵画作品を残されたそうで、それらの御絵の数々と縁の作家の作品を合わせた展示でした。香淳皇后様が描かれた御絵は皇后様のお人柄が良く出ている様な暖かく、ほんわかした雰囲気で味のあるものの様に思います。とてもシンプルな構図、自然のままに描かれている、とても良い絵の数々でした。縁の作家の作品では跡見玉枝氏の桜を描いた屏風が素敵でした。

↓ 三の丸尚蔵館 ↓
http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05.html

今日の和菓子 [20 April '07]

2007年04月20日 | japanese sweets
品川歴史館へ訪れた帰りがけに見つけて購入です。

たい焼き たい喜
大分、暖かくなって来たので、たい焼きと言う感じでもなくなってきましたが、やっぱり見つけるとつい買ってしまいます。ここはあんこものが3種類、あとクリームがあります。あんこの3種類を購入。少しだけ厚みのあるサクサクしたがわに、どれもあっさりめの甘さのあん、特に4月限定商品の桜あんが美味でした。また来月、品川歴史館へ訪れる予定なので帰りに寄ってみようと思いますが、その時は何か限定商品があるのかな?

たい焼き (写真上から)
小倉あん 110円
桜あん (4月限定) 130円
黒豆あん 130円

↓ たい喜 ↓
関連サイト不明
〒154-0012
東京都品川区大井3-6-11
phone: 03-5742-4515
[地図]

ところで、リニューアル・オープンした新宿?島屋の和菓子コーナーを覗いて来ましたが、かなり様変わりして、ちょっと楽しみです。

今日の美術展 [20 April '07]

2007年04月20日 | fine arts
今日は新宿・日本橋と高島屋のハシゴでした。

草月いけばな展 未来への光 @新宿高島屋
昨日、リニューアル・オープンした新宿高島屋へ。草月流のいけばなの展示です。家元・勅使河原茜女史とお弟子さん達の作品が多数展示されていました。草月流のいけばなは様々な花・草・木を使用して奇抜に見えるのが特徴ですが、独創的でありながら、それでいてしっかりとバランスがとれている美しさがあります。あと草月流で使用されている花器も個性的なものが多く印象的です、全てが派手でありながら出鱈目ではなく、理路整然としている様に思えます。いけばなも本当に良いですね。自分も是非、やってみたいです。現在、リニューアル・オープン記念で高島屋店内各所に草月流の作家達によるインスタレーションの数々が展示されています。そちらもいろいろ楽しめます。(写真は勅使河原茜女史の作品)

AKIO OHMORI EXHIBITION 2007 - Lunatic party @新宿高島屋 美術画廊
改装された店内をウロウロしていたら画廊が新しくオープンしていたので、何の気なしに覗いてみたら、そこに飾られている作品に驚きました。木彫を中心に活動をする作家、大森暁生氏の個展です。妖しくダークな雰囲気の作品群で凄い存在感があります。主に動物を題材とした作品で、その動物の動きを細く写し取った作彫ぶりも素晴らしいし、鏡面状のステンレス、そしてガラスを使用した作品もオリジナリティーに溢れています。今後、注目すべき作家です。

↓ 大森暁生 ↓
http://www.gaden.jp/arts/ohmori.html

↓ 新宿高島屋 ↓
http://www.takashimaya.co.jp/

細川護熙 数奇の世界展 @日本橋高島屋
次は日本橋の高島屋へ。第79代内閣総理大臣であった細川護熙氏が手懸けた陶磁器を中心とした作品の展示です。他に書や彫刻、漆絵など、その全てが素晴らしいものでした。これらは才能はもちろん、時間と財力があって出来ること、氏は良い人生を送ってらっしゃいますね。氏の家系である旧熊本藩主、細川家に伝わる古美術品を収蔵する白金台にある永青文庫の所蔵品も展示されていて、それらも興味深い品々でした。今度、永青文庫へも訪れようと思います。

↓ 日本橋高島屋 ↓
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/index.html?header

浮世絵 品川めぐり (前) @品川歴史館
浮世絵展なので、是非、見たいと思い、普段はあまり行くことのない処へ。もちろん展示してある浮世絵のほとんどが品川にまつわるもの。江戸の風流、風情、賑わい、人々の暮しぶり、昔の風景がわかる興味深く、面白い浮世絵の数々でした。中でも遊女、役者、芸者を画題とするのを禁じた天保の改革後に刷られ、壁の落書き風に役者を描いた歌川国芳氏の作品はまさにマンガの様で非常に楽しいものでした。あと、明治と言う新しい時代を迎えたのちの浮世絵も鉄道の開通など、当時の時代背景が映し出されていて興味深いです。ここ品川歴史館は茶室を備えたきれいな庭がある良い処でした。

↓ 品川歴史館 ↓
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html