こちらは茶室です。ビルの中にある茶室ながら本格的であり渋い佇まい、その反面、かなり独創的な「ディテール」と「素材」へのこだわりがある設計です。
せっかくなので目黒区総合庁舎の写真を数点アップしておきます。これがアールが非常に美しい螺旋階段です。
今日は美術展ではないのですが、かなり貴重で有意義な体験が出来ました。
目黒区総合庁舎 建築ガイドツアー 於: 目黒区総合庁舎
昭和を代表する建築家、巨匠のひとり村野藤吾氏の設計による目黒区総合庁舎 (写真・旧千代田生命本社ビル) の建築ガイド・ツアーへ参加しました。ビル全体を見るとかなり重厚な感じもする外観ですが、ガイドを聞きながらいろいろな処を見て廻ると、その設計は細部にまでデザインにこだわり、それを実際、忠実に具現化させた凄いものでした。3階正面玄関奥にある螺旋階段を筆頭にとにかく曲線=アールと使用素材へのこだわりは半端ではありません。あらゆるデザイン全てが本当にそれに基づいて行われています。呆れるほど凄いこだわり抜いた建築物でした。頂いたパンフレットに載ってる村野氏の言葉に「気付かぬところのディテールに注意して自分自身のディテールを持つように努力することが神髄だと思います。」とありましたが、まさに村野氏の設計理念がこの言葉に凝縮されていると思いますね。2003年1月に目黒区総合庁舎に変わったこのビル、竣工は1966年。施工費は当時の金額で60億円かかったそうで (現在の貨幣価値に換算した金額では現在、同じものは造れないとのこと!)、日本の高度経済成長期に於ける産物、こだわりを貫き通した村野藤吾氏の設計に対し、千代田生命が容認して造らせた、双方の「粋」の結晶と言える昭和の名建築なのです。このツアーは年に5回ほど行っているそうで、目黒区美術館が窓口になっています。ビル内には茶室や和室などもあり見所満載、興味のある方はサイトをチェックして是非、参加してみて下さい。見る焦点を絞った多コースがあるので自分もまた参加してみようと思います。
↓ 目黒区総合庁舎 ↓
http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/chosha/sogo/index.html
↓ 目黒区美術館 ↓
http://www.mmat.jp/index2.html
目黒区総合庁舎 建築ガイドツアー 於: 目黒区総合庁舎
昭和を代表する建築家、巨匠のひとり村野藤吾氏の設計による目黒区総合庁舎 (写真・旧千代田生命本社ビル) の建築ガイド・ツアーへ参加しました。ビル全体を見るとかなり重厚な感じもする外観ですが、ガイドを聞きながらいろいろな処を見て廻ると、その設計は細部にまでデザインにこだわり、それを実際、忠実に具現化させた凄いものでした。3階正面玄関奥にある螺旋階段を筆頭にとにかく曲線=アールと使用素材へのこだわりは半端ではありません。あらゆるデザイン全てが本当にそれに基づいて行われています。呆れるほど凄いこだわり抜いた建築物でした。頂いたパンフレットに載ってる村野氏の言葉に「気付かぬところのディテールに注意して自分自身のディテールを持つように努力することが神髄だと思います。」とありましたが、まさに村野氏の設計理念がこの言葉に凝縮されていると思いますね。2003年1月に目黒区総合庁舎に変わったこのビル、竣工は1966年。施工費は当時の金額で60億円かかったそうで (現在の貨幣価値に換算した金額では現在、同じものは造れないとのこと!)、日本の高度経済成長期に於ける産物、こだわりを貫き通した村野藤吾氏の設計に対し、千代田生命が容認して造らせた、双方の「粋」の結晶と言える昭和の名建築なのです。このツアーは年に5回ほど行っているそうで、目黒区美術館が窓口になっています。ビル内には茶室や和室などもあり見所満載、興味のある方はサイトをチェックして是非、参加してみて下さい。見る焦点を絞った多コースがあるので自分もまた参加してみようと思います。
↓ 目黒区総合庁舎 ↓
http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/chosha/sogo/index.html
↓ 目黒区美術館 ↓
http://www.mmat.jp/index2.html