早いもので今日で6月も終わり、今年も半分、過ぎてしまいました。まぁ、ホント、今年の上半期はグダグダで終りましたね。毎日、美術展通い三昧、御目出度い脳天気な日々を過してしまい、全くどうなんだか?! しかし下半期はやりますよぉ.......、やるつもりです、本業の音楽を。そんな訳ですが、美術展通いも続けますけど。で、今日はギャラリーを三軒ハシゴでした。
笹尾光彦展 伝承のいけばなを描く 於: Bunkamura Gallery
画家の笹尾光彦氏が華道家元池坊とコラボレイトした絵画+いけばな展です。華道教授、中村正和氏による素晴らしいいけばなの現物と池坊によるいけばなを笹尾光彦氏が描いた作品が並んでいました。一点の金屏風を除いて、他の全ての作品が真っ赤なバックに油彩でいけばなが描かれており、何だか不思議な雰囲気のポップ・アート、イラスト的です。池坊のいけばなは古くは狩野派の絵師達により描かれたそうですが、この笹尾氏の作品は、それらとはきっと全く趣が違うと思いますね。その頃は必然的に、例えば写真がある訳でもないので記録として、描かれたに違いないでしょう。笹尾光彦氏の作品は、やはりその様な主旨ではないと思いますので、面白い試みだと感じますが、どうなんでしょうか?! 池坊と謳ってなければ、何の注釈もなければ花を描いた静物画ですから。
↓ Bunkamura ↓
http://www.bunkamura.co.jp/index.html
小原里美★コラージュ展 インカローズ 於: Gallery Niepce
結構、イムパクトのある展示案内のポスト・カードを見て妙に気になったので訪れてみました。レトロ (昭和) 感とジャンク感が溢れる切り抜きコラージュの展示です。雑多なものが昭和期の雑誌から切り抜かれ貼り込まれた作品が壁に貼られ、それらはかなりゆるくて、とても面白いかったです。作家の小原里美女史は実は写真家の方でいろいろと話を伺えて楽しいひと時を過すことも出来ました。そしてファイリングしてある写真作品も見せて頂いたのですが、これがなかなか興味深い代物、良い写真の数々でしたね。カラー作品とモノクロ写真、ひとりの人が撮った様には思えない程、全然、違う質感と雰囲気を持った作品で興味深かったです。特にカラーものはレトロ感ある画面の紙焼をカラー・コピーした作品で、余計に古っぽい感じになって味わい深くなっていました。今度は小原女史の写真作品をしっかり見てみたいものです。そんな話しもしつつ、何より小原里美女史と話せたのは有意義な出来事でした。異業種、特に自分が興味を持っている方々と話すのは本当に楽しいことです。
↓ Gallery Niepce ↓
http://niepce-tokyo.com/
松井冬子について 於: GALLERY NARUMIYA
松井冬子女史の作品は、まぁ、とにかくキラーな日本画ですね。凄えです。松井冬子女史の画集が出版されたのを記念しての展示で、展示作品数は少ないものの、作品を直に間近に見ることが可能で貴重な体験出来ました。細部に渡り松井女史の高い技術力と筆致を鑑賞出来たし、松井女史の感性を垣間見ることが出来た様な気がします。実際にはかなりグロいものを描いているにもかかわらず、それらは美しく、またそれらに対し、まるで嫌悪感や変な違和感を感じさせない松井女史の才能、そして世界は素晴らしく、ヤバくて際どいです。松井冬子女史からは目を外せません。
↓ GALLERY NARUMIYA ↓
http://www.gallery-naruyama.com/
笹尾光彦展 伝承のいけばなを描く 於: Bunkamura Gallery
画家の笹尾光彦氏が華道家元池坊とコラボレイトした絵画+いけばな展です。華道教授、中村正和氏による素晴らしいいけばなの現物と池坊によるいけばなを笹尾光彦氏が描いた作品が並んでいました。一点の金屏風を除いて、他の全ての作品が真っ赤なバックに油彩でいけばなが描かれており、何だか不思議な雰囲気のポップ・アート、イラスト的です。池坊のいけばなは古くは狩野派の絵師達により描かれたそうですが、この笹尾氏の作品は、それらとはきっと全く趣が違うと思いますね。その頃は必然的に、例えば写真がある訳でもないので記録として、描かれたに違いないでしょう。笹尾光彦氏の作品は、やはりその様な主旨ではないと思いますので、面白い試みだと感じますが、どうなんでしょうか?! 池坊と謳ってなければ、何の注釈もなければ花を描いた静物画ですから。
↓ Bunkamura ↓
http://www.bunkamura.co.jp/index.html
小原里美★コラージュ展 インカローズ 於: Gallery Niepce
結構、イムパクトのある展示案内のポスト・カードを見て妙に気になったので訪れてみました。レトロ (昭和) 感とジャンク感が溢れる切り抜きコラージュの展示です。雑多なものが昭和期の雑誌から切り抜かれ貼り込まれた作品が壁に貼られ、それらはかなりゆるくて、とても面白いかったです。作家の小原里美女史は実は写真家の方でいろいろと話を伺えて楽しいひと時を過すことも出来ました。そしてファイリングしてある写真作品も見せて頂いたのですが、これがなかなか興味深い代物、良い写真の数々でしたね。カラー作品とモノクロ写真、ひとりの人が撮った様には思えない程、全然、違う質感と雰囲気を持った作品で興味深かったです。特にカラーものはレトロ感ある画面の紙焼をカラー・コピーした作品で、余計に古っぽい感じになって味わい深くなっていました。今度は小原女史の写真作品をしっかり見てみたいものです。そんな話しもしつつ、何より小原里美女史と話せたのは有意義な出来事でした。異業種、特に自分が興味を持っている方々と話すのは本当に楽しいことです。
↓ Gallery Niepce ↓
http://niepce-tokyo.com/
松井冬子について 於: GALLERY NARUMIYA
松井冬子女史の作品は、まぁ、とにかくキラーな日本画ですね。凄えです。松井冬子女史の画集が出版されたのを記念しての展示で、展示作品数は少ないものの、作品を直に間近に見ることが可能で貴重な体験出来ました。細部に渡り松井女史の高い技術力と筆致を鑑賞出来たし、松井女史の感性を垣間見ることが出来た様な気がします。実際にはかなりグロいものを描いているにもかかわらず、それらは美しく、またそれらに対し、まるで嫌悪感や変な違和感を感じさせない松井女史の才能、そして世界は素晴らしく、ヤバくて際どいです。松井冬子女史からは目を外せません。
↓ GALLERY NARUMIYA ↓
http://www.gallery-naruyama.com/