ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の和菓子 [平成二十二年一月十二日]

2010年01月12日 | japanese sweets
東京でも初雪が降り、とても寒い一日でした。やっぱり外出する気になれず、内勤していました。外出しなければ、しないで、何かとやることがあるものです。

ジャンボどら焼き 春木屋
昨日、宇都宮で購入したどら焼きです。写真を見て下さい。ご覧の通り、かなりの大きさ、まさにジャンボです。餃子を食べに行こうと街を歩いる時に見つけ、即買いしました。此処、春木屋さんはジャンボ大福もあって、大福がイチ押しの様ですが、どら焼きの方がより好きな自分は今回、どら焼きで。大きさから大味なのかと思いきや、香ばしい厚手のがわでトロッとした甘めの粒あんを挟み込んだ美味なものです。何と言っても、そのボリューム感溢れる「がわ」の食感がグッドです! この大きさで、この値段。コストパフォーマンスも高い、美味しいひと品でした。今度はジャンボ大福かな?! また、いつ宇都宮を訪れるかは分りませんが....?! ちなみの春木屋さんは喫茶処も営業していて、黒カレーが名物だそうです。こちらも食してみたいものです。

ジャンボどら焼き 575円

↓ 春木屋 (宇都宮) ↓
http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=1876

今日の和菓子 [平成二十一年十一月二十八日]

2009年11月28日 | japanese sweets
今日は名古屋からの戻り日。東京へ帰って来てから展示を観に行こうかとも思いましたが、明日は仙台へ行くので、諸々、やることもあり、ちょっと無理でしたね。で、名古屋で購入した菓子のご紹介を。

金シャチまんじゅう 元祖 鯱もなか本店
名古屋の象徴、名古屋城の天守閣に載っている「金の鯱」を型取った饅頭、と言うか人形焼きの様な菓子です。人形焼きよりガワが柔らかくてちょっと甘めのあんが入っている、なかなか美味なひと品。パッケージが可愛くて凝ってます。この菓子の製造元「鯱もなか本店」の最中も食べてみたいものですね。

金シャチまんじゅう (五個入り) 500円

↓ 鯱もなか本店 ↓
http://shachimonaka.com/

今日の和菓子 [平成二十一年十一月二十六日]

2009年11月26日 | japanese sweets
久しぶりに和菓子の紹介を。今日は虎屋赤坂本店へ展示を観に行った折り、折角なので「季節の生菓子」を購入して帰りました。

季節の生菓子 虎屋
それぞれに美しい意匠、凝った細工の上生菓子。右のふたつは今回の展示「虎屋・寅年・虎づくし」にちなんだ、展示期間中の赤坂本店限定菓子で名称は共に「寅」。虎の毛皮、その黄と黒の縞を表しています。左上は「蜜柑餅」、見た目通り、冬の果物「みかん」を型取った可愛らしい一品です。そして左下は「綾巻」で、その意匠は織物に由来しています。全て江戸の昔に考えられた生菓子、歴史があり。どれも上品な味の美味しい生菓子でした。下記、虎屋さんのサイトに各菓子の解説が載っていますので、是非、ご覧下さい。

季節の生菓子 各420円

↓ 虎屋 ↓
http://www.toraya-group.co.jp/

今日の和菓子 [平成二十一年七月五日]

2009年07月05日 | japanese sweets
一昨日、上野松坂屋地階食料品売場の出店で、ちょっと見た目がカワイイので思わず購入してしまいました。

小生菓子 菓心 たちばな
世田谷・千歳烏山にある菓子舖「 菓心 たちばな」製、子供に人気のある動物を型取った小さな生菓子です。うまく特徴を捉えて可愛らしいですね。まぁ、形は動物ですが、美味しい饅頭でしたよ!!

小生菓子 各84円

↓ 菓心 たちばな ↓
http://www.kashin-tachibana.jp/

今日の和菓子 [平成二十一年六月十六日] 今日は和菓子の日。

2009年06月16日 | japanese sweets
6月16日、今日は和菓子の日です。その謂れはコチラを。なので、久々に和菓子の紹介をします。

嘉祥万頭 花園万頭
新宿・花園神社横にある操業174年の老舗和菓子舗「花園万頭 」和菓子の日に因んだ嘉祥菓子、限定商品の紅白饅頭です。もっともシムプルで一般的なお饅頭ですが、上品な甘さのこしあんがもちっとした食感のがわに包まれた美味しいひと品でした。

嘉祥万頭 (二個入り) 168円

↓ 花園万頭 ↓
http://www.tokyo-hanaman.co.jp/

今日の和菓子 番外編 [平成二十一年三月十七日]

2009年03月17日 | japanese sweets
今日はライヴ仕事で大阪に来ております。出掛けの東京も温かでしたが、大阪も温い陽気、春が来ましたね。今日は大阪ネタでも、と思いながらもネタが拾えず、なので全く大阪感もなく申し訳ないですが、前々から温めていた和菓子ネタを披露します。

「どら焼き」考
最近、和菓子の記事を載せる機会が少なくなっておりますが、それは、結構粗方、美味しいものが分かってしまったので、あえて新しいものに手を出さず、美味しいと思われる菓子を繰り返し食しているからなのです。新しいものを食してないので、紹介する和菓子もない訳ですね。

で、今日は自分の連れである女流サクソフォーン奏者、岡村トモ子女史のブログ 3/2の記事を見て改めて「どら焼き」について考えてみました。

「どら焼き」は自分の和菓子嗜好趣味の中では「たい焼き」と並んで双璧を成す和菓子界に於ける二大巨頭です。自分は「どら焼き」を大好きです。ただ、「どら焼き」と「たい焼き」は、両方とも内部に「あん」が収められている和菓子でありますが、その食性が異なります。「たい焼き」は焼きたてアツアツを食べるもの。「どら焼き」は通常、常温保存したものを食する菓子であること。そう自分は定義します。そんなこともあって「どら焼き」は携帯食としても重宝すると思います。て言うか、自分の持論では「どら焼き」は携帯食にピッタリだと思うのですが?! 岡村トモ子女史もそんなことを述べております。

・ひとつでもボリューム感があり、腹に溜る。
・あんこの糖分は一気に血糖値を上げ、エネルギー源として効率が良い。
・安価である。(どんなに高くても一個200円まではしない。)

小腹が減って動きが鈍くなった時には持ってこいでしょう。そんなありがたい和菓子です、「どら焼き」は。

「どら焼き」はあん菓子であるので「あん」の良し悪しはもちろん美味しさの重要な要因ではありますが、「あん」に劣らず「どら焼き」に於ける大きなポイントが「あん」と共に「どら焼き」を構成するふたつしかない要素の片割れ「皮・側・がわ」です。(自分は「がわ」と表記します。) 「あん」にはいろいろな種類があるので (例えば粒あん・こしあん)、「あん」に負けず劣らずに「がわ」が「どら焼き」の美味しさを左右すると自分は考えます。

そんな「どら焼き」の「がわ」ですが、大きく分けて構造の違う3種類に分類出来る (写真参照!?) と思います。それは生地の成分と焼き具合の違いによって生じた違いだと思われますが、気泡が、

(1) 縦の筋状に入っているもの
(2) 泡状に入っているもの
(3) 横の層状に入っているもの

の3種です。この構造によって、それぞれにかなりの食感の違いが出ますね。自分の感覚では (1) は歯切れが良く、弾力がある食感、(2) がふわふわとした食感、そして (3) がモチっと食感に思えます。自分の好きな「どら焼き」のほとんどが (1) の「がわ」タイプのものなんですよ、これが。きっと、その歯応えの感じが好きなのでしょう。

てな訳で、自分のお気に入り「どら焼き」を挙げておきます。
まず、自分の中では既に殿堂入り、”The Best Of "どらやき" Of Universe!” と言えるのが

上野 うさぎや → http://www.tctv.ne.jp/usagiya/
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/dcf4076cabb150dbf0f35460b7a4ccc3)

です。何と言ってもここの「どら焼き」に勝るものはないと思います。別格です。しっとりと弾力のある「がわ」にちょっと甘みの強いトロっとした「あん」、絶妙なハーモニー。最強のおやつです。

そして、追随するのが、

いま坂どら焼 神馬屋 → http://www.dora-yaki.com/
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/dcf4076cabb150dbf0f35460b7a4ccc3)
特に此処の「こしあんどら焼き」は絶品です。

川越 亀屋 → http://www.dora-yaki.com/
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/ef3f554f62317550305deb1bc08fd61c)
亀の形をした「がわ」が特徴的な「亀どら」。あっさりとした甘さの「あん」がマル。

牛込中央通り 岡埜栄泉 → http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/0815.htm
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/c7808cc03a4adb9611c1cfce022dc9af)
かなりの厚みのある「がわ」が特色で、ボリューム満点の逸品。

辺りですね。
そして、他には、

日本橋 うさぎや → http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13003250/
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/7645448d2bc698092c0566758772c64a)
うさぎや分家店。上野に比べて「あん」の甘味が控えめで「がわ」が若干フワフワしたライトな感じです。

阿佐ヶ谷 うさぎや → http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131905/13000731/
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/f2ea4ae1e48229cb63d128dd6ad66ba8)
こちらもうさぎや分家店。うさぎや3店の中では「あん」の甘味、「がわ」の歯応えがが一番強いと思います。

笹塚 御菓子司 皐月 → http://www.sasahata.com/f018/index.html
(本ブログ: 過去ログ http://blog.goo.ne.jp/rakstonerecords/e/c5cddefbaf973a5e6f34e9ed7bcf5557)
かなりドメスティックな街の和菓子屋さんの品ながら、なかなか隅に置けない存在の美味な「どら焼き」です。

も自分のフェイヴァリットです。
あと、岡村女史が紹介している

中野 むさしの玉屋 → http://www.musashino-tamaya.com/

も美味しいし、前に岡村女史にもらった、彼女の故郷、山口県下関市の

巌流本舗 → http://www.ganryu.co.jp/index.html (だったと記憶する?!)

の珍しい白あんの「どら焼き」とかも美味いっす。

まぁ、自分の「どら焼き好き」は一生、続くことでしょう。

ビバ、どら焼き!!

※今度は「たい焼き考」、「大福考」とかも展開してみようかな?!

今日の和菓子 [平成二十一年二月五日]

2009年02月04日 | japanese sweets
今日は終始、スタヂオ仕事でした。なので、昨日、購入した和菓子を紹介します。とは言っても、コンビニにあったミニ羊羹ですが....。

YOHKAN 小倉・栗 ヤマザキ
このパッケージ・デザインにヤラれました。地球のイラストに日本宇宙食「YOHKAN」ですよ!! 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) より、国際宇宙ステーションで活動する日本人宇宙飛行士に提供する「日本宇宙食」に認定されたヤマザキの「一口ようかん」です。羊羹を “YOHKAN” って、あーた、ど~なの?! 中身は至極、真っ当な美味しい羊羹でした。

YOHKAN 小倉・栗 各105円

↓ 山崎製パン 日本宇宙食「YOHKAN」↓
http://www.yamazakipan.co.jp/feature/080401-yohkan/index.html

今日の和菓子 [平成二十一年一月七日]

2009年01月07日 | japanese sweets
今日は平成二十一年のお正月にピッタリの生菓子三種をご紹介。

のどかな朝・誕生の時・双葉饅 とらや
老舗大店、虎屋さんの新作生菓子三種です。「のどかな朝 (写真上)」は羊羹製で今年の干支、牛の顔を型取ったもの。「誕生の時 (右)」は薯蕷製で小倉餡入りのお饅頭。「誕生の時 (下)」は桃山製で親子の手を表したかわいらしい生菓子です。どれも新春にふさわしく、そして味の方は、そこは虎屋さん、間違いありません。今月15日まで販売されているそうです。

のどかな朝・誕生の時・双葉饅 各420円

↓ 虎屋 ↓
http://www.toraya-group.co.jp/

今日の和菓子 [平成二十年十二月八日]

2008年12月08日 | japanese sweets
今日、日中は事務所整備の続き、ブラインドやらプリンターなどの設置に時間を費やしたので美術展はパス。夜は吉祥寺のスターパインズ・カフェへムードメイカーズでもお馴染みのサックス吹き、西内徹氏率いるチンドン・ビッグ・バンド的な「西内隊」が出演するイヴェントへ。このイヴェント、サックス奏者の故篠田昌已氏の生誕50年に因んだもの、篠田氏所縁のアーティストの方々が集っていました。西内隊の演奏、パワーと温かみがあり、楽しくて涙が出そうでした。音楽と言うものは本来、こう言うものだと改めて感じましたよっ。暫くぶりに再会した元じゃがたらのOTOさんの演奏、そして20数年ぶりに見た竹田賢一氏の「A-MUSIK」、何だか感動しましたね。自分は、明日からまた頑張れる、と思いました。

で、久しぶりに和菓子の紹介でも。

のらくろどら焼き・のらくろさん 森下 伊勢屋
一昨日、漫画「のらくろ」の作者、田河水泡氏所縁の地、森下の伊勢屋さんで購入した、のらくろの顔が焼き印された和菓子です。左のどら焼きはがわが硬めで歯応えがあり、餡が程良い甘さ。右ののらくろさんは胡麻風味の餡がオツな饅頭。見た目ばかりではなく、味の方も美味な逸品でした。見て楽しめ、食べて美味しい、お土産に持ってこいの品ですね。

のらくろどら焼き・のらくろさん 各158円

↓ 森下 伊勢屋 ↓
http://www.ntv.co.jp/burari/010922/info06.html

今日の和菓子 [平成二十年十月十九日]

2008年10月19日 | japanese sweets
前回は6/12だったので、これまた久々に和菓子の紹介です。

月見饅・兎饅 とらや 東京ミッドタウン店
6/12の記事に続いて老舗「とらや」さんの限定菓子です。昨日、仕事で東京ミッドタウンを訪れた時に購入しました。現在、此処、 とらや東京ミッドタウン店のギャラリー・スペースでは「月と暦展」と言う暦、季節ごとに古来から作られて来た和菓子の紹介・展示が開催されています。この「月見饅・兎饅 」は、その展示にちなんで作られ販売されているもの。 月見饅がこしあん、 兎饅が粒あん、がわがもっちりとした食感で、上品な甘さのあんこ、とても美味しい薯蕷饅頭です。月見饅はかつて宮中などで、旧暦6月16日に成人の儀式として「月見」が行われ、その時に使われて饅頭をもとに作っているそうです。興味のある方は是非、11/10まで行われているので「月と暦展」を訪れてみて下さい。それに合わせて隣りの虎屋菓寮で一服するのも良いかと思いますよ。写真は店頭に陳列されているものを許可を得て撮影しました。

「月と暦展」限定菓子 月見饅・兎饅 1,050円

↓ とらや ↓
http://www.toraya-group.co.jp/