今日の美術展 [平成二十年五月四日]

せっかくの連休なのにはっきりしない天気でイヤですね。小雨も降ったりして....。で、今日も東京タワー (写真) です。

名所誕生 - 飛鳥山で読み解く名所プロデュース　於: 北区飛鳥山博物館
江戸の昔から現在も桜の名所と知られる北区飛鳥山の成立ちについて詳しく紹介した展示です。江戸時代に桜の木が1,000本植樹され整備された行楽地、飛鳥山のことを多方面から、いろいろとかなりこと細かく解説しているとても興味深い企画展でした。特に自分としては飛鳥山にまつわる事柄を描いた浮世絵が多く展示されていたので嬉しい思いでした。中でも歌川広重氏の筆による飛鳥山を題材とした作品が多数あり、それらを見比べてみるのが面白かったです。それだけ浮世絵が多いのは如何に飛鳥山が人気の行楽地であったと言うことを物語っていますね。この展示で江戸庶民の風俗やどの様にして飛鳥山で過したかが良く分りました。

↓ 北区飛鳥山博物館 ↓
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/museum/

近代製紙産業と王子　於: 紙の博物館
お隣の紙の博物館では、ここ王子に於いて発展を遂げた製紙業にまつわる展示を行っていました。こちらもご当地もの、しかもかなり渋い内容で、またまた興味深い企画展です。現在、王子の地には製紙会社の工場は残っておりませんが、1875 (明治8) 年に抄紙会社 (現 王子製紙) が設立され工場を設立してから王子は近代製紙業の発展の場となったのです。当時は工場の建物までもが王子の名物だったそうで、飛鳥山から見た工場が描かれた浮世絵や絵画が残っているほどでした。紙もの好きな自分にとっては、この近代製紙業の成立ちとか諸々、かなり関心をそそられる展示でした。ちなみに此処、紙の博物館は元々、東京大空襲で焼け残った王子製紙工場建物のひとつに開設されたそうです。

↓ 紙の博物館 ↓
http://www.papermuseum.jp/

渡辺葉子の世界展　於: 東京タワー 3F Screen Lounge THANK
自分の友人から案内を頂いて見に行ってきました。友人の知り合いの作家による作品展です。人形、オブジェからアクセサリーまでいろいろな作品があり、それらの全てが渡辺葉子女史独自の世界観で創られていると思いました。かなりコテコテ感のある作品ばかりで自分の趣味にはちょっと....、と言う感じではありましたが、独創的な作風には好感が持てます。招き猫のシリーズとかはちょっと気に入りましたね。

↓ Screen Lounge THANK ↓
http://www.geocities.jp/thank_brainet/index.html

↓ 渡辺葉子の世界展 ↓
http://www.brainet.co.jp/art/yokowatanabe/

明日は休日前の [TIGHTEN UP! in May 2008]

TIGHTEN UP! in May 2008

久々に告知します。
明日の晩は相も変わらず毎月第一月曜日にマイ・ペースで続けている自分が選盤・皿廻しを行う一夜 "TIGHTEN UP!" です。

で、明日は滅多に来ない休日前の月曜日!!? 普段、平日の月曜日で次の日のことを考えると行けない、と言う方ばかりだと思いますので、是非、皆様、明日はおいで下さいませ。

いつもの様にスカ、ロック・ステディからルーツまでジャマイカン・オールディーズ・ミュージック、そしてレゲエのルーツ・ミュージックであるR&B、ソウル、ラテンなどをのんびりとプレイします。是非、皆さん、遊びに来て下さい。お待ちしてます。

TIGHTEN UP!
play Jamaican Wicked Oldies Musics & Roots Of Jamaican Musics
selectors: 山口'Gucci'佳宏 (RAKSTONE Records) & BIN-BIN (CLUB JAMAICA)
@西麻布 CLUB JAMAICA　03-3407-8844　
www.club-jamaica.com
5 May. '08 [毎月第一月曜日]
open: 22:00　adm: 1,000円 (w. 1 drink)